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商品説明
馴れ初め、受けた仕打ち、そして閨の技術…。酒井順子のリードで、光源氏とのまぐわいを通じて肉体の〈姉妹〉となった元カノたちが愛欲の日々を赤裸々告白する。源氏物語が心底わかるイタコ随筆。『小説新潮』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
千年経てば、時効ですよね? 光源氏のすべてを知る元カノたちが本音を暴露! セフレ関係をエンジョイした。セックスレスに悶えた。他の女の影に苦しんだ。肉欲を遮断して宗教に逃れた……源氏の君を通じて「姉妹」となった身分も性分も多彩な女たち。その赤裸々な「しちゃった」体験談が光源氏という男の真の姿を浮かび上がらせる。現代人が心底共感できる最強・最エロの「源氏物語」リミックス誕生!【商品解説】
著者紹介
酒井 順子
- 略歴
- 〈酒井順子〉1966年東京生まれ。広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。「負け犬の遠吠え」で講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞。ほかの著書に「子の無い人生」「地震と独身」など。
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紙の本
エロい,エロすぎる
2017/04/30 11:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
エロい,エロすぎる。久々に上質のポルノグラフィを読んだ気がする。なるほど「源氏物語」ってポルノだったのですね。そんなものをケダモノである高校生に教科書で読ませてよいものでしょうか(笑)?(古文の教科書に「源氏物語」が入っているかどうかは調べていません。)昔読んだときは古文の読みにくさで全然見えていなかったものが,酒井順子のぶっ飛んだ超訳で赤裸々に…。おそらく平安時代のお姫様は,こんなふうに読んでいたのでしょうね。あぁ,いやらしい。そりゃヴァージニア・ウルフがのけぞるはずですわ。古代日本語で読むのはつらいので,Arthur Waleyの典雅な翻訳で通読してみよう。
紙の本
「源氏 キター!」が強烈(笑)
2018/06/10 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族や使用人でもない限り女同士が顔を合わせない時代ゆえ六条御息所はライバル相手にシャドーボクシングを続けて自滅した、紫の上は源氏にとって都合のいいサンドバッグ...ばっさばっさと切れ味鋭くまとめていくのは流石の手腕。
何かと「女はおっとりとしていたほうがいい」と言っていた源氏が超おっとりの女三ノ宮により打撃を受けるのはなんとも皮肉。
一部混ぜるな危険な女君らによるガールズトークがけっこう笑えた。「源氏 キター!」こんなノリで済めばみんなもっと気楽だったんだろうが。
紙の本
シスターズってそういう意味!ブラザースも有り。
2017/09/10 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典源氏物語は冒頭だけ読んで長らく本棚に積んだまま。全編の内容は、円地源氏と「あさきゆめみし」で知ったが、光源氏はヒーローではなく狂言回しの様だと思った。特にあさきゆめみしで読んだ六条御息所の無念さと女三宮降下後の紫の上の絶望感には同情を禁じえず、源氏の身勝手さに怒りさえ感じた。その源氏と関わった女性たちを姉妹(シスターズ)と呼んで現代の価値観から語り直したこの作品、とても共感出来たし面白かった。後半の女君たちの座談会もとても楽しめた。
紙の本
実録☆源氏と女たち 的な
2017/07/25 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
油断して読みにかかったら想像以上にえろいわ下世話だわ声出して笑うわで大変。最後のほうは少し冗長かなと。対談のところは必要なかったように思う。筆者の弘徽殿女御推しで彼女目線のスピンオフとかがあれば楽しめたかも。
紙の本
軽く読めます。
2019/10/02 16:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬戸内寂聴の『女人源氏物語』のライトバージョン、お手軽入門書として。女性の視点からの『源氏物語』は既に珍しくないが、これはガールズトークっぽくまとめられて、現代ふう。
紙の本
つまらなくはない
2017/05/03 09:32
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リリト - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安時代の読者には「あるある」「わかるわかる」という感じで読まれて人気があったんだろうな、という感じの『源氏物語』、風俗や状況は変わっても、女性の気持ちって現代とそんなに違っていませんよ、と、その登場人物たちを現代に引き寄せて見せてくれた一冊。恋愛ドラマが好きな読者なら、これのおかげで「あるある」「わかるわかる」が味わえるかもしれない。
才女の著者らしい本ですね、とはいえるが、自分はそういう種類の読書はあまり好きではないので、一度読んだら十分という感じしかしませんでした。