サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 286件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/05/11
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/207p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-350951-6

紙の本

劇場

著者 又吉直樹 (著)

一番会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな−。かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。『新潮』掲載を単行本化。【...

もっと見る

劇場

税込 1,430 13pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

一番会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな−。かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。『新潮』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

一番会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな。演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。夢と現実のはざまでもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。【商品解説】

又吉直樹、待望の第二作。自らの夢とうまくいかない現実のはざまでもがきながら、かけがえのない大切なひとを想いつづける、切なくも胸にせまる恋愛小説。【本の内容】

著者紹介

又吉直樹

略歴
〈又吉直樹〉1980年大阪府生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動。2015年「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー286件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

ラブストーリーというよりヒューマンストーリー。

2017/05/13 09:29

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:moon - この投稿者のレビュー一覧を見る

よく面白かったのか?と聞かれるが、この小説は面白い面白くないというより「好き」ですね。フィーリングが合うということなのかもしれないです。
人によっては凡人かつ弱い人間の物語で主人公が嫌になる人もいるのかもしれませんが私はそんなに悪い人間には思えないんです。成功者や強い人間には理解しにくいのかもしれない、というか理解しようとしない。挫折を繰返し経験したものにとっては永田の行為や想いは身に覚えがあることばかり。分かっているけど毒を吐くことがやめられないし八つ当たりもするし自己嫌悪にも陥る。
世の中どうしても強いものが評価され弱いものが省かれる。その者が這い上がろうとすると何も知らないものが勝手に決めつけて首を絞める。主人公はダメ人間の部類だけど守ろうとした気持ちは否定してほしくないです。
どこにでも転がってる人生。だからこそ必要な小説。ここに一人救われた弱者がいることを知ってほしいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

面白くはないけど、文句なしに凄い。

2017/05/22 22:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

演劇にのめり込む尖った変人永田と、東京に夢を描く純粋な沙希の同居生活を描いた作品。前作「火花」の時にも思いましたが、「身近で自分よりも上位の存在を僻む惨めな自分」の描き方にどうしようもなく共感させられてしまいました。自分が無駄に削れていくのが分かるのに止められない感じとか。

前作は天才と凡人をテーマにした作品で普通に面白かったですが、今回は誤解を恐れずに言えば決して面白い作品ではないと思います。ただし、男女の付き合いを描いた作品としてこれほどリアルに嫌な気持ちになる本を読んだことがありません。付き合っている相手に対する傲慢さ、卑屈さ、勝手さ、甘え、苛立ちを煮詰めたような凄みがあります。

そういう意味で評価が割れるとは思いますが、そんな地獄の日々の向こうに又吉さんなりの結末を用意してるし、前作の最後の解散コントを彷彿させる良いシーンがありました。思い返せば辛いことの方が多い日々でも、いつか自分の血肉になるはず。読みながら勝手に救われた気持ちになりました。この本はそういう本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

なんだかんだ印象に残る

2017/10/14 23:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TORA - この投稿者のレビュー一覧を見る

「火花」が、かなりインパクトがあったので、
今回の「劇場」も読む前から期待値は高めでした。

読んでいる途中は、
主人公があまりのダメ人間で、
読むのが辛いというかイライラするというか・・・

でも終盤はかなりのめり込んで読みました。
主人公が夜な夜な恋人に会いに行くシーンなんか、
これまで体感したことのない胸の締め付けられ感がありました。
あのシーンは、地の文もほんとに最小限、
台詞も細かくて、そのページを開いた瞬間の雰囲気も段違い。
ハッと息をのみました。

とにかくなんだか切ない話です。
もう一度読むのは、しばらくいいかなーと思うけど、
手元には残しておきたい本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

