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商品説明
『ニューヨーク・タイムズ』から絶賛され、アメリカで20年間踊り続けた達人が、いま日本のダンサーのために闘っている。なぜ? なにが問題なのか? 天才ダンサー久保紘一の半生記。ハイライトシーンを収録したDVD付き。【「TRC MARC」の商品解説】
著者の久保綋一は両親ともバレエダンサーの過程に生まれ、英才教育を受け、比類ないテクニックをもつダンサーとして成長した。
だが、クラシックバレエ界で理想とされる身長ではなかったため、役柄に恵まれず、18歳で活路を求めて単身渡米。
本書の前半では、実力主義のアメリカで、彼の才能をフル活用する芸術監督と、背格好がピッタリの愛らしいパートナーに出会えた著者が、「ブラボ!」の喝采を浴びる売れっ子プリンシパルになるまでの苦悩と喜びが語られている。NY公演のたびにニューヨーク・タイムズから絶賛され、ダンス・マガジン誌の表紙を飾り、特集記事を組まれた久保綋一の活躍ぶりには瞠目させられる。
後半では、20年後に帰国したいま、昔と変わらない日本のバレエ界の現状に唖然とする彼が、ダンサーたちが安定した収入を得て職業人として生きて行ける、アメリカに似た環境を整えようと立ち働く姿が描かれている。日本の何が、どこが問題なのか? 変革はできるのか?
資料付録のDVDには、著者が踊ってきた作品から抜粋編集したハイライト集として84分の貴重な動画が収録されている。【商品解説】
目次
- 第1章 バレエファミリーに生まれて
- 第2章 コンクール荒らし
- 第3章 いざ、モスクワ!
- 第4章 ニューヨーク、そしてボストン
- 第5章 コロラド・バレエ団
- 第6章 ライフ・イン・デンバー
- 第7章 ぼくのパートナー
- 第8章 増え続けるレパートリー
- 第9章 バレエ人生の激動期
- 第10章 退団の決意
著者紹介
久保 紘一
- 略歴
- 1972年10月、東京生まれ。元コロラド・バレエ団プリンシパルダンサー。1989年、16歳で第6回モスクワ国際バレエコンクールのシニア・ジュニア男女混合ソロ部門でトップの成績を獲得。1991年2月、18歳でボストン・バレエ団のゲストとして踊り、8月に再渡米し、以来アメリカで踊り続けた。帰国後、2012年からNBAバレエ団芸術監督を務める。平成26年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。
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