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紙の本
夜の署長 1 (文春文庫)
著者 安東能明 (著)
日本一のマンモス警察署・新宿署の“夜の署長”下妻は、なぜ10年も新宿署に居続けるのか。新人刑事・野上は次々起こる事件の捜査を通じ、捜査一課の敏腕刑事だった下妻の凄みを知り...
夜の署長 1 (文春文庫)
夜の署長
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商品説明
日本一のマンモス警察署・新宿署の“夜の署長”下妻は、なぜ10年も新宿署に居続けるのか。新人刑事・野上は次々起こる事件の捜査を通じ、捜査一課の敏腕刑事だった下妻の凄みを知り…。『別册文藝春秋』掲載に加筆し文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】
夜間犯罪発生率日本一の歌舞伎町を抱える新宿署には、〝夜の署長〟と呼ばれる伝説の刑事がいた――。
「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞し、同作を含むシリーズで警察小説の旗手となった著者が、新宿署を舞台にさらに〝熱い〟刑事たちを描く。
多くの通行人が行きかう中、歌舞伎町の路上で女性がホスト風の男たちに拉致された。緊急配備がかけられほどなく犯人は逮捕、女性も保護される。実はその女性はホストにはまり、それが夫にばれて家出をし、さらに店にツケをためていたためホストに追い込みをかけられていたのだ。事件の構図は単純なものと思われたが、〝夜の署長〟の異名を持つ刑事課強行犯第五係統括係長の下妻警部補はなぜか、3か月前に起きた歌舞伎町のラブホテルでのデリヘル嬢殺人事件の現場と資料をあたっていた。東大法学部卒でキャリアの新米警部補・野上は、拉致未遂事件を早々に終わらせようとする上層部に反し、下妻とともに3ヶ月前の事件との関連を洗いなおす。するとデリヘル嬢殺しと拉致未遂事件に思わぬ接点が……(「未練」)。
ほか4編収録。
警視庁捜査一課の刑事だった下妻が、なぜ忘れ去られたように異動することなく新宿署に居続けるのか。彼の過去には何があったのか。新米刑事の野上は、いくつかの事件を通じ、下妻の凄みを知ることになる――。
解説・村上貴史【商品解説】
日本一のマンモス警察署・新宿署に配属された新米刑事は、〓夜の署長〓の異名をとるベテラン刑事の下で今日も事件の捜査にあたる。【本の内容】
収録作品一覧
未練 | 7−90 | |
---|---|---|
客死 | 91−166 | |
密会 | 167−246 |
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