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紙の本
ペナンブラ氏の24時間書店 (創元推理文庫)
著者 ロビン・スローン (著),島村浩子 (訳)
【全米図書館協会アレックス賞(2013年度)】奇妙な書店に再就職したクレイが見つけた「存在しないはずの本」たち。どうやら暗号で書かれているらしいそれらの本の解読に、クレイ...
ペナンブラ氏の24時間書店 (創元推理文庫)
ペナンブラ氏の24時間書店
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商品説明
【全米図書館協会アレックス賞(2013年度)】奇妙な書店に再就職したクレイが見つけた「存在しないはずの本」たち。どうやら暗号で書かれているらしいそれらの本の解読に、クレイは友人たちの力を借りて挑むが、それは500年越しの謎を解き明かす旅の始まりだった…。【「TRC MARC」の商品解説】
客もいないのに終日営業の、風変わりな書店の棚には、世界を揺るがす秘密への扉が隠れていた? 謎の組織が秘す五百年ものの暗号と、グーグル他の最新デジタル技術が「本」を介して交錯する。本好きならば見逃せない、冒険・友情・その他面白要素満載の、爽快エンタテインメント小説。全米図書館協会アレックス賞受賞作&全国大学ビブリオバトル2014チャンプ本!。【商品解説】
客もいないのに終日営業の、風変わりな書店の棚には、世界を揺るがす秘密への扉が隠れていた? 謎の組織が秘す五百年ものの暗号と、グーグル他の最新デジタル技術が「本」を介して交錯する。本好きならば見逃せない、冒険・友情・その他面白要素満載の、爽快エンタテインメント小説。全米図書館協会アレックス賞受賞作&全国大学ビブリオバトル2014チャンプ本!。【本の内容】
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紙の本
本が好き、が嬉しくなる一冊。
2017/04/14 22:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kou - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋ネタのよくある作品?とんでもない。あなたは、本を広げて冒険の世界に出入りする子どもでしたか。今は大人になって、理屈っぽくなっていませんか。大丈夫。この本を読み始めたら、主人公と一緒に本の匂いを嗅ぎ、気付けば謎解きのクエストの真っ最中です。大丈夫。大人になってもワクワクの種は、あなたの心に眠ってます。本が好きで良かった。それが嬉しくなる一冊です。
紙の本
こんな本屋に行ってみたかった
2020/06/26 21:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が好きで、本屋も好きな私(本屋なら何時間でも居座る)はよく考えてみると、何冊も書店ものの小説を読んでいる。「書店主フィクリーの物語」(ガブリエル・ゼヴィン)、「シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々」(ジェレミー・マーサー)、「本屋さんのダイアナ」(柚木麻子)、幅を広げたら「アヒルと鴨のコインロッカー」(伊坂幸太郎)もこのジャンルに入るかな。舞台が本屋というだけで、私はわくわくしてしまう、そこの店主が変わり者だったら余計だ。ペナンブラ氏はもちろん変わり者だし、その書店も変わりすぎている。私がこの本に興味を持たないわけがない。こんな本屋、一度、覗いてみたかったなあ
紙の本
紙の書籍と電子書籍のしあわせな共存、という未来
2018/05/07 02:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
“ペナンブラ”って太陽黒点に関する用語になかったかな?
そんな無駄っぽい雑知識がムダではないと教えてくれる一冊。
リーマン・ショックの余波で失業してしまった“ぼく”(クレイ)はいっぱしのWEBデザイナーつもりで再就職を探したものの、求人は皆無。そんなときにふと出会った<ミスター・ペナンブラの24時間書店>で働くことになる。文字通りの変わった店で、繁盛している気配はないのに24時間営業、“ぼく”を含む3人の店員で店をまわす自転車操業。狭くて天井の高い店内にはぎっしり本棚で埋まっていて、本を取るには梯子は必須。ある日、“ぼく”は会員の客(本を買うのではなく、グーグル検索にも引っかからない本をレンタルしていく人々)の行動に共通点があることに気づき、その謎を解こうとしていくのだが・・・という話。
クレイにとって<グーグル>は憧れの企業であるようだが、「どんだけグーグル万歳なんだ?!」と読み手としてはちょっと引く。アメリカ本国ではグーグルとはそういう会社というイメージなのか、ほんとにそうなのかどっちなんだろ?
クレイの謎解きもグーグル検索と仲間たちの手を借りるだけでこと足りてるし・・・ネット社会が当たり前の時代ではこんなものか・・・(アマゾンでPODして一冊2ドルって安すぎだろ!、などとという驚きはあるが)。
しかし、エピローグに満ちた多幸感は近来稀に見るもので、これのために今までの章があったのかな、というくらい。
紙の書籍と電子書籍のしあわせな共存がそこにはあるのかもしれない。
紙の本
才能の架け橋
2017/05/15 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ろくに客もいないのに24時間営業している不思議な書店に再就職したクレイ。クレイは暇つぶしで、図らずともその店にある暗号を解いてしまう。それが500年間解読されていない暗号をとく冒険の始まりだった。クレイはプログラミングやデザインのスキルはあるけど基本的には平凡な青年だけど、彼の周りには天才的な頭脳や発想を持った友達がたくさんいる。そんな彼らが助けてくれるのを見ると、優秀な人材と友達なのが、クレイの強みなんだと思いました。 印象に残った一文――「ニール・シャーは世界一のオッパイ物理学エキスパートなんだ。」