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読割 50
紙の本
恋する原発 (河出文庫)
著者 高橋源一郎 (著)
世界の非情を前に無力な人間ができるのは、唯一、笑うことだ−。大震災チャリティーAVを作ろうと奮闘する男たちの愛と冒険と魂の物語。カワカミヒロミ、ミヤザキハヤオらを論じた「...
恋する原発 (河出文庫)
恋する原発
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商品説明
世界の非情を前に無力な人間ができるのは、唯一、笑うことだ−。大震災チャリティーAVを作ろうと奮闘する男たちの愛と冒険と魂の物語。カワカミヒロミ、ミヤザキハヤオらを論じた「震災文学論」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
ファック震災! 被災者を救うベくチャリティAVを企画した男たちの奮闘記。正しさとは? 愛とは? 死を悼むとは? 不謹慎上等、原発事故直後に発表され大議論を巻き起こした問題作。「震災文学論」挿入。【商品解説】
被災者を救うベくチャリティAVを企画した男たちの奮闘記。不謹慎上等、原発事故直後に発表され大議論を巻き起こした問題作。【本の内容】
著者紹介
高橋源一郎
- 略歴
- 1951年生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞長篇小説賞を受賞しデビュー。三島賞、伊藤整文学賞、谷崎潤一郎賞他各賞を受賞。近著に『一億三千万人のための『論語』教室』他多数。
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紙の本
一見、倫理的な善悪が問われそうな問題作ですが、実は著者の強いメッセージが込められた作品なのかもしれません!読者それぞれにご判断いただきたい作品です!
2020/05/30 10:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ポストモダン文学を代表する作家であり、文学者・文芸評論家でもある高橋源一郎氏の作品です。高橋氏の作品は、散文詩的な文体で言語を異化し、教養的なハイカルチャーからマンガ・テレビといった大衆文化までを幅広く引用したパロディやパスティーシュを駆使する前衛的な作風が多く、同書もその例外ではありません。内容は、震災の被災者支援チャリティーのためにアダルト・ビデオの制作を企画した男たちを中心に描いた奮闘記なのですが、一見、倫理的な善悪を問われそうな問題作と感じないでもありませんが、文中で挟まれる固有名詞や黒太字などは物語自体と二重になって、何か重要な意味を含んでいそうな気もする不思議な作品です。私自身、同書から高橋氏のメッセージのようなものが読み取れなかったのですが、何か、そういったメッセージをもった作品に思えて仕方がありません。
紙の本
最初はなんじゃこりゃと思った
2024/02/06 22:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はなんじゃこりゃと思った。最初のうちだけだ。面白い。笑えて、毒があって、ぶっ飛んでて、少し哀しい。途中に唐突に挟まる「震災文学論」という章。ぶっ飛び過ぎてる。やっぱりタカハシさんだ。
紙の本
言いたい放題
2017/03/28 14:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やましお - この投稿者のレビュー一覧を見る
変なものを読み始めてしまったなあ、というのが第一印象で、まあ、変なものにはかわりないのだけれど、「今は昔」的な書き方、つまり現実のことを言っているんだけどダイレクトには言わずに世界をずらして、あくまでそこでの出来事、というふうにやっている。たのしい体験でした。