「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
屈折する星屑 (ハヤカワ文庫 JA)
著者 江波 光則 (著)
廃棄予定のコロニーで、将来の展望も生産性もないまま鬱屈した生活を送るヘイウッド。だが、火星から戦争を嫌って亡命してきた元軍人ジャクリーンとの出会いから、ヘイウッドはどう生...
屈折する星屑 (ハヤカワ文庫 JA)
屈折する星屑
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
廃棄予定のコロニーで、将来の展望も生産性もないまま鬱屈した生活を送るヘイウッド。だが、火星から戦争を嫌って亡命してきた元軍人ジャクリーンとの出会いから、ヘイウッドはどう生きていくのかを模索し始める…。【「TRC MARC」の商品解説】
廃棄予定のコロニーでの鬱屈した時間、人工太陽に無意味にダイブする度胸試し……そんな毎日でもよかった。彼女さえいてくれたら【商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
青春SFっていいよね
2020/01/09 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
廃棄指定されたスペースコロニーに住む見捨てられた若者達の娯楽は、高速ホバーバイクで人工太陽を相手にチキンレースをすることだったーっていう設定だけでもう最高な青春SF。物理戦闘シーン抜きにして、世界観とメカニック描写に特化してたら良かったのかなーと思った
紙の本
明るい閉塞感
2017/05/20 07:47
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編に漂う、息苦しさと無気力感~いわば、ブレードランナーの世界…というものを期待すると、良い意味で裏切られる作品。
見捨てられた者たちの拗ねた物語かと思っていたら、なぜか明るい若者たちが躍動していた。
自暴自棄なチキンレースに興じる、明日をも知れない若者たち。しかし、彼らの気持ちとは関係なく、宇宙のどこかで行われている戦争は、知らないうちにすぐ背後に迫ってきていた。
良い味を出している登場人物たちの中でも、ひときわ光っているのが、亡命軍人のジャクリーン。彼女の台詞で最も気に入ったのが、「その悪ぶった、薄気味悪い、汚い喋り方」ってとこ。
私自身、最近の若い者の喋り方に、同じ思いを感じているもので、まさに「我が意を得たり」である。
最大のオチはコロニーの正体であるが、なんだか大きな話過ぎて、「へえ、そうだったんだ?」で終わってしまった。もう少し掘り下げてもらったほうが嬉しい。