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紙の本
とめられなかった戦争 (文春文庫)
著者 加藤陽子 (著)
なぜ戦争の拡大をとめられなかったのか、なぜ敗戦の1年前に戦争をやめることができなかったのか。満州事変、日中戦争、日米開戦、サイパン陥落から歴史をさかのぼり、戦争へと突き進...
とめられなかった戦争 (文春文庫)
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商品説明
なぜ戦争の拡大をとめられなかったのか、なぜ敗戦の1年前に戦争をやめることができなかったのか。満州事変、日中戦争、日米開戦、サイパン陥落から歴史をさかのぼり、戦争へと突き進んだ激動の昭和を土地と史料から考察する。〔「NHKさかのぼり日本史 2」(NHK出版 2011年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
NHK教育テレビ「さかのぼり日本史」で放送された内容をもとに作った単行本「NHKさかのぼり日本史②昭和 とめられなかった戦争」の文庫化です。
「それまで侵略はなかった」と主張し続けてきた安倍首相に真っ向から対抗し、歴史家としての気概を見せた加藤陽子東京大学大学院教授。いまいちばん旬な歴史学者の加藤教授が、語り下ろし形式で、日本の近現代史をわかりやすく解説した本です。
本書は、「なぜ戦争の拡大をとめることができなかったのか」「なぜ一年早く戦争をやめることができなかったのか」がテーマ。繰り返されてきたこの問いを、人々の思いが今なお染みついた土地と史料から考え、日本の近現代史をわかりやすく解説していく歴史ガイド。
第1章 敗戦への道――1944年(昭和19年)
第2章 日米開戦 決断と記憶――1941年(昭和16年)
第3章 日中戦争 長期化の誤算――1937年(昭和12年)
第4章 満州事変 暴走の原点――1933年(昭和8年)【商品解説】
なぜ戦争の拡大をとめることができなかったのか、なぜ1年早く戦争をやめることができなかったのか。繰り返された問いを解説する。【本の内容】
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紙の本
時間軸をさかのぼっていく記述が斬新
2017/04/19 14:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1944年「敗戦への道」にはじまり、1941年「日米開戦 決断と記憶」、1937年「日中戦争 長期化の誤算」、1933年「満州事変 暴走の原点」という風に、読み進めるとともに時間がさかのぼっていく。「なぜ?」という問いを突き詰めていく記述方式が、こういう形をとらせることになったのだろう。もともとがNHKのテレビ番組なので、読みやすく進められる。
紙の本
戦争のトラウマ」にとらわれずに歴史を見ることの必要性
2018/05/20 23:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史書ですが、教育テレビの番組に添って書かれており、文庫本で薄くて字も大きくて、読みやすい本です。
なぜあんな戦争をしてしまったのか、がやさしく書かれています。
近代史を、「あえて現在の自分とは遠い時代のような関係として見る感性」が必須の知性であるという最後の一文には、最初、戸惑いました。
戦争や平和を「自分ごと」としてとらえることが大事だと思っていたからです。
しかし、「戦争のトラウマ」にとらわれずに歴史を見ることの必要性、と考えたら腑に落ちました。
その解釈は同時期に読み終えた別の本から得た発想です。
同時並行で何冊かの本を読んでいると、こういうシンクロは時々起きることです。