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毒々生物の奇妙な進化
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.9 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/02/16
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/278p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390601-0
  • 国内送料無料

紙の本

毒々生物の奇妙な進化

著者 クリスティー・ウィルコックス (著),垂水雄二 (訳)

刺した獲物をゾンビにするハチ、無痛で人を殺すタコ…。彼らの遺伝子には何が刻まれているのか。毒に魅了された女性科学者が世界各地に生息する猛毒生物の遺伝子に迫る。【「TRC ...

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毒々生物の奇妙な進化

1,728(税込)

毒々生物の奇妙な進化

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毒々生物の奇妙な進化

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商品説明

刺した獲物をゾンビにするハチ、無痛で人を殺すタコ…。彼らの遺伝子には何が刻まれているのか。毒に魅了された女性科学者が世界各地に生息する猛毒生物の遺伝子に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

猛毒種のDNAには、生命の歴史が詰まっていた!

◎本書に登場する愛おしくも恐ろしい奴ら◎

・カモノハシ:カワイイ姿のその蹴爪に猛毒を隠す。刺されると大量のモルヒネを
投与しても全く効かないほどの激痛に襲われる。
・サシハリアリ:アマゾンの部族では、大量のサシハリアリを入れた手袋に手を入
れて我慢する、という通過儀礼が今も存在する。部族以外では2、3秒で卒倒する。
・アンボイナガイ:美しい貝殻に見惚れて手に取ったら最後。モリのような歯でど
の毒ヘビよりも強力な毒を打ち込まれ、数分で命を落とす。
・エメラルドゴキブリバチ:人間には無毒だが、ゴキブリにとっては悪夢の存在。
脳に直接毒液を注入し、そのゴキブリをマインド・コントロールする。
・ヤママユガの幼虫:毛のように見えるトゲの1本1本に毒がある。刺されると傷口
や鼻・目の粘膜からの出血が止まらなくなる。

【目次】

■はじめに 世にも奇妙な毒々研究の世界

■第1章 猛毒生物の遺伝子に挑む
私はカモノハシに会うためオーストラリアを訪れた。可愛い彼らは、実は猛毒
種である。その毒液からはクモやヘビ、トカゲなど、さまざまな生物から切り
貼りされたような遺伝子が大量に見つかっている。それは何を意味するのか?

■第2章 最凶の殺戮者は誰だ?
海でクラゲに刺され、猛烈な痛みのなか意識を失った女性。なんとか一命をと
りとめた彼女はその後、毒クラゲの研究者になった。自分を襲った毒は何だっ
たのか。そして彼女が見つけ出したのは、赤血球を破裂させる猛毒成分だった。

■第3章 注射するのはヘビの毒
免疫を進化させ、毒ヘビを食べられるようになったマングース。では、同じ哺
乳類である人間も毒への耐性を獲得できるのか。それを解明すべく、26年間
にわたりヘビの毒を自分の体に注射しつづける男。その体に起きた異変とは?

■第4章 人生を変える「激痛」
昆虫学者のシュミットは「刺されると痛い昆虫」ランキングを作るため、アリ
やハチなど、78種に自ら刺された。その1位はサシハリアリで、ふつうは刺さ
れると数秒で卒倒するという。実物を見るため、私はアマゾンに向かった。

■第5章 人食いトカゲの島へ上陸
インドネシアのリンチャ島に生息するコモドオオトカゲ。毒で獲物を出血死さ
せる凶暴な彼らは、ときには人間さえも食べてしまうという。その小さな島に
上陸した私がまず目にしたのは、彼らに食べられた動物たちの頭骨だった。

■第6章 骨の髄まで食べつくす
あらゆる毒の中でも、私たちの体を壊死に至らしめる毒はもっとも残酷だとい
える。ドクイトグモに咬まれると、私たちの皮膚は青、赤、紫、黒と変色して
壊死する。その症状の「ロクソスセレス症」は、絶対にググってはいけない。

■第7章 そのとき食物連鎖が逆転した
美しい貝殻の内に、人を殺せるほどの猛毒を隠しもつイモガイ類。彼らはかつ
て、海の中では魚類に食べられる弱い存在だった。だが、身を守るために手に
した毒を進化させることで立場が逆転。魚類を食べる捕食者へと変身したのだ。

■第8章 恐怖のマインド・コントロール
エメラルドゴキブリバチは、獲物の心を操り、ゾンビ化させる特殊な毒をもっ
ている。毒を送り込まれたゴキブリは、幼虫の餌として進んで自らを差し出す
のだ。一方、人間の心を操る毒も存在し、闇市場では高額で売買されている。

■第9章 ミツバチの毒がHIVを殺す
生物が作りだす毒はどれも、製薬学にとっては宝の山である。2000年代以
降、その毒から新たな薬が発見されているのだ。糖尿病からアルツハイマー、
筋ジストロフィー、そして癌に至るまで、毒由来の特効薬が次々と現れている。【商品解説】

著者紹介

クリスティー・ウィルコックス

略歴
〈クリスティー・ウィルコックス〉ハワイ大学で博士号取得(細胞分子生物学)。同大学でポスドクとして毒々生物を研究する傍ら、サイエンスライターとして『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』にも寄稿。生物学者。

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みんなのレビュー8件

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評価内訳

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  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

へぇ、感心だけでは終わらない。

2017/04/09 19:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

研究者は実践あるのみを改めて伝えてくれる本です。
 毒を持つ生物は何故毒を持つようになったか、身を守る為の警告、そして捕食の為の武器として生物の一部が毒を持つようになったと説明されています。
 わざわざ虫や蛇に刺され、咬まれて痛みの度合いを測ってみたり、毒の強さを自己実験で試そうとしたり、命懸けの好奇心。
 血液毒は回ると体の壊死を起こし、神経毒はとにかく苦痛を与え、呼吸など体の動きを麻痺させていく。
 体に毒を蓄えるのは生物にとっても負担であり、人間は生物毒の全てを解明した訳でないのです。
 しかし、ある種の毒が病気の症状を押さえる別の効果が見られるなど、研究の副産物が恩恵さえ産もうとしています。
 この動物にはこんな毒があるから要注意! では終わらない本です。

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2017/06/02 14:29

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2017/08/05 14:17

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2017/10/13 21:19

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2017/04/13 22:33

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2017/02/03 17:04

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2017/08/31 16:42

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2017/09/20 17:18

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