「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
大晦り (文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
著者 佐伯泰英 (著)
老いを痛感した小籐次だが、熱海での湯治を経て復調。そんな中、火事騒ぎが起きる。2人の遺体と消えた娘。老中の密偵に乞われ娘探索に加わった小籐次を、八代吉宗にまで遡る怨念と暗...
大晦り (文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
大晦り 新・酔いどれ小籐次(七)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
老いを痛感した小籐次だが、熱海での湯治を経て復調。そんな中、火事騒ぎが起きる。2人の遺体と消えた娘。老中の密偵に乞われ娘探索に加わった小籐次を、八代吉宗にまで遡る怨念と暗闘が待ち構えていた。シリーズ第7弾。【「TRC MARC」の商品解説】
落馬して打撲傷を負った小籐次は、久慈屋夫妻、おりょうとともに熱海に湯治に行ったことで恢復し、以前と変わらぬ生活を送れるようになっていた。
そんなある日、瀬戸物町で火事騒ぎが起こり、そのさなかに料理茶屋の娘が行方知れずになった。そもそも火事騒ぎはどうやら付け火で、焼け跡から二人の男の焼死体が出ており、男たちは御庭番だという。火をつけた上に金を盗む賊徒たちを追って、逆に殺されたようだ。そして行方知れずの娘は、その現場を目撃したことで攫われたのかもしれないという。
町奉行所も火付盗賊改も御庭番を殺した賊徒の探索を優先しており、行方知れずの娘には関心がない。老中・青山の意を受けたおしんに口説かれ、小籐次は娘の救出に乗り出す。その結果、小籐次は〝陰の者〟たちと死闘を繰り広げることになった――。
新シリーズ書き下ろし、第7弾。【商品解説】
火事騒ぎのさなかに若い娘が行方知れずになる。焼け跡からは御庭番の死体が。事件を目撃して攫われたかもしれない娘を小籐次が救う!【本の内容】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
大晦りを読んで
2017/03/29 10:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:高山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は火事のどさくさに紛れて料理茶屋よもぎの娘おそのが行方不明になる。この救出劇に息子の駿太郎がクロスケと共に活躍する。拉致現場を見つけ出し、無事娘が解放される。後半は壺振りのおくめが悪徳旗本板倉家の殿様にからんだ勝負に小藤次の願いで負けを請け負い、安物のめし茶碗と思われる瀬戸物と多額の借財プラス5百両と交換する。この茶碗とんでもない名器であることがおりょうの親の見込みで予め予測されていた。実物は3千両でも買えない名器であったとの落ちで終わる。
紙の本
大事件ばかりではなく。
2017/12/10 15:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻からの人のつながりが市井の人々の問題を呼び込み、大事件と大事件の隙間を埋めるように日常を点描していく。
時期が時期なので、前巻より先に手に取って読んでみた。