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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/03/15
- 出版社: 光文社
- サイズ:19cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-334-91154-6
読割 50
紙の本
桜疎水
著者 大石直紀 (著)
インチキ新興宗教を立ち上げた女詐欺師。上玉の女を欺しにかけるのだが…。「おばあちゃんといっしょ」をはじめ、京都を舞台に、ウイットと苦みが絶妙に絡む、ミステリー短編全6編を...
桜疎水
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商品説明
インチキ新興宗教を立ち上げた女詐欺師。上玉の女を欺しにかけるのだが…。「おばあちゃんといっしょ」をはじめ、京都を舞台に、ウイットと苦みが絶妙に絡む、ミステリー短編全6編を収録。『小説宝石』ほか掲載を単行本化。〔「二十年目の桜疎水」(光文社文庫 2019年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
おばあちゃんといっしょ | 5−46 | |
---|---|---|
お地蔵様に見られてる | 47−80 | |
二十年目の桜疎水 | 81−125 |
著者紹介
大石直紀
- 略歴
- 〈大石直紀〉1958年静岡県生まれ。関西大学卒。「パレスチナからきた少女」で第2回日本ミステリー文学大賞新人賞、「オブリビオン〜忘却」で第26回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞を受賞。
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書店員レビュー
短編集はお好きですか?
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
長い話を読む気力はないけれど、なにか読みたい、短い話がいい。
でも読んだ後の満足感は欲しい。
そんな欲張りな気持ちの時におすすめしたい一冊。
京都を舞台に六つの短編が描かれる『桜疎水』
「おばあちゃんは詐欺師だった。」という衝撃的な一文からはじまる「おばあちゃんといっしょ」
いいように作者に翻弄されてしまいます。
詐欺師が登場する物語は、現実世界で被害者がいるような犯罪が描かれているとなかなか楽しめないのですが、読後のなんと爽やかなこと。
おばあちゃんの憎めないずうずうしさとかわいらしさが印象的です。
表題の桜疎水が登場する「二十年目の桜疎水」は二十年という歳月を経て、向き合うかつての恋人たちの物語。
桜舞う疎水道で交わされるふたりの約束は、切なさと優しさがあふれていて胸がいっぱいになります。
どの短編も読み終えた後に、嫌な後味がないものばかり。どれを選ぶも自由です。まずはお一つ読んでみてはいかがですか?