青春劇と機関銃

2017/10/11 22:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コピーマスター - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説を読んで考えたことが二つあって、その一つは、又吉直樹という作家がどういう作家なのか、もう一つは、これは果たして恋愛小説なのかということである。そしてその問は詰まるところ一つのことであることに気附く。無類の文学好きタレントとして知られる又吉直樹が、これまでの文学の流れの上に自らの作品を位置づけようとしていることはいうまでもない。演劇、文学、関西弁という熟知した素材をモチールのも私小説の王道路線である。では何を書こうとしたのか、それは、或る青春というものではないかと思う。少なくとも“関係”の成就で中締めとなる恋愛小説ではないことは間違いないだろう。昨今の小説が描き過ぎてもはや無意味な記号と化しているそれはそもそも描かれていないのだから。ではここで問題とする青春は何をもって終わるかというと、現在を一つ一つ積み重なっていって、その先に、それが一斉に過去になったときに、意識的に振り返って、その契機は半ば強制された必然によるかもしれないが、過去が美しい輝きを放つとき、人は青春の終わりがおとずれたことを知るのだと思う。トルストイの剽窃ではないが、恋愛はどれも似たものだが、青春はいずれもそれぞれに青春であることに又吉直樹はあらたに作品を世に出す価値を見出したではあるまいか。この青春の特異点に向けてコツコツと準備作業をする爆弾製造者が又吉直樹という男なのかも知れない。いや、さにあらず、彼のこだわりはテーマにあらず、突然のように始まるクライマックスと、直情的で濃厚な言葉を機関銃のように繰り出して、打って打って打ちまくることで読み手の度肝を抜く独特のスタイルこそが彼の作風であるであろうとか、やはりたった二作の小説だけで断じるのは時期尚早であることは否めないので、次作を読んでからゆっくり考えることとしたい。こんな外縁をなぞるような詰まらないレビューになって申し訳ないが、本作は『火花』と共にトーテモ満足度の高い小説であったので五星紅旗。これは私個人としての評価である。又吉直樹の作品はオモテっ面が厳めしい。こういう前衛は、読者がコケオドシだと受けとるリスクは避けられない。中には評価の低いレビューもあろう。でもこれ読まない理由にはしないで貰いたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

私は満足しましたよ

2017/07/12 05:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『火花』で第153回芥川賞を受賞した又吉直樹であるが、その後なかなか作品を発表することがなかった。
 そして、ようやくこの春に発表したのが、原稿用紙300枚の長編小説となるこの作品。
 作品が出ないから、色々な憶測を言われただろうが、こうして発表されると『火花』以上の出来に、多くの読書人はほっとしたのではないだろうか。
 もちろん、又吉直樹が一番ほっとしただろうが。

 この作品は恋愛小説といっていい。
 演劇の道を志す永田という男と彼を支える沙希という女性との出会いと別れが描かれているのだが、どうにも古めかしい恋愛模様である。
 現代の若者もまだこういう、70年代流行った「神田川」の四畳半フォークのような、恋愛をしているのだろうか。
 読む側とすれば、その年齢層によって受け止め方は随分違うのではないか。
 例えば「彼女の純粋で無垢な性格が憎いのかもしれなかった。その優しさに触れると、自分の醜さが強調され、いつも以上に劣等感が刺激され苦しみが増す」なんて、まるで又吉直樹の好きな太宰治の自画像ではないか。

 それとこれも気になったのだが、この男女のセックス描写が描かれていない。
 同棲までしている男女だから性の交わりがないはずがないが、又吉が巌とその描写をしない。
 セックスを過大に描く必要なないにしても、永田と沙希の関係であれば、それを表現することで恋愛の深みや傷がもっと出たはずだが、又吉はあえてその道を選ばなかった。

 もしかしたら、又吉直樹という書き手は古風すぎる作家かもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

遅くもなく速くもなく

2021/01/31 14:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

永田の横を付いて歩く、沙希の姿がいじらしいですね。カップルとも同志とも言えない、ふたりの不思議な関係性が心地よかったです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

まるで太宰治のような身勝手な男。

2017/12/25 23:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「火花」は賛否両論ありますが私は好きです。
芥川賞受賞後第一作となる劇場は、期待以上の仕上がりで
作者の奥深さを感じました。これはお薦めです。

永田は脚本家兼その他もろもろの役目で、無名の劇団
「おろか」の設立者です。中学からの同級生の野原と一緒に
立ち上げました。
しかし評判は散々で、独りよがりのクソ劇団なのです。
団員が毒づいて辞めてしまうところから話が始まります。

