- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/03/17
- 出版社: ビー・エヌ・エヌ新社
- サイズ:21cm/287p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8025-1045-5
紙の本
「誘う」ブランド 脳が無意識に選択する。心に入り込むブランド構築法
心に入り込むブランド構築法とは。ブランドの本質、そして私たちの心の中におけるブランドのあり方を脳科学の視点から掘り下げ、想像力を必要とするマーケティング担当者がどのように...
「誘う」ブランド 脳が無意識に選択する。心に入り込むブランド構築法
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商品説明
心に入り込むブランド構築法とは。ブランドの本質、そして私たちの心の中におけるブランドのあり方を脳科学の視点から掘り下げ、想像力を必要とするマーケティング担当者がどのようにブランドを育てていくべきかを論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
「ブランドとは何かを定義して欲しい――。
そう訊かれてふと意識にあがるブランドのイメージは間違っている。なぜならブランドとは、脳が無意識に魅了された「幻覚」だからだ。ブランドの実体が脳科学のメスで解剖され、さらにブランド戦略の専門家の視点が加わる本書自体の求心力も抜群だ」
東京大学薬学部教授 池谷裕二氏推薦!
本書では、ブランドとは何か? どうやってブランドを構築すべきなのか? という点について、だいたいにおいて無意識、かなりの怠け者、感情に動かされる不合理なもの、とさまざまに評される私たちの脳について、科学的側面から考察し、新しいブランドの考え方を提案します。
本書の第1部では「無意識」にフォーカスし、私たちの脳が持つ驚くべき働きについて説明していきます。第2部では、第1部の脳の実際の働きをふまえて、著者の提案する考え方である、「ブランド・ファンタジー」を用いて、ブランドとは一体何なのか、人の心の中でどのように存在しているのか、どのように育て形作ればいいのか、という点を紐解きます。第3部では、第2部で得た考え方をブランド構築や広告、市場調査、商品イノベーションに応用して解説し、脳の実際の働きにマッチしたブランド構築法を提案する内容となります。
決して専門的すぎず、マーケターをはじめブランドに関わる仕事をする方や、脳とブランドの科学に興味のある方々に向けて、わかりやすく多くの実例を織り交ぜながら書かれた1冊です。
【推薦のことば】
「深遠で説得力があり、わかりやすく書かれた本書は、あらゆるマーケティング担当者が真に重要な仕事で目指すレベルを上げる。マーケティングの持つきわめて強大な力は、小手先のごまかしでは発揮することができない」
――セス・ゴーディン、『マーケティングは「嘘」を語れ! 顧客の心をつかむストーリーテリングの極意』(ダイヤモンド社)の著者
「確かな研究と実例によって、ダリル・ウェーバーはマーケティングの科学を刺激的ですぐに実践可能なものにした。ブランドの力を活用したいと考える人にとって、本書は貴重なツールになる」
――ニール・イヤール、『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』(翔泳社)の著者
「魅力的な本だ。脳のネットワークがどのように構築され、私たちがどのように無意識的にブランドと共感するのか、ウェーバーは深く掘り下げている。その理論は信じられないほど刺激的で実践しやすい。ブランディングに関わる機会に恵まれた人にとって必読の書だ」
――ジョナサン・ミルデンホール、エアビーアンドビーのCMO【商品解説】
目次
- はじめに
- 序章:心の底にあるブランドの世界
- ブランド・ファンタジー
- ブランド・ファンタジー VS ブランド・「ポジショニング」
- ファンタジーの価値
- ファッション界からヒントを得る
- 最強のブランドは最強のファンタジーの上に成り立つ
- そう、ステーキではなくジュージュー焼ける音の話をしているのだ
- 第1部:脳とブランドの結びつき
著者紹介
ダリル・ウェーバー
- 略歴
- 〈ダリル・ウェーバー〉ブランド戦略コンサルタント。コカ・コーラ、ナイキ、ジョニー・ウォーカー、ゲータレードなど世界で最高かつ最大のブランドに影響を与えた。元コカ・コーラ社グローバル・ディレクター。
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紙の本
『「誘う」ブランド』
2017/11/28 19:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ブランド」とは消費者の心の中にある意識できる連想の集まり
「ブランド・ファンタジー」とは無意識のうちにブランドと結びつけられた強い印象や感情的な意味合いも含めて大量に寄せ集めたもの
脳に関する知識とマーケティングが出会って生まれた新しいブランドの考え方を提示する
第1部 脳の働きの科学的検証
第2部 「ブランド・ファンタジー」の発展
第3部 ブランド構築、広告等への応用
ブランド構築に悩む人に、気づきのぎっしりとつまった一冊