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ルーズベルトの開戦責任 大統領が最も恐れた男の証言 (草思社文庫)
大統領は何がなんでも戦争をしたかった−。大戦前夜の米政権の内幕を知る政治家が自ら書き残した、現代史の相貌を根底から覆す証言。米国議会と国民を欺いて戦争を世界に拡大させたル...
ルーズベルトの開戦責任 大統領が最も恐れた男の証言 (草思社文庫)
ルーズベルトの開戦責任
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商品説明
大統領は何がなんでも戦争をしたかった−。大戦前夜の米政権の内幕を知る政治家が自ら書き残した、現代史の相貌を根底から覆す証言。米国議会と国民を欺いて戦争を世界に拡大させたルーズベルトの責任を追及する。【「TRC MARC」の商品解説】
元共和党重鎮が、戦争反対世論をねじふせ、対日最後通牒を隠してアメリカを大戦に導いたとしてルーズベルトの責任を厳しく追及。太平洋戦史を一変させる重大証言。【商品解説】
著者紹介
ハミルトン・フィッシュ
- 略歴
- 1888-1991年。ニューヨークのオランダ系WASP(通称ニッカーボッカー)の名門に生まれる。祖父はグラント大統領政権で国務長官をつとめ、父は下院議員に選出された政治家一家。ハーバード大学卒業後、1914年、ニューヨーク州議会議員となる。第1次大戦では黒人部隊を指揮して戦う。帰還後の20年、下院議員に選出(~45年)。共和党の重鎮として、また伝統的な非干渉主義の立場から第2次大戦への参戦に反対するも、対日最後通牒(ハル・ノート)の存在を隠して対日参戦を訴えたルーズベルトに同調する議会演説を行なう。後にこれを深く後悔、戦後は一貫してルーズベルトの、ニューディール政策に代表される議会を軽視した国内政治手法とスターリンに宥和的な外交を批判し、大統領の開戦責任を追及した。
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ルーズベルト大統領の実態がわかる。
2017/09/24 10:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワインアドバイザー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルーズベルト大統領はアメリカでは立派な大統領として尊敬を集めているし、日本でも、ニューディール政策で大恐慌から立ち直らせたと歴史の教科書で学んだが、ハミルトン・フィッシュによれば、ニューディール政策は失敗だったという。ルーズベルトが真珠湾の奇襲を知っていたのに故意に知らせなかったとの言説が以前からあったが、本書を読み、「帝国の参謀:マーシャル」にも、日本軍が近々奇襲を行う可能性が高いが、場所までは特定できなかったとの認識が示されていたことと整合性が取れることがわかった。歴史上有名な、スティムソン陸軍長官やマーシャル元帥が全く通常語られている人物像とは全く異なる人物だったので大変驚いた。このような書物が1976年に米国で出版されたのに、歴史認識が変わらなかったのはなぜだろうか。戦勝国が書いた歴史が、正史として後世に伝わらないと、自分たちの拠りどころがなくなってしまうから、受け入れなかったのだろうか。最近は、米国の若者には、原爆投下を是としない考え方も増えているようなので、正しい歴史認識ができるように、日本人も鋭意努力しないといけないと、本書から強く感じた。