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経営には興味無かったけどとても面白い
2019/10/08 19:40
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投稿者:あやめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営には興味がなかったけど、とても面白く読めました。
著者の「数字が読めると年収が〜」を先によみ、面白かったのでよんだのですが、わかり易かったです。
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ただひたすら「限界利益(率)」の話。
自分が限界利益という概念にピンとこなかったのは,日本語として読んでしまうから概念が正確に把握できなかったことと,自分の商売が変動費ゼロだから,売上=限界利益になってしまうからだということを改めて理解した。
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サラリーマンなので、管理会計など名前は知っていても、内容は知らなかった。
この作者は、脱サラして花屋をするのだが、「売り上げが上がればいいんだろう」と思い頑張るが一向にお金が貯まらない。そんな中限界利益率を学び、なぜ売り上げが1億円を超えても利益が上がらず赤字のままなのかを学び、どうすれば利益を得られるまでの実録体験談。
正直想像以上に面白くそして勉強になった。
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数字音痴だから....
で逃げてはいけない。
計算式はどれも小学校で習うシンプルなもの。
商品数を多く扱う店はめちゃくちゃ手間がかかるかもしれないが、それが利益に繋がると知ってやらずにいるのは経営者失格でしょう。
とにかくやってみましょう!!
ウチのような零細店舗がなぜ今まで続けて来れたのか、答えは安売りで薄利多売をして来なかったから。
自分のやってきたことが間違いじゃなかったと確信を持たせていただきました。
次のステージに進むために読み込ませていただきます。
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359
売上を上げるのではなく利益を上げる。限界利益というものを知る。著者の体験談という事もあり、おもしろく読ませて頂きました。これからお店を出す人にはうってつけの本だと思います。
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私もプロなので、中小企業での限界利益の認知度の低さは感じています。それを理解してもらうために制度会計と管理会計の違いからゆっくり説明が必要なことも。それを、経営者が経験してきたことを素に話されているので、計算が苦手な人でも、限界利益が肝なんだなってことだけは理解できるのではないかと思います。本当に理解して経営に活用するかどうかは、読み手の本気度次第だと思います。本気でない人は、マンツーマンで指導しても理解できません。そんな人がこの本を読んでも、実践できないでしょう。本気の経営者には、いい気づきになる本だと思います。
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会社を経営する側についた場合、そうそう不満を言える場がなくなるわけで、雇われているという事がいかに守られているのかがしみじみ感じることだろう。
大企業がもう少し世の中に貢献してくれることがあれば中小企業ももっと気楽に会社を経営することができるのではと思ってしまう。
さて、その中小企業が本当に実力を発揮できるのが限界利益であるとすればもっともっと世の中が良くなってくると信じてよいのだろうか。
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小さなネット上のお花屋さんである著者が実際に経験したビジネス上の苦労と、そこから脱却した方法が書かれてある。
キーワードは限界利益で、売上から変動費を除いたこの利益を、最大化することで会社の収益構造を大きく変えていくという物語。
製造業では当たり前に耳にする限界利益だが、意外と小売との相性もよく、その割には浸透していないため、この本が果たす意義は非常に大きい。
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めちゃくちゃわかりやすいので、会計や経営初心者にもぴったり。
1時間ほどで読めるけど、なんらかの事業に携わっていれば理解できると思う。
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自分のやや専門領域なので目新しいことはないけど、数字の使い方が分かりやすく記されている。これをきっかけに管理会計に興味を持つ人が多くなれば嬉しいは嬉しい。
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多品種のお花を扱う現役の「花屋さん」が書かれた本で、売り上げではなく利益を上げるにはどのようなやり方をすればよいのかが説明されています。
価格を安くして売上を大きくしても、資金繰りが大変になるだけで少しも楽にならない、価格をむやみにあげると本当に売り上げが落ちるという多くの経験をして、どうすれば儲かる経営(黒字が続く経営)ができるかについて書かれています。
この本で書かれている「花屋さん」の例を、私の業務にどのように活かすことができるか(限界も含めて)考えてみようと思いました。
