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商品説明
魔術的言語「ハナモゲラ」の謎を追って、歌人・笹公人が言葉と韻律の冒険に繰り出す。愉快痛快、縦横無尽の短歌エッセイのほか、ジャズ・ピアニスト山下洋輔との対談も収録。『短歌』連載などを書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
ハナモゲラの面白さ、素晴らしさ
みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ(大橋巨泉)
ハナモゲラとは「初めて日本語を聞いた外国人の耳に聞こえる日本語の物真似」が元祖となる言葉遊びのことで、タレントのタモリが使い始めたとも言われています。1970年代半ばから1980年代初めのサブカルチャー文化の中で、ジャズピアニストの山下洋輔などが中心となり人気を博したハナモゲラが、昨年の大橋巨泉氏の逝去に伴い、再び注目を集めています。本書は、第一歌集『念力家族』で、寺山修司の再来と呼ばれた歌人・笹公人氏が、ハナモゲラを万葉集から現代までさまざまな和歌と照らし合わせて音の響きで分析し、興味深い見解を加えていきます。【商品解説】
著者紹介
笹 公人
- 略歴
- 〈笹公人〉1975年東京都生まれ。歌人。「未来短歌会」選者。現代歌人協会理事。大正大学客員准教授。文化学院講師。「牧水・短歌甲子園」審査員。著書に「念力ろまん」「念力家族」など。
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