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騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 77件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/02/24
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/507p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-353432-7
  • 国内送料無料

紙の本

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編新刊

著者 村上 春樹 (著)

『1Q84』から7年――、 待ちかねた書き下ろし本格長編 その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひ...

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騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編

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商品説明

『1Q84』から7年――、
待ちかねた書き下ろし本格長編

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
【本の内容】

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みんなのレビュー77件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

感じて読む

2017/02/26 16:18

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこから切り取っても完全なる村上春樹。いささか、あるいは、便宜上、ブラックコーヒー、サンドウィッチ、ブランデー、クラッシク、そして対義語で語られる本質のようなもの。意味を探りながら読んではいけない、常に感じ取る小説。騎士団長が顕れたあたりから、ちょっと物語の方向が変わってきた。私的には面白くなってきた。いろいろな出来事が多くおこるが、劇的スピードで何かが変わる訳ではない。全部、布石といえばそんなようなものなんだろう。主人公はとりとめなく、とても受動的だ。判断しているようでいて、流されている。さて下巻。

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紙の本

いわゆる春樹の小説

2017/03/08 11:48

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケントマイルド - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が人と交流がうすくて、パートナーがクールで、サブキャラが完璧な人で…って感じです。結構、色々な小説でそうだと思います。でも面白い。読んで損はないかと。

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紙の本

流れ流れて止まらない文体

2017/03/06 22:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は一人称の文体で本書ほど読みやすい本を読んだことがない
20~30ページ程度で章が変わるので小休止が取りやすい
章の題名も章のどこかで出てくる表現や台詞が用いられているため
どこで表現が出てくるのかと読む前の楽しみになる 
同時にや読んだあと内容を記憶に残しやすい

謎は謎のままで1部では解決しない
私は1部の読後には2部をすぐに読みたくなった
1部と2部まとめて用意して読書をはじめて正解だった

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紙の本

今度の主人公は肖像画家です

2017/03/13 00:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NaK - この投稿者のレビュー一覧を見る

今度の主人公は肖像画家です。
IQ84と比較するとテンポがちょっと悪いです。
基本は謎解きっぽいですが、そこまで引き込まれる謎かというと。。。
まぁ、暇なときに読むぶんにはそれなりに楽しめると思います。

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紙の本

これからどうなっていくのか楽しみである

2017/03/23 15:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待った村上春樹の新作である。ぐいぐいと読者を引っ張っていく筆力はさすがである。最初から不思議な話であるが、第1部の終わりの方の展開は特に意外である。これからどうなっていくのか楽しみである。

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紙の本

引き継がれる命

2017/03/10 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット上には村上春樹のベストアルバムという揶揄も聞こえるが、それは本書がまとっている見せかけにすぎない。むしろ作者は過去の作品に類似したモチーフやキャラクターを意図的に多用することで、セルフパロディのように見せつつ、重要なテーマを奥に隠しているように見える。主人公が書く肖像画のように、表に見える色彩だけで判断してはいけない。端的に言えば、この作品が描いているのは、父の死と子の誕生だ。物語上は友人の父だが、精神的には実父と実子のような結び付きを持つ。そして妻が孕んだ子もまた実子かどうか判然としないが、主人公は強い精神的結び付きを感じているようだ。過去作品の重要モチーフである井戸の変奏として、今作では石室が登場した。子の名前が室であるように、そして女性器を思わせる形状であることからも、これは命の通り道、産道を暗示している。東日本大震災を経て、村上春樹の視線が命に注がれているように感じる。

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2017/03/09 23:49

投稿元:ブクログ

久々の村上春樹
この人の比喩表現はいつも素敵だと思うのだけど、今回は全般に冗長な書きぶりが目につくか。一人称が「私」なのもちょっと違和感。

展開としては一本道で読みやすい。珍しくハッピーエンドなのも賛否が分かれそう

2017/03/19 16:43

投稿元:ブクログ

【No.55】「あなたはものごとを納得するのに、普通の人より時間がかかるタイプのようです。でも長い目で見れば、たぶん時間はあなたの側についてくれます」「四十歳という年齢は人にとってひとつの分水嶺なのだ。そこを越えたら、人はもう前と同じではいられない」「成功を収めたあとの人生というのは、往々にして退屈なものだ」「遠くから見ればおおかたものごとは美しく見える」「原因のない結果はない。卵を割らないオムレツがないのと同じように」「人は時として大きく化けるものです。自分のスタイルを思い切って打ち壊し、その瓦礫の中から力強く再生することもあります」「大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。しっかりと堅く握って、二度と話してはならない。世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます」「誰かと一緒に暮らすということが、ワタシの性格や生き方に合わなかった」「たとえどんな結果が出るにせよ、ものごとには必ず良い面と悪い面がある。良い面を見るようにしろよ。つまらん忠告かもしれないが、どうせ同じ通りを歩くのなら、日当たりの良い側を歩いた方がいいじゃないか」

