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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2017/02/24
- 出版社: 講談社
- サイズ:25×27cm/35p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-06-219475-4
紙の本
ながいながい骨の旅
著者 松田 素子 (文),川上 和生 (絵),桜木 晃彦 (監修),群馬県立自然史博物館 (監修)
私たちの体の中にある骨。その旅をたどりなおす科学絵本。骨をもたなかった生きものが進化し、骨をもつようになった歴史や、骨の重要な役割などを紹介します。骨をめぐるむかしむかし...
ながいながい骨の旅
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商品説明
私たちの体の中にある骨。その旅をたどりなおす科学絵本。骨をもたなかった生きものが進化し、骨をもつようになった歴史や、骨の重要な役割などを紹介します。骨をめぐるむかしむかしの大ニュースも掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
●日本子どもの本研究会「第2回作品賞」受賞!
●絵本学会2018年「BOOK END」が選ぶ「次世代に残したい絵本(国内絵本)」!
●2019年度児童福祉文化賞受賞!
「骨の旅」をたどりなおしていくことは、私たちと、たくさんの生きものたちとのつながりを、みつけなおす旅でもあるのです。
どんなことにも「はじまり」というものがあります。「はじまり」があるから「いま」がある。「遠いところ」や、「はるかな時」のことを考えるのは、「いま」とか「ここ」とか「じぶん」とか、そういうものを知りたいからだと思ってきました。
この絵本は「科学絵本」と呼ばれる分野に入るかと思います。でも、私がほんとうに伝えたかったことは「知識」ではありません。願ったことは、「いま」「じぶん」が「ここ」にいることが、どれほどかけがえのないことなのか、それを感じてほしいということでした。人間同士だけではなく、あらゆる生き物がつながりあっている、その「つながり」に対する感覚や想像力こそが、これから最も大切なことだと思えてなりません。「骨の旅」とは、私たち自身の、そして、私たちとたくさんの生き物たちとのつながりを見つけなおす旅でもあるのです。
(著者コメント)【商品解説】
著者紹介
松田 素子
- 略歴
- 〈松田素子〉1955年山口県生まれ。編集者、作家。
〈川上和生〉1959年北海道生まれ。北海道デザイナー専門学院卒。デザイン会社勤務を経てフリー。絵本に「やまなし」など。
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紙の本
あたりまえではない 驚きと感動の骨の旅
2021/11/23 18:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「私たちの体の中には、骨があります。
あなたはそれを、あたりまえだと思っていませんか?」
一ページ目の一番最初にこう書いてありました。
骨!
あたりまえじゃない!
そう言われたら、そうです。
確かに。
この一冊には、骨がたどってきた長い長い旅の話が分かりやすく説明されています。
まずは約46億年前の宇宙の中に地球が生まれたところから。
それから海ができ、
海の中に単細胞生物が誕生し、
それが多細胞生物に。
カンブリア紀のアノマロカリスも登場します。
そうして背骨の始まりのようなものをもつ生き物が…。
はてしない進化を繰り返して、
骨の長い長い旅が紹介されます。
私たち人間まで続いていく骨の旅。
母の胎内で育ち、この世に誕生し、
それから自分の骨に支えられて歩きだす…。
知れば知るほど、この進化と事実が神秘的で感動的です。
イラストも豊富で、ぐんぐん引き込まれてしまいます。