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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 231件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/04/05
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/322p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-001408-3

紙の本

月の満ち欠け

著者 佐藤 正午 (著)

【直木賞(157(2017上半期))】自分が命を落とすようなことがあったら、もういちど生まれ変わる−。この娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そう...

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月の満ち欠け

税込 1,760 16pt

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商品説明

【直木賞(157(2017上半期))】自分が命を落とすようなことがあったら、もういちど生まれ変わる−。この娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか。さまよえる魂と数奇なる愛の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

佐藤 正午

略歴
〈佐藤正午〉1955年長崎県生まれ。北海道大学文学部中退。「永遠の1/2」ですばる文学賞、「鳩の撃退法」で山田風太郎賞を受賞。ほかの著書に「小説の読み書き」など。

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みんなのレビュー231件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

パズルの完成する快感

2017/04/25 15:06

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:obandegans - この投稿者のレビュー一覧を見る

佐藤正午の新刊「月の満ち欠け」を読んだ。傑作です。初め奇妙な話の連続に読み進むのが怖く、それでも複雑な構造にグイグイ引き込まれ、リアリティのある描写に怪奇譚が息付き、破綻無しに全ての伏線が回収された時に大いなる感動。一気読みで涙しました。

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紙の本

螺旋階段の踊り場で

2017/08/04 11:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:高橋波子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ごくごく平凡な男が平凡な生活の中でときおり垣間見る不自然現象は人間の心の奥底に広がる草むらのような山林のような場所を歩く中で体験したり感じたりするものであろう。一つ一つを全身で受け止めることもせずに、仕事やそれがらみの野暮にかまけて家族を受け流すこともしばしばで、それが取り返しのつかないことになったりもする。そうして人は老いていくのだろう。楽しみも悲しみも繰り返し訪れ、中島みゆきが歌う時代のように笑って話せる日はなかなか来ないものである。僕がこの「月の満ち欠け」を支持する理由はやはり愛の物語だからだろう。主人公の小山内堅(つよし)と妻の梢のラブストリーが全編を結果的に支えており、小山内の娘である瑠璃の既視感のような現実をそれぞれのるりと哲彦(あきひこ)が螺旋階段を登ったり降りたりする。いくつかの踊り場で一息つく余裕がそこに与えられていて、例えば僕は涙する。いい小説を読ませてもらったと、閉じた本に頬ずりするのである。

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紙の本

愛する人に合う為に。

2017/10/14 19:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「瑠璃」と言う名前で繋がる少女たち。彼女たちの目的は一つ「愛した人に再び会うため」。
娘の変化に戸惑う親、受け入れる親、巻き込まれる周辺の人々など、読み進めるにしたがって関係が複雑になって行くのか面白かったです。

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紙の本

月の満ち欠けのような命の物語

2020/12/15 07:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもが原因不明の熱を出してから別人のようになってしまった。妻が心配する中、小山内は気のせいだ、妻は少しおかしくなっているんじゃないか、そう思っていた。しかし数年後、妻と娘が事故で帰らぬ人となってから小山内のもとに現れた三角という男性から信じ難い話を聞く。それは瑠璃という女性にまつわる不思議な話だった。

たしかに前世の記憶が残ったままこの世に生まれ、前世で母親だった人に会いたいとする子どもの話をテレビで見たことがあるだけにこの本を読んでいると、この世界のどこかでこの物語が本当に起こっているのではないかと思えてきた。
人を愛する気持ちの強さに驚かされるとともに、生まれてきた子どもに高熱を出させて自分が入れ替わるという女性の執念深さにぞっとするところもあった。
瑠璃の夫も亡くなり、真相を知って瑠璃を恨んでいただけにこの夫も強い思いに囚われ生まれ変わり、彼女と三角に復讐をはたすのではないかと描かれなかった物語の続きをついつい想像してしまった。

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紙の本

ありふれた設定でここまで読ませるとは!