2017/02/26 21:26

投稿元:ブクログ

2017年13冊目。

いつかのインタビューで、「『カラマーゾフの兄弟』のような総合小説をいつか書きたい」と言っていた記憶がある。
今作のタイトルから「父なるものを殺す」というイメージが湧き、あの時の宣言に対する挑戦作なのではと想像した。
騎士団長と『海辺のカフカ』のカーネル・サンダース、穴の中にこもるシーンは『ねじまき鳥クロニクル』の井戸のシーン、など、過去の作品からの既視感が強い表現が多い印象を受けた。
が、それはやはり村上春樹さんの中の強烈なイメージが出てきている証拠で、それらのイメージが今作でさらに深まって、過去に出してきたものの集大成的なものとなる、という期待を第2部に。
芸術家の主人公であることからも、著者自身の「創作」に対する捉え方が如実に表れている気がする。
暗くて深い場所をくぐり抜ける体験を、物語を通じてしたい。

2017/03/01 20:31

投稿元:ブクログ

ここ最近の作品には、何となく外国語訳された姿が透けて見えていましたが、今回は趣が違います
淡々とたくさんの情報が詰まった文章が続きますが、目は滑りません

2017/03/16 10:46

投稿元:ブクログ

村上春樹の期待の新作。
ハルキストなわけではないのだが、やはり手にしてしまった。

読んでみて一言、やはり村上春樹である。
この何ともこそばゆい性的表現など特にそう思う。
果たしてこの部分は必要なのか?と思わせるぐらいに。

物語に関してのあーだこーだは
第二部を読み終わるまでとっておくことにしよう。

2017/02/26 07:49

投稿元:ブクログ

以下、ネタバレ含む。

生々しさというのだろうか。

騎士団長殺しの絵が目の前に広げられる瞬間や、夜中ある時間に決まって鈴が鳴るということ。
読んでいる自分にまで、気味悪さを与えられる文章。上手いなぁと思う。

騎士団長イデアと主人公の関係性、
主人公はどうやらイデアとぴったりとくっついている。
登場シーンこそ怖さ満載だったけれど、意外とコミカルな雰囲気も持ち合わせている。
何故、蓋から出ている男ではなく、騎士団長を体現して出てきたのか。

石室と闇の時間。突然突き付けられる愛する妻からの別離。夜中のファミレス。
そうした村上春樹の空間から、何が生み出されるのだろう。

下巻に進む。

2017/02/26 01:13

投稿元:ブクログ

17/02/24。
3/14読了。
柚。
免色の双眼鏡→日本画→美術鑑賞用双眼鏡。
上田秋声→春雨物語
免色→『田崎つくる』

2017/03/30 00:27

投稿元:ブクログ

極力、他の情報を目にすることなく、一巻を読めてよかった。それでも以前、「今回の話は、ひきつけ、が最初の方はなく、後半になってそれが出てきた」と誰かの評が度々浮かんだけれど。

いつものモチーフで、あまりの変わらなさにびっくりした。
でも、他の作者に感じる「この文章(表現)は自分には合わない」が、こんなに長い話でも、それがないことに驚いた。それは村上春樹の文章力なのか、それとも昔から何度も読んでいるからなのかはわからないけれど。

たぶん、後半はもっとおもしろくなるのだろう。

あと、自分と近い年齢の話でよかった。
世の中には青春ものが溢れ過ぎていて、辟易していたから。

2017/03/06 00:22

投稿元:ブクログ

まさかのグレートギャツビー来ました。
最初はいつも同じで辟易しながら。
300ページごろから今回のギミックわかり始め、
400ページごろからグレートギャツビーに寄っていく。
この方がそれを書くということは、総決算なのかもしれない。

ちなみにイデア使い方がおかしいのはわざとだろうか。ここでのイデアは抽象的思考の産物という意味に思える。たしかに抽象的なものの全ては理想の産物言えなくもないが。するとこの作中絵の中は、基本的にイデアである。

メモ
一人称ふたたび
パラレル構成は無し
画家=村上そのまま。内面を見る仕事。
前作短編、女のいない男たち、から地続き。
羊男ポジションは騎士団長。
構造はグレートギャツビー
ビルドゥングスロマン。画家としたせいで、成長の物語になっている。喪失→混沌→成長の流れ
混沌の中には、今まで蔑ろにしたもの、見ようとしなかったもの、決定的に欠けているもの、暴力衝動などがあり、向き合い乗り越えること。

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