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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/01/20
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/232,4p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-431637-4
新書

紙の本

ロシア革命 破局の8か月 (岩波新書 新赤版)

著者 池田 嘉郎 (著)

ロシア革命から100年。これまで革命の障害のように見なされてきた立憲主義者・自由主義者らの奮闘に光をあて、新たな社会を模索した人びとが当時に賭けていた思いや挫折を臨場感あ...

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ロシア革命 破局の8か月 (岩波新書 新赤版)

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商品説明

ロシア革命から100年。これまで革命の障害のように見なされてきた立憲主義者・自由主義者らの奮闘に光をあて、新たな社会を模索した人びとが当時に賭けていた思いや挫折を臨場感ある筆致で描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

革命から一〇〇年。立憲主義・自由主義者らの奮闘と挫折を臨場感ある筆致で描き出し、革命の今日的意味を考える。【本の内容】

著者紹介

池田 嘉郎

略歴
〈池田嘉郎〉1971年秋田県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程取得。同大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は近現代ロシア史。著書に「革命ロシアの共和国とネイション」がある。

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

臨時政府の「革命」

2017/01/30 20:47

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年はロシア革命(及び「10月のクーデター」)から100周年なので、似たような本が何冊も出ると思うが、この本の主人公は主にカデットをはじめとする臨時政府を率いた人々である。ツァーリの退位とミハイル・アレクサンドロヴィチ大公の即位の辞退からボリシェヴィキと左派エスエルによる「十月革命」への道は、ちょうどトロツキーの「ロシア革命史」で書かれた時期に当たる。良くも悪しくもロシア帝国を束ねていたツァーリの退位がロシアという国家を崩壊させるきっかけとなったが、臨時政府を率いた人々は、そこまで考えられなかっただろう。リューリク朝の滅亡からミハイル・ロマノフの即位に至るスムータが、まさしく重なる。そのスムータへの道を淡々と書いている。
 ツァーリと帝政の評判がよくなかったから亡命を受け入れる国々がなかったにしても、ケレンスキーが「ロシア革命のマラーにならない」と分かっていた事がボリシェヴィキには分からなかった。ボリシェヴィキが国家をドイツ軍に売ってまでして権力を掌握しようとした集団なのに、エスエルやメンシェヴィキをはじめとする社会主義者達は「革命の同志」だと錯覚していた。この本の言い方を借りれば善意で、有り体に言えばボリシェヴィキの本質を見抜けなかった革命家達の無能ぶりが出ている。ソルジェニーツィンが「収容所群島」で批判しているように経済事情が良くない時代のソ連の監獄に投獄されていた革命家達が自分達の特権を守る為に「闘争」をしていたのが、彼ら彼女らの実態と言えるだろう。ただ、これはヒトラーの政権掌握にも言える事だが、ボリシェヴィキの独善性と暴力支配を知った後世の立場から当時の人々を論じるのは危険だと思う。「人民大衆」はボリシェヴィキの恐怖政治より臨時政府の復活(または帝政復古)の方が結果的には良かったのに、まだ見ぬ「一党独裁」と「収容所群島」より存在していた権力の復活を恐れていた。
 二月革命からボリシェヴィキの勝利に至る時代は「諸民族の牢獄」と言われていたロシア帝国から諸民族が独立を目指した時代とも言えるが、この本の舞台がペトログラードで新書版では収まりきれないので、取り上げられているのはヨーロッパに限定されている。
 カデットから社会主義者へと権力が移行する臨時政府ではボリシェヴィキの独裁を防ぐには軍人達による独裁しか方法がなかったと思うが、国内戦での過程を見ていると無理だったのは分かる。軍人達もムスタファ・ケマルのような「ガリポリの英雄」という名声とカリスマ性を持った人がいなかったし、スペイン戦争でのフランコ将軍のような反共の一点しかなかった国民戦線を無理矢理自己を中心とした発想もなかった。

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紙の本

二度の革命

2022/05/16 11:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシア革命はレーニン達が主導して一度で帝政を倒し社会主義の新しい制度で国を創った感があったが本書を読んで実は二度の革命があったことを知った。ロシアの歴史には常に上層階層と下層階層があり帝政が倒れた後ではこの二つの階層が対立し立憲主義が立ち上がらずに武力蜂起によりソビエトの母体が誕生した。著者は、「人や物や情報、資本の流動化がすればそれだけ親しんだ価値観や生活と新しい環境とのずれは大きくなる」経済格差のギャップが大きくなればイデオロギーに関係なく極端な形で現れると。今の時代を表している感がある。他国にいわれなき理由を持って軍事侵略を行っている大統領には古い体制の価値観が流れているのだろう。

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紙の本

無能な味方

2017/02/28 10:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーク - この投稿者のレビュー一覧を見る

打倒されてしまった臨時政府の側にスポットを当てた本書であるが、その後半部はドラマのようなスリリングな展開であった。
殊に一人の善意を持った人物が繰り広げる「狂言」によって臨時政府の実力者が分裂し結果として臨時政府を崩壊に導いた事例は、無能な味方の恐ろしさを端的に表している。

