不器用なトライアド （ＣＨＡＲＡＤＥ ＢＵＮＫＯ）

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投稿者：にしかわ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ゲイである忍からの告白を受け、仮の恋愛関係、というかカラダだけの関係を結ぶことになった弘哉。告白を受けた側の優位な立場にある弘哉は、自身の勝手な要求にも従順に受け入れる忍の態度にますます優越感を覚え、達巳を仲間に入れ三人でのプレイを持ちかけます。
高校の三年間弘哉を思い続け、漸く弘哉に近づけたものの、達巳から与えられる性技や慈しみのある行為に忍の心は達巳に向いて行き、だんだんと弘哉への恋情が薄れていきます。

三人が登場する作品には、最近は一人対双子だとか、ありふれた似かよった内容が多い中、この作品は、三人から、忍・達巳、弘哉・ワタル(だったか…)のふた組のカップルに落ち着くストーリーになっています。

この三人の心情の変化が克明に描かれていて、引き込まれました。18歳から19歳の、徐々に成人に向かう年頃で、初めて抱く幸福感・充足感、落胆・逡巡・焦燥・後悔なんかがたくさん詰まっていて、それらを巧みな構成の所為で、読み手に深く印象を残していると思います。

表紙はとても落ち着いた雰囲気の三人が描かれているので、書店で購入しましたが、口絵カラーがなんと肌の色がほぼ全面で、視覚から官能を刺激します。挿絵が本の内容とマッチしていて、忍の性格や姿をよく表していると思いました。

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投稿者：GAO　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

もっとドロドロかと思ったけど、そうでもなかったな〜。
ドロドロは苦手だから結果OKなんだけど。
しかし、忍(受)の魔性っぷりはハンパない！
そして、ただただゲスだと思っていた弘哉が実は可愛いウブでした！ってのも救われた。
あとは、達巳の独占欲丸出しの溺愛を見たかったな〜。
結果、皆がハッピーで良かった。
個人的には感情の揺れをもう少し丁寧に読みたかったな〜と、その辺りがさら〜っとしすぎて物足りなかった。
(ページ数もあるから難しいんでしょうね)

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと理解しにくい心理描写が多かったかなという印象がありました。個人的には話に入っていきにくかったです。