2017/12/27 00:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作ということで手に取りました。
作品紹介を読んだところ趣味に合いそうでしたし。

読書中から、重厚感にぐいぐい引き込まれました。
そして見え透いた展開とありふれた設定に驚きました。
同じパターンの小説はこれで三冊目の読破です。
ほかにも同じ設定の作品があることを知っています。
だけど、なんなのでしょうと言いたくなるくらい楽しめたのですね。

月の満ち欠け。佐藤正午。
どちらも平凡な響きで、なかなか頭に入ってきませんでした。
作家さんの名前は仕方ないとしても、この題名では初見で
損をしていると思います。
読了すると、この題名でもいいかとは思いますが、正直に言って
直木賞受賞作でなければ出会わなかった作品です。

ああ、実にもったいないです。だって、ずんずん読んで
しまいましたから。純愛系が好きな人にお薦めです。

小山内が山形から乗って来たはやぶさから降り、
待ち合わせに向かいます。東京ステーションホテルのカフェ。
緑坂ゆいと娘のるりが予約席に座っていました。
もう一人の待ち合わせは三角という男です。
まだ現れていません。

るりは小柄な小学生ですが、普通ではない雰囲気があります。
小山内もなんとなく分かっているようです。
コーヒーをと店員に頼むと、煎茶とどら焼きのセットにすれば
いいのにと、るりの声が聞こえます。

>どら焼き、嫌いじゃないもんね。一緒に食べたことがあるね、
>家族三人で

誰と誰が家族なのでしょう。
小山内は半年前に緑坂ゆいの突然の訪問を受け、
るりについての不思議な話を聞き今日会うことになったのです。
だから初対面なのです。

あれは持ってきたのと聞かれ、小山内が油絵を取り出したら、
これは私の描いたものだと言い張ります。

>この絵は娘の瑠璃が高校時代に描いたものだ。
>彼女の遺品なのだ

わかっているよと答える小学生のるり。
世界がつながっているのです。
それはまるで、隠れた月が満ちて新しい光を放つように。

なぜこんなことが起きるのでしょう。
使い古されたテーマであるがゆえに、予定調和を楽しむ
作品といえます。落ち着いた語り口に好感を持ちました。

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紙の本

引き込まれます

2017/09/24 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、読み始めは「なんで直木賞?」と思ったのですが、段々と引きずり込まれました。
何となく次がある様な、一回完結でいい様な。。。
少し複雑な気持ちになる作品です。

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紙の本

うまい!

2017/08/05 11:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の佐藤さんが北大文学部にいたころ、小生も同じ学部にいました。もしかしたら、同じ講義を受けていたかもしれませんし、すれちがっていたかもしれません。あのころ、芥川賞と直木賞はあこがれでした。同じ空気を吸っていた方が、今ごろになって、直木賞を受賞。感慨深いものがあります。そして、これが、岩波書店での書き下ろし。岩波中毒で、岩波文庫、岩波新書、岩波ブックレットを、当時も今も読み漁っている小生には、グッとくるものがあります。何よりも、うまい。こんな文章を書けたらいいなと思って50余年。負けました。ネタバレになるようなことは避けますが、昔、「リトルブッダ」という映画を見て、まさか、と思っていたのですが、これはありそう。映画にはしにくいかとは思いますが、なんとか、映像で再現してほしいものです。ありがとうございます。今後もご活躍くださいませ。

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紙の本

不思議

2017/11/06 14:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あれっ、どうなってるのだろう?!
と思わせて、どんどん迷路の奥に誘われていく物語。
一度手を掴まれたら、最後のページまで放してくれない。

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電子書籍

わからん!

2018/06/06 20:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る

良さがわからん。内容もわからん。
ミステリー好きだが、ミステリーを求めて本書を選択したわけではない。
読みはじめでは、ミステリー、ホラー、ファンタジーっぽさに少し興奮し、最初の100ページぐらいでは心が弾んだ。
なのに、なのに・・・
興奮は続かなかった。

現実感のなさは関係ない。何かが違う。
リーダビリティの問題なのか。
少し時間をおいてから復習してみよう。

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2017/08/20 14:55

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2017/11/01 20:13

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2017/06/07 16:33

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2017/10/24 01:44

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2018/02/17 08:56

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2018/07/23 23:18

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