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紙の本
末の末っ子 (ちくま文庫)
著者 阿川弘之 (著)
作家・野村耕平は二男一女の父。青天の霹靂、妻が44歳で懐妊した。雑事は山積、仕事も多忙。そこで、仕事のために秘書が、家事にはお手伝いさんが新たにくることに…。賑やかな一家...
末の末っ子 (ちくま文庫)
末の末っ子
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商品説明
作家・野村耕平は二男一女の父。青天の霹靂、妻が44歳で懐妊した。雑事は山積、仕事も多忙。そこで、仕事のために秘書が、家事にはお手伝いさんが新たにくることに…。賑やかな一家の生活を、ユーモアあふれる筆致で描く。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ぷぷっと笑える
2017/09/13 11:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のんた - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿川弘之さんのエッセイや紀行ものを読むようになったのは遠藤周作さんの本に度々お名前が上がり読み始めた。この1冊は御夫妻共に高齢妊娠、出産それにまつわる家族、秘書、お手伝いさん、作家仲間などなどをからめたぷぷっと笑える小説。小説なのだが、私は99%エッセイと思って読んだ。何故かというと、娘の阿川佐和子さんがお父様との関わりを話す時に度々聞くエピソードが書かれているのだ。あーあの話はこの時期に起きたのかーと前後の話しが繋がるので私は益々楽しくなった。作家先生は堅物で、女性にはさほど興味なさそうに(私はですが)思っていましたが、奥様が若い秘書の方にヤキモチ焼いたり、作家先生が秘書との妄想をするとこには男性を感じ、最後まで楽しく読みました。(奥様の焼きもちのくだりは、作家先生の願望だったりしてー)
紙の本
阿川家と切り離して読まないと…。
2022/02/16 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿川家がモデルになっているようにも思いますが、佐和子さんのエッセイに出てくる雰囲気とは異なっていますし、阿川家を詳しく知らないなりに齟齬を感じます。
弘之さんが原稿用紙に向かっている場面も、意外と少ないのです。
巻末の解説に淳之さんが書かれているように、「少し風変りな昭和の一家族を描いたものとして読んでもらえば」、読む上で意識しておくのは、ここでしょうね。