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検察側の罪人 下(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 9件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/02/10
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/306p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-790785-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

検察側の罪人 下 (文春文庫)

著者 雫井脩介 (著)

時効事件の犯行は自供したが、老夫婦刺殺事件については認めない松倉。検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、新たな証拠が発見される。だが、松倉の犯行と確信できない沖野...

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検察側の罪人 下 (文春文庫)

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商品説明

時効事件の犯行は自供したが、老夫婦刺殺事件については認めない松倉。検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、新たな証拠が発見される。だが、松倉の犯行と確信できない沖野は、最上と袂を分かつ決意をし…。【「TRC MARC」の商品解説】

老夫婦殺人事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人が。執念を燃やす検事・最上だが、後輩の沖野は強引な捜査方針に疑問を抱く。【本の内容】

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2017/03/03 14:28

投稿元:ブクログ

雫井脩介は当たり外れがあるのか、相性が悪いのか、たまにまったく頭に入らない作品がある。これがそうだった。下巻に入ってもあんまり盛り上がらず。。。結局何だったのかよく分からない。

2017/03/18 19:52

投稿元:ブクログ

1人の優秀な検事が自己満足のために、罪を犯す話。
権力者が自分の怒りを晴らすために、その力を発揮すると、一瞬にして冤罪が作られる。
若手の検事は、そんな検事という仕事に疑問を持つ。しかし、これはたまたまだろう。もし他の検事だったら、そのまま闇に埋もれてしまったに違いない。
事の大小の違いはあれど、現実にもこんなことがあるかも知れないと思うと、恐ろしくなった。
HEROに出てくるような検事ばかりではないという事だ。

2017/02/28 21:59

投稿元:ブクログ

長い割にはすべてが中途半端な感じ。内容は題のまんまで工夫がなく、オチも平凡すぎると思う。そもそも、本書で筆者がなにを描きたかったのか理解できなかった。

2017/02/16 21:02

投稿元:ブクログ

雫井脩介『検察側の罪人 上』文春文庫。

上下まとめて。

評判の高い作品ということで大いに期待した。最初に誓っておくと、雫井脩介の作品は、ほぼ全て読んでいるので嫌いな作家ではない。寧ろ好きな作家の一人だ。

しかし、前半のまどろっこしさと迫力に欠ける描写と、裏表紙に記載されている通りのストーリーに読んでいて嫌気がした。解るんだけど、どうにも空回りしているような…

2017/04/11 22:05

投稿元:ブクログ

どんなに法を用いようとも、それを扱うのが感情を持つ人である以上、程度の差は雲泥かもしれないが、人が人を裁くというということは否定出来ないのではないだろうか。検事もまた罪深い人なのだ。息つかせぬ展開に最後まで一気読みでした。
あらすじ(背表紙より)
23年前の時効事件の犯行は自供したが、老夫婦刺殺事件については頑として認めない松倉。検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、新たな証拠が発見され松倉は逮捕された。しかし、どうしても松倉の犯行と確信できない沖野は、最上と袂を分かつ決意をする。慟哭のラストが胸を締めつける感動の巨篇!

2017/02/26 00:22

投稿元:ブクログ

201702/上下まとめて。「だからってそこまでしちゃうかなあ?」の思いが始終ぬぐえず、もやもやもあり。とはいえ雫井侑介なので面白かったし一気読み。表紙のイラストはテイストがなんか違うので損してるような…。

2017/05/14 17:05

投稿元:ブクログ

上下まとめての感想。

正義とは、悪とは一体何なのか。
絶対に答えの無い問いをぶん投げられた作品。
だからと言って、考えるのをやめる理由にはならないよと突きつけられたような。

親のように親しかった夫婦の、妹のように可愛がっていた娘が惨殺され、自分にはどうすることもできずその事件は迷宮入りしてしまう。その犯人が巡り合わせで自分の担当する事件の容疑者となる。『俺が裁かなければいけない』という、自分を突き動かしてしまった信念を旧友は痛いほど理解し、逮捕されてもなお「お前のために生きる」と話した場面は涙が溢れてしまった。

なぜこんな事件を起こさなくてはいけなかったのか、それこそがこの作品の一番の深みだと思う。考えても考えても正解が分からない問題というのは、とても興味深く、楽しいものだと思う。

2017/02/03 17:04

投稿元:ブクログ

【人が人を裁くとは? 雫井ミステリーの最高傑作】老夫婦殺人事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人が。執念を燃やす検事・最上だが、後輩の沖野は強引な捜査方針に疑問を抱く。

2017/04/18 08:03

投稿元:ブクログ

沖野の悲痛な慟哭が今も脳裏にこびり付き、電車待ちの列に並んでいる時などふとした瞬間に思い出しては耳から離れなくなる。特に私は通学電車内で読んでいることが多かったので、ラストの情景が目に浮かびやすいからかもしれない。
沖野の滂沱とは反対に、静かに心の深くにズンと残るものがある。それが何であるかはっきり述べることが出来るほど読み込むことができた自信はない。
正義とは、百人いれば百通りの答えがかえってくるであろうぐらい難しいものだと改めて感じた。沖野と最上の一見相容れない互いの正義も、心の底からの信念に突き動かされているという意味では同じではないだろうか。人の心は、人が頭で考えてきた正義より何歩も何歩も先を行き、正義が心に先行することはないのではないか。いち個人のいち心があってこその正義だから、正義とは何かという答えはきっとこの先も一つにまとめられることはないと思った。