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紙の本

わかりやすい

2022/10/01 21:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシア革命の真相が、分かりやすく解説されていてよかったです。今から100年以上前のことに、興味を持つことができました。

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紙の本

新たなロシア革命像

2019/10/03 13:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:燕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1960~70年代頃に語られていたロシア革命像は、帝政崩壊と臨時政府の成立をもたらした二月革命は中途半端な革命に過ぎず、ボリシェヴィキが民衆を率いて権力を獲得した十月革命こそが、真の革命であったというものだった。ボリシェヴィキが革命の勝者であったため、彼らを中心とす
る史観になったとは思うが、この史観の根底にあるのは、社会主義という理想は正しく、革命を進歩を促す肯定的な出来事ととらえる考え方だった。
しかしながら、こういった「歴史は進歩する、その原動力は民衆である」という歴史観は、現代の我々の目でみると、余りに単純過ぎ、余りに楽観的過ぎる気がする。構造主義人類学を少しでも
齧ったことのある者には、個々の社会・時代は、それぞれが固有のシステムなのであって、必ずしもより新しい時期にあるものの方が進んでいるとは言えないことは自明だ。
革命とはシステムの崩壊であり、とりわけ1917年のロシア革命は、社会秩序全体が崩壊するような破局に他ならない。二月革命により、システム全体の軸であった専制君主が消滅することで始まり、それとともに、地主や工場長や将校といった指導層が、専制君主に源を発する家父長的な権威を振るうことで、民衆を服従させるというシステム全体の解体が生じた。その結果、民衆は統御されることなく街頭に溢れ、自分たちの要求を実力で実現し始めた。この民衆の波に乗ったのがボリシェヴィキであり、逆に臨時政府は民衆の波を、西欧流の法規範の枠にはめようとした。二月革命に始まる臨時政府のそうした8か月の苦闘を、これまで顧みられなかった自由主義者や穏健社会主義者(メンシェヴィキ・エスエル)などに焦点を当てて描いたのが、本書である。
臨時政府を主導した自由主義者は、政府や官僚団と対峙して社会改革を目指す勢力である「公衆」と強く結び付いていた。彼らは、社会の上層にいる改革志向のエリート層だった。臨時政府が穏健社会主義者の政府参加を求めたのも、社会主義者によって代表される「人民」の支持が必須だったからだ。
自由主義者と穏健社会主義者の連合を通した「公衆」と「人民」架橋の試みも、二者の懸隔・亀裂が埋めようもなく大きく、臨時政府挫折の答えは「二月革命の最初から出ていたと言ってよい」。
 また、臨時政府はあまりに深く西欧諸国と結びつき、あまりにも柔和であったとした上で、これに対するボリシェヴィキは「いざ政権を獲得してからは、躊躇なく民衆に銃口を向けることができるだけの苛酷さをもっていた」。要するに柔和に過ぎて民衆に対して苛酷になれない勢力は政権を維持できず、とことん苛酷になれる勢力の方が成功したということになる。
 しかしながら、十月革命によって打ち立てられた社会主義が民衆の要望と全く異なるものだったと主張されているわけではない。むしろ、私的所有権や市場経済を否定する新しい経済秩序は「民衆の規範に適うものものであった」。実際問題として、二月革命の時点ではソヴィエト内少数派だったボリシェヴィキは夏から秋にかけて急速に大衆的支持を広げていた。「十月革命は、形式上は軍事クーデタのようであったが、首都をはじめ各地の労働者と兵士はそれを歓迎した。その意味では、それは革命の名にふさわしかった」。
 問題は、民衆の要望に応え、民衆の支持をある程度確保する形で政権を握った勢力の政策が、その後、民衆に銃口を向けざるを得なくなるというパラドクスにある。民衆の要求をそのまま支持することが民衆のためになるわけでもなければ、経済や文明を進歩させることにも貢献しないのではないかという深刻な問いをはらんでいる。

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いろんなifを考えてしまう

2019/01/28 14:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシア革命については、あまり知識がないものだからロマノフ王朝最後の皇帝、ニコライ2世がロシア革命が始まったとたんにボルシェビキの連中に銃殺されてしまったとばかり思っていた。この革命についての私の知識は、イングリットバーグマンがアナスタシア皇女を演じた「追想」やオマーシャリフの主演の「ドクトルジバゴ」から強く影響されているので単純にインプットされてしまっているのだが、じつは4月革命で王政が廃止され自由主義者と社会主義者による連立政権が樹立されたあとに、10月革命によちボルシェビキが政権を奪取してしまったという過程があったことを初めて知った。ifというのは、もちろんありえないことだけど共産党独裁政権にならずにすんだ場面というのは何度かあったのだと考えさせられた

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ロシア革命100年

2017/01/30 17:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシア革命から今年で100年になります。それもあって本書が世に出たのでしょう。考えて見れば、何巻もある世界の歴史の1冊としてロシア革命は出てきますが、新書や文庫の単体でロシア革命についての本は、少ないです。本書は、ロシア革命の経過が生き生きと描かれています。お勧めです。

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2017/01/26 14:13

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2017/02/06 18:31

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2017/09/05 20:57

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2017/02/12 11:20

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2017/05/22 06:33

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2017/07/28 17:17

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2018/11/02 20:20

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