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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/02/08
- 出版社: 北海道大学出版会
- サイズ:22cm/355,20p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-8329-6826-4
- 国内送料無料
紙の本
記憶と追悼の宗教社会学 戦没者祭祀の成立と変容
著者 粟津 賢太 (著)
ナショナリズムが、いかに「死」を正当化したのかという問題を、戦没者にいかに対処してきたのかという問題であると読み替え、戦没者の追悼や顕彰、慰霊の問題として考える。【「TR...
記憶と追悼の宗教社会学 戦没者祭祀の成立と変容
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商品説明
ナショナリズムが、いかに「死」を正当化したのかという問題を、戦没者にいかに対処してきたのかという問題であると読み替え、戦没者の追悼や顕彰、慰霊の問題として考える。【「TRC MARC」の商品解説】
本書では,戦没者の慰霊・顕彰を,ナショナリズムの文化的側面の中でも死を正当化する観念を再生産する社会的装置およびそれに関連した言説の問題として考察する。具体的には英国のウォー・メモリアルや英連邦戦死者墓地、日本の招魂碑や忠魂碑などの戦没者追悼・記念施設と,それらを中心とする追悼儀礼や言説を研究対象とし,集合的記憶研究の中に位置づけ直す。
これにより,ナショナリズムや集合的記憶が,社会学や人類学の研究としていかなる理論的な位置にあるのかを明らかにし、個別の教会や教団を越えて存在する社会の宗教性という次元を,宗教社会学の視点から扱う。
【商品解説】
目次
- はじめに
- 一 追憶の共同体
- 二 ナショナリズム研究における宗教社会学的な問い
- 三 本書の対象と方法
- 第Ⅰ部 理論編
- 第一章 集合的記憶のポリティクス
- 一 集合的記憶の問題系
- 二 多声的な歴史と記憶のポリティクス
- 三 文化システムとしての集合的記憶
- 四 沖縄県における戦没者記念施設
著者紹介
粟津 賢太
- 略歴
- 〈粟津賢太〉1965年神奈川県生まれ。創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。上智大学グリーフケア研究所特別研究員。専門は宗教社会学・宗教人類学。博士(社会学)。
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