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零の発見(岩波新書)
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新書

紙の本

零の発見 (岩波新書)

著者 吉田洋一 (著)

零の発見 (岩波新書)

821(税込)

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みんなのレビュー28件

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評価内訳

紙の本

零を生み出したインド

2004/07/01 04:47

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:濱本 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「零」という概念はインドで生まれた。これは、私の知っていた事である。しかし、いかにその概念が生まれ発展してきたかは、本書により初めて知ったことである。古代数字は、計算の為のものでなく、計算は、そろばん等で行ない、その結果を記述するものであった。この為には、「零」という概念は、そんなに重要なもので無く、人類が「零」と出会うチャンスも少なかった。何故、インドにおいて「零」の概念が発見されのであろうか? 何故、インドなのか? 本書ではそこに言及はされていなかった。私は、インド哲学の悠久性が生み出したものであると理解する。「ブラフマン」「アートマン」に見られるような宇宙と個の融合、こういう思想が「零」の発見の根本原因であるように思ったのである。
後半は、「零」の話題から外れて、「直線をきる」と題して、ギリシアでの図形概念からπの概念と少し、難しい話題となった。
全体に渡り興味深い内容で、楽しい昼休みを提供してくれた一冊である。

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紙の本

「夏の花」との共鳴

2017/04/20 02:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:親譲りの無鉄砲 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和14年に刊行された息の長い名著。本書を読むのに、特に数学の素養はいらない、と著者は述べているが、対数とベクトル外積に触れた箇所は、高校数学以上を学んでいた方がやはりよいと思われる。ただし、そういう個別的な部分は、各人で短時間に調べることもできるし部分的に読み飛ばすのも可能でもあるので、大した問題ではない。
 この本、実は原民喜の名作「夏の花」三部作のひとつ「壊滅への序曲」の中で引用されている。(つまり戦前戦中から大衆向け啓蒙書として本書が高い評価を受けていたことが想像できる証拠のひとつともいえるわけだが。)そこでは、主人公が「零の発見」を読んで、ナポレオンによるロシア遠征時にフランス軍工兵士官として従軍したポンスレが2年ほどロシアの捕虜となったときに、ひたすら数学研鑽に励み、それが射影幾何学の発展に大いに寄与した、という本書冒頭のエピソードに強い印象を持つのだ。主人公にとって印象深いシーンとして。文学的な想像力を膨らませると、広島の原爆投下というのはやはり人類の歴史における一つの特異点(ゼロポイント)或いは、大きな都市が一発の爆弾で「無」に帰す(壊滅的なダメージを受ける)という暗喩が込められている可能性があり、やはり非常に印象深い箇所なのだ。
 ただし、本書前半部に述べられる「零の発見」とは、古代インド人たちがたどり着いた「空の思想」というようなものとは関係ない。すなわち、千数百年前に、インド人たちが考案しアラビア人たちが西洋に広めた10進法の位取り記数法における空位を表すものとして、○とか・とかのシンボルで他の1~9までの数字と同等の数字的取り扱いをしてよいことを発見した、ということ。これが実に実用性の高い発見だったのだ。そして偶々アラビア数字で0と記されるようになった習慣が現代に残っているわけだ。今の世に生きる我々からすれば、至極あたりまえで簡単なことのように思えるが、歴史的に見て千年以上なかなかそこに辿りつくことがなかったことから考えてみても、「零の発見」とは実に大きな知的な飛躍だったのだ。本来専門ではないはずの、古代ギリシャ、それから西洋を席巻したイスラム文化等の歴史が縦横に語られ、何とも心地よい読書体験に誘われるのである。後半は、「直線を切る」と題した、連続の問題。自然数の比のかたちであらわされる有理数に無限の美しさを見出していたピタゴラス学派の人たちが直面しなければならなかった無理数の発見とジレンマ、ゼノンのパラドックスをきっかけに大きさを持たない点太さを持たない線の概念が現れてから発達した抽象的思考の賜物「ユークリッド幾何学」、近代数学への道を切り開くことになるデデキントの切断等、一見雑多に見えるような話題が、実数の「連続」の問題として見事に連鎖していく語り口の妙味、まさに名著の誉れにふさわしいものである。不幸にも、評者はこの歳(現在55歳)まで本書の評判を知りつつ自ら手に取って読むことがなかった。浅学を恥じたい気持である。
 なお、数学の追求する抽象概念の世界(プラトン流イデアの世界に似たもの、例えば古代ギリシャ人が神聖視した有理数で構成される数体系)と日常的物理世界の違いについてデデキントの連続の定義が議を尽くしているかという問いが哲学の領分ではないかと考える結論には、例えば当時はまだ建設されたばかりの量子力学的な時空の離散性について、著者は何らかの思いを致していたのではないかという気もする。

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2012/07/06 08:52

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