以下は気になったポイントです。
・税理士の資格を取得するうえで勉強する内容は、儲けるための方法はいっさい入っていない、いわゆる「税務会計」という内容で、会社が税金を正しく納めべるべく、各種手続きや計算方法を熟知するためのもの(p31)
・仕事が回るか回らないかというのが人を雇う基準である(p39)
・固定費が「ニートな費用」とすれば、変動費は「ストーカー費用(仕入額+バスケット+運送費)」である、売上にともなって、つきまとってくる(p66、89)
・売上から、売れると必ずかかる費用をひいたものが、限界利益である。これがわかると、いくら売れば儲かるかがわかる(p80)
・限界利益-固定費=営業利益(本業の利益)(p84)
・財務諸表にある「販売費および一般管理費」は、固定費と変動費がまとまって載っているので、この明細書が記載してある「販売費および一般管理費の明細」を見る必要がある(p97)
・会社トータルの限界利益率と、商品の限界利益率(限界利益額÷販売価格)と比べて、その商品の限界利益率がトータルのそれと比較して低ければ、いくら売れても儲かりにくいと言える(p109)
・損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率、固定費は「販管費及び一般管理費」から変動費を差し引いたもの(p119)
・値上げの是非を判断する条件として、1)限界利益率が20%以下、2)それが売れなくなっても困らない、3)会社のイメージを左右しない商品、という基準を作った(p184)
・広告を出すのに余分に売らなければならない販売数:広告費÷限界利益額、そしてその売り上げは、その販売数x販売価格=必要な売り上げが計算できる(p201)
・利益達成に必要な売り上げ=(ほしい利益額+月間固定費)÷平均限界利益率、で求まる(p213)
・商品を少しでも高く販売するためには、知恵を使う必要がある、販売促進のためのアイデアを考えて工夫する、商品の付加価値を高める(p234)
2020年3月29月日作成
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売上を伸ばせば、利益が上がるとは限らない。
むしろ、売上に応じて人件費もろもろが発生して経営をより圧迫するかもしれない。
限界利益の重視。
中小企業診断士で習った内容が実務として書いてあってとてもおもしろかった。
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限界利益について知りたくて読んだ本。知りたいことはしることができた。また単なる公式ではなく、花屋を実際に経営するなかの実話をベースにしているようで、なぜそれが必要なのかが腹落ちしやすかった
・限界利益=売上ー変動費
・限界履歴率=限界利益÷売上
・損益分岐点売上=固定費÷限界利益率
これらを個々の商品として適用し価格の値付けに利用したり、平均をもとに経営全体の判断(人をより雇うのかとか)をシミュレーションして判断していくという話
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限界利益=売上−変動費、限界利益−固定費=営業利益
損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率
たくさん売れる=儲かる、という思い込み
忙しくなることが儲かる道へとつながっている×
◼︎人を雇うまえに確認すべきこと
①業務効率化で、今の人員でできないか
②外注できないか
③雇った場合の資金繰りは大丈夫か
従業員1人あたりの限界利益=年間の限界利益÷社長を含めた全従業員数
◼︎計画は、欲しい利益、から立てる
利益は狙って出していくもの。欲しい利益から逆算して出たものが売上。
①月間の、欲しい利益額を決める
②月間の、固定費を決める
③月間の、平均限界利益率を決める
④(欲しい利益額+月間固定費)÷平均限界利益率=利益達成に必要な売上
◼︎利益を見える化する
日々の限界利益額の計算:
今日までの売上合計×平均の限界利益率=限界利益額
現在の利益の計算:
(今日までの売上合計×平均限界利益率)−(今月の固定費+目標利益)=今日までの利益目標達成度合い
◼︎利益を出すためにできること
①今よりも価格を下げて販売数を圧倒的に増やす
②今と同じ価格で販売数を増やす
③今よりも価格を上げて販売数はそのまま、または減らす
④今よりも原価を下げて、販売数はそのまま、または減らす
小さな会社が生き残るには③が大切。値上げ額に見合った付加価値をお客さんに提供する。
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ビジネスセミナーとか、読書会とかに足を運んでみようかと思ってネットで調べていたら、この著者を招いたこの本の読書会のページにたどり着き、購入。
この読書会には参加には至らなかったのだけれど、やっぱり読了タイミングが合えば行っておくべきだったなぁと。
前にも読んだ、「こうやって数字を使えば~」にタイプは似ている。会計財務寄りの本。両者共々、想像を上回るオモシロさだったので、この手の本を軽々しく侮っちゃいけないと思い知らされました。
専門的に深く入り込んだ知識は期待できないにせよ、
・社会人初心~中堅者
・文系出身
・専門的分野の業種ではく、広く浅くのジェネラリスト
・とはいえ管理業務(予算、人事、事業統括)を噛んでいる
上記に当てはまる人にはおすすめできると思いました。
主な内容・キーワード
プライシング,シミュレーション,中小企業経営,限界利益,損益分岐点,広告費,固定費,変動費,営業利益