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商品説明
「管理人」の文字を「菅直人」と読み間違えたエピソードから、体調の急変で倒れ救急車で運ばれた話、乳ガン手術まで。「老い」をテーマに綴った、笑いと涙満載のエッセイ27編を収録。『本の窓』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
老いゆく日々を笑いに変える前向きエッセイ
恋愛のエキスパートとして女性向けエッセイも多い著者が、今度は自らを題材に「老い」を綴る。歳を重ねることを怖れず抗わず楽しむ術が満載の「人生の教科書」ともいえる前向きエッセイ全27編。
皮膚科では「老人性」を連呼され、老眼鏡は片時も手離せなくなり、病院の予約時間はすっかり勘違い、数々の言い間違いに物忘れ……。著者が「老い」を実感した出来事が、次から次へと、ときに毒舌を交えながら軽妙に綴られていきます。
フェイスブッックのメッセージの「管理人」の文字を「菅直人」と読み間違えたエピソードや、若いショップ店員に「ジーパン」と言っても通じず、「デニムですね」と言い換えられて衝撃を受けた話などなど、クスッと笑える話題が満載。その一方で、体調の急変で倒れ救急車で運ばれた話や、自身の乳ガン闘病記まで、考えさせられる話もぎっしり。乳がん闘病記では、告知から術後までの事象と心の動きが、時間軸を追いながら克明に綴られています。ひとつ間違えば重くなりがちなテーマながらときに笑いまで誘うのは、筆者の軽妙な筆致のなせる業。
「ああ、あるあるある」と共感したり、思わず声を出して笑ってしまったり、時にはホロッと泣けたり。
さらに、同じく著名な漫画家である夫君も頻繁に登場し、格好の題材に。共に歳を重ねたからこその絶妙な掛け合い、いつのまにか逆転した!?夫婦の力関係など、偽らざる夫婦関係も垣間見えて、それがまた、深い味わいを加えています。
「老い」が愛おしくなる一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者と同年代、または年上の読者には「あるある!」が満載。うなずいたり、笑ったり、ほのぼのしたり……、読んでいるうちに、気持ちがどんどん元気になってきます。
また、これから「老い」を迎える方にも、是非読んでいただきたい一冊です。日頃はネガティブに感じる「老い」も、笑えるポジティブなものに感じられる意識改革が起こるはずです。
老いること、歳をとることを憂いている友人や知人へのプレゼントにもおすすめです。
【商品解説】
目次
- 一 老いては夫を従え
- 二 アジサイとアサガオ
- 三 青春返りの、ススメ
- 四 アナログ脱却のタイミング
- 五 身体に優しい服をもとめて
- 六 気持だけ少年・少女
- 七 頭ではなく身体に聞け!
- 八 若いつもりは、脳の見栄
- 九 分別すらも忘却して
- 十 五十過ぎてからのデジタル
著者紹介
柴門ふみ
- 略歴
- 〈柴門ふみ〉1957年生まれ。徳島県出身。漫画家、エッセイスト。代表作に「あすなろ白書」「東京ラブストーリー」「同窓生」など。また、恋愛のエキスパートとして女性向けのエッセイ著書も多数ある。
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ネタは良いのに
2017/01/08 21:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気漫画家であり、エッセイストの肩書も持つ。が、文章力はイマイチ。面白いネタがいくつもありながら、生かし切れていない。帯には「ほろりとさせられる」とも書かれているが、そうした感情は起きない。これまた筆力不足か。漫画家として売れると、こうした本も出せる…羨ましい限り。