同じタイミングで、永田は沙希という女性と街で出会い、
強引に知り合いになってしまいます。
ほとんど変質者まがいの行動なのに本能が囁いたのでしょう。
沙希は心を開いてくれたのです。

メロドラマみたいな展開ですが、文体が陰鬱な感じがしますので、
妙な迫力があります。そもそもこんなに都合よく女性は
振り向いてくれません。
都合のよすぎる展開に、なんだかなあと思います。

断言します。こんな女の人はいません。
それくらい永田はキモいのです。

しかしそれを強引に物語に持ち込んでいくあたりが、
何とも不可思議ですし常識に捉われない雰囲気を出すのに
成功しています。それこそがこの物語の原動力です。

永田はどんどん自分の世界に埋没し、受けいれてくれない人を
攻撃し、自分の殻に閉じこもったことを指摘されると
さらに意固地になるという超絶めんどうくさい人間です。
それもに関わらず、すべてを肯定的に受け入れようとする沙希に、
精神のゆがみを感じずにはいられません。

そう、自己中の永田にではなく沙希に対してです。
そこにこの物語の面白さがあります。

常識人がつぶれていく様は、太宰治を愛した女たちを
彷彿とさせます。だからこそラストシーンは心に残りました。
人を愛することを描ききった作品だと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

やっと

2017/12/13 20:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:てる - この投稿者のレビュー一覧を見る

前から気になっていましたが、ずるずる過ぎ、この日に至りました。
読み終わって、、少し分かりづらい部分があり。
何度か読み直したりしました。
けど、内容は良かったです

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

演劇人よ、読むべし!

2017/09/27 14:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おじ屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルからして何か同じ匂いが漂う。演劇人ならどこかしらシンパシーを感じるはず。
若いからこその不器用さ、演劇人だからこその無骨さに心が締め付けられる。
切なさと共に、青春の欠片がキラキラと散りばめられた秀作。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

夢溢れる世代に読んで欲しい。

2019/01/09 23:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

恋愛小説ですが、胸キュンとかは無いです。
恋愛しているときに感じる幸福よりも、恋愛によってダメになっていく男女がリアルに書かれてる。
でも、性描写が無いので、息子が、芸人とか、ミュージシャンとか、ユーチューバーとかになりたいって言ってきたら、読ませたい。
主人公の永田は、自分で立ち上げた劇団で脚本を書いているが、才能があるわけでもない。そんな彼に不幸にも?恋される沙希は、とても優しい人で、だからこそイタイ。
共感出来たのは、永田が作った劇団の唯一の女性団員だった、青山。
終盤に差し掛かる頃、ふたりのやりとりがあるんですが、そこは読んでてスカッとした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

2018/07/30 14:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の思い通りにいかない生き方に、切なさを感じた。むずかしい表現もあり、悲しくなるところもあったが、面白いところが多く、一気に読むことができた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

又吉さんがモデル?

2018/05/22 09:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ダークな又吉直樹さんがモデルという感じの主人公で、ダークな部分が強すぎて主人公には共感できなかったですね。他人からみたら、なんで一緒にいるのとは思うけど、理屈抜きの愛、2人にしかわからない繋がる何かはあるとは思います。ただ沙希ちゃんが救われないなあと、俺ならこうするとついつい感情移入しちゃいました。切なく、哀しくはなりましたが、これでいいのかもと妙に納得しました。どうしても又吉直樹さんがモデ?という感じで読んでしまいますので、又吉直樹さんっぽくない主人公の作品を読みたいですね(^^)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

問題はキャラ

2017/06/03 21:46

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

東京。戯作者として、演出家として、演劇の道を目指す永田は、服飾大学生の沙希と知り合い、やがて一緒に暮らすことに…よくある話。ストーリーは練られているが、帯にある「恋愛小説」の感動が薄いのは、とりわけて沙希のキャラが浅いからか。サッカー・ゲームのくだりは笑えるが、小説として必要か疑問。「火花」で芥川賞を獲り話題にはなったものの、作家としての将来性もまた疑問。「火花」より読み手を意識してはいるが、完成度はいまいち。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2017/07/03 22:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/07/12 01:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。