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とめられなかった戦争(文春文庫)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/02/10
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/181p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-790800-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

とめられなかった戦争 (文春文庫)

著者 加藤陽子 (著)

なぜ戦争の拡大をとめられなかったのか、なぜ敗戦の1年前に戦争をやめることができなかったのか。満州事変、日中戦争、日米開戦、サイパン陥落から歴史をさかのぼり、戦争へと突き進...

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とめられなかった戦争 (文春文庫)

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商品説明

なぜ戦争の拡大をとめられなかったのか、なぜ敗戦の1年前に戦争をやめることができなかったのか。満州事変、日中戦争、日米開戦、サイパン陥落から歴史をさかのぼり、戦争へと突き進んだ激動の昭和を土地と史料から考察する。〔「NHKさかのぼり日本史 2」(NHK出版 2011年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

NHK教育テレビ「さかのぼり日本史」で放送された内容をもとに作った単行本「NHKさかのぼり日本史②昭和 とめられなかった戦争」の文庫化です。
「それまで侵略はなかった」と主張し続けてきた安倍首相に真っ向から対抗し、歴史家としての気概を見せた加藤陽子東京大学大学院教授。いまいちばん旬な歴史学者の加藤教授が、語り下ろし形式で、日本の近現代史をわかりやすく解説した本です。
本書は、「なぜ戦争の拡大をとめることができなかったのか」「なぜ一年早く戦争をやめることができなかったのか」がテーマ。繰り返されてきたこの問いを、人々の思いが今なお染みついた土地と史料から考え、日本の近現代史をわかりやすく解説していく歴史ガイド。

第1章 敗戦への道――1944年(昭和19年)
第2章 日米開戦 決断と記憶――1941年(昭和16年)
第3章 日中戦争 長期化の誤算――1937年(昭和12年)
第4章 満州事変 暴走の原点――1933年(昭和8年)【商品解説】

なぜ戦争の拡大をとめることができなかったのか、なぜ1年早く戦争をやめることができなかったのか。繰り返された問いを解説する。【本の内容】

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みんなのレビュー7件

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評価内訳

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紙の本

時間軸をさかのぼっていく記述が斬新

2017/04/19 14:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

1944年「敗戦への道」にはじまり、1941年「日米開戦 決断と記憶」、1937年「日中戦争 長期化の誤算」、1933年「満州事変 暴走の原点」という風に、読み進めるとともに時間がさかのぼっていく。「なぜ?」という問いを突き詰めていく記述方式が、こういう形をとらせることになったのだろう。もともとがNHKのテレビ番組なので、読みやすく進められる。

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2017/04/29 06:40

投稿元:ブクログ

「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」が良かったのでその著者の本を選んで読んだ。NHK出版の「NHK さかのぼり日本史(2) 昭和 とめられなかった戦争」の焼きまわし。戦争勃発に至った背景、国民感情が詳しく述べられており、現代そして未来を考える糧となる。2017.4.29

2017/05/13 10:54

投稿元:ブクログ

日本にとって「生命線」である満蒙が日中の対立を生み、中国での権益で利害衝突する米国との戦争にまで直結していく様を、とめられなかった戦争、としてコンパクトに纏めている。すなわち日露戦争後、帝国主義的な手段で大陸の東北部に侵出した時点で、日本の道はある程度決定されていたと見ることができ(別に本書でそう書いてるわけではないが)、日本の20世紀前半の流れを押さえる上でわかりやすい本だった。

2017/05/09 09:26

投稿元:ブクログ

とめられなかった戦争というより、誰もとめなかった、みんなで突き進んだ戦争という一面があって、日本人が時に見せる非理性的な行動パターンは軽視できません。サイパン陥落を持って画期とするのに全く異論はありません。ここで戦争継続を選ぶのは博打打ちの理屈であり、反対派の追い落としを恐れる保身でしょう。原子炉事故でも同様の判断がなされていませんか?歴史を知り、歴史から学ぶべきは、日本人のメンタリティを知ることでもあります。

2017/04/09 15:00

投稿元:ブクログ

満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと、どうしてこうなってしまったのかを遡りながら分析。後戻りのない軍部の暴走、原発再稼働に見るような袋小路での屁理屈、煽られてムードに流される単純な一般国民、脇役でしかない政治家の無能さ…それらが大量の国民を殺してしまったことがよく理解できました。そして、幼稚な精神構造の権力者が支配する今のこの国の状況が当時と全く同じに感じます。安保法、共謀罪、南スーダン問題。森友学園に教育勅語や道徳教育。Trust me!とか叫びながら戦争まっしぐらの現状。あの頃の三バカ同盟は、今のトランプや金正恩ともう一人に思えます。また、天皇陛下もあの戦争の遂行に積極的に深く関わっていたことを初めて知りショックでした。

2017/02/03 17:04

投稿元:ブクログ

【日本の近現代史ならこの方! 加藤センセイの名講義】なぜ戦争の拡大をとめることができなかったのか、なぜ一年早く戦争をやめることができなかったのか。繰り返された問いを解説する。

2017/06/06 13:02

投稿元:ブクログ

敗戦への道(サイパン)、日米開戦、日中戦争、満州事変(熱河侵攻)を日本の戦争のターニングポイントとして書かれた本。

この本の面白いところは、新しい時代から古い時代へとさかのぼって書かれていることです。一つ章が終わると「ではなぜこうなってしまったのか」といった具合に問題提示が行なわれます。NHKで放送された『さかのぼり日本史』がもとになっているそう。

一つ前に読んだ同じく加藤陽子先生の著作『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』と重なる部分があって読みやすかったです。

最後に、「近代史をはるか昔に起きた古代のことのように見る感性」、「あえて現在の自分とは遠い時代のような関係として見る感性」、すなわち一定の客観性かつ同時代性を持って、歴史学的に見る視点ともいうべきものかと推察しますが、これは「未来に生きるための指針を歴史から得ようと考える際には必須の知性である」と述べられています。これはこの時代だけでなく歴史一般に言えることでしょう。

です・ます調かつコンパクトにまとまった著作で比較的手に取りやすい本だと思います。