サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 暮らし・実用の通販
  4. 妊娠・出産・育児の通販
  5. 福村出版の通販
  6. 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解くの通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 11件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/04/07
  • 出版社: 福村出版
  • サイズ:19cm/262p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-571-42063-4
専門書

紙の本

自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

著者 松本 敏治 (著)

自閉スペクトラム症(ASD)の方言使用について調査を実施。「自閉症児者が方言を話さないわけ」「自閉症児者が共通語を話すわけ」について著者の解釈を紹介し、自閉症児者が示す、...

もっと見る

自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

税込 1,980 18pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

自閉スペクトラム症(ASD)の方言使用について調査を実施。「自閉症児者が方言を話さないわけ」「自閉症児者が共通語を話すわけ」について著者の解釈を紹介し、自閉症児者が示す、言語やコミュニケーションの特徴を述べる。【「TRC MARC」の商品解説】

自閉症児者が方言をしゃべらないというのは噂なのかそれとも真実なのか。発達障害、方言、社会的機能と多角的な視点から挑んだ、著者の10年にわたる研究成果の書き下ろし。【商品解説】

目次

  • 発 端
  • 第1章 自閉症は津軽弁をしゃべんねっきゃ
  • 第2章 北東北調査
  • 第3章 全国調査
  • 第4章 方言とは
  • 第5章 解釈仮説の検証
  • 第6章 方言の社会的機能説
  • 第7章 ASD幼児の方言使用
  • 第8章 ASDの言語的特徴と原因論
  • 第9章 家族の真似とテレビの真似

著者紹介

松本 敏治

略歴
〈松本敏治〉北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。特別支援教育士スーパーバイザー、臨床発達心理士。教育心理支援教室・研究所「ガジュマルつがる」代表。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー11件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「自閉症児は津軽弁を話さない」と言う臨床発達心理氏の妻に、大学で特別支援教育を教えていて、障害児心理学を専門とする私は「自閉症児の音声的特徴が独特だから方言らしく聞こえないだけ」と反論し、喧嘩になる。

2021/04/27 14:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1<自閉症は津軽弁をしゃべんねっきゃ>青森市とむつ市で特別支援学級の先生にアンケート調査したところ、「自閉症児は方言を話さない」という話は噂として広がっており、感覚とも一致しているという結果が出た。
2<北東北調査>秋田県と青森県にて地域社会の方言使用、IDの方言使用、ASDの方言使用を調査をしたところ、ASD方言を話さないという傾向が出た。使用語彙調査をしても、共通語語彙の使用と方言語彙の使用とにASDとnonASDとの間に明確な差が出た。
3<全国調査>全国調査ならびに京都・舞鶴・高知・北九州・大分・鹿児島での比較調査でも同じ結果が出た。「談話分析」よりも「印象評定」を使用した。
4<方言とは>(この章は言語学的)
5<解釈仮説の検証>1、音韻・プロソディ障害仮説;方言語彙の不使用を説明できない。2、パラ言語理解障害仮説;方言語彙の不使用を説明できない。3、終助詞意味理解不全仮説;ASDの方言不使用は、終助詞だけでなくあらゆる品詞にわたってみられる。4、メディア影響仮説;ASDがメディアから言語を学習する理由、方法が明らかでない。(この章は言語学的知識がないと難解であろう)
6<方言の社会的機能説>方言は21世紀の日本にもしっかりと根付いており、話者は方言と共通語のグランテーションの中から、人間関係の維持のために最も適切な表現様式を瞬時に選び使用している(方言の社会的機能説)。またこれは、ブラウン&レビンソンのポライトネス理論の言語ストラテジーにも通じる。ASDは社会性の障害を主障害とする。ASDの言語不使用は、方言の社会的機能を理解できず、状況に応じた使い分けができないからでは。
7<ASD幼児の方言使用>ADSが方言の社会的機能を理解できず使用しないとするならば、それらを理解いていない幼児の方言使用はいかなるものか。津軽地方の保健師に質問調査したところ、TDやIDの幼児は方言を使用するものの、ASDは使用しないという結果だった。
8<ASDの言語的特徴と原因論>ASDの言語上の問題。語用論(言語研究の一分野。言葉そのものよりもその使用法や表現形式、文脈解釈に焦点を当てる研究。例:Q・時計を持ってますか?A・4時20分です)障害。ASDの主要な障害領域。ASDの原因論の変還。心の理論(サリーとアン)。DMS-5。
9<家族の真似とテレビの真似>ASD幼児の方言不使用は、自然言語の習得・使用の問題。ASDの模倣は心的状態の理解に基づかないもの。
10<ことばと社会的認知の関係>言語習得のスキルとして「意図読み・意図理解能力(共同注意フレーム)」が重要。トマセンとバートン「トーマを探しに行こう」。ASDは、意図読みの困難があり、自然言語を学ぶのが難しく、意図理解なしの模倣や共同学習によって学び、方言主流社会においても共通語から言語を習得する。
11<かず君の場合>ADSの意図理解の弱さ、自然言語習得の困難さ。メディア媒体からの独自の言語習得。
12<社会的機能仮説再考>伝達意図(他社の意図的状態に対して人が何かを意図すること)の理解。
13<方言を話すASD>ASDも自然言語として方言は習得できるが、場面に応じた使い分けは困難。
14<「行きます」>ASDへの声掛けは「です・ます」が多く使われる。ASDへは相手の意図による行為の実行が機能していないと判断されている。ASDは相手が自分の意図に働きかけていることの弱さがある。意思決定機能が十分働いていないと見られている。
15<コミュニケーションと意図>ASDの言語やコミュニケーションの特徴。
<おわりに>「妻と私の論争には決着がついた」「この夫婦喧嘩は、私の完敗」「したはんで、いったべさ」

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

言葉はアイデンティティ

2017/05/10 04:13

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

自閉症スペクトラム障害と方言の奇妙な関係を感じた。言葉を通じて人格を形成していくことが伝わってくる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

結構専門的な本。人との心の距離や、自閉症に興味の有る人向け

2017/04/22 03:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る

青森の地元っこの、臨床発達心理士をやっている奥様と、やはり臨床発達心理士をやってて、「特別支援教育士スーパーバイザー」をしてる福岡出身の旦那との、やりとり(ご当人は「夫婦喧嘩」)の自閉症の子は、その土地の言葉は「話さない」、「いや、話す」から生まれた本だが、一応「自閉症」や「発達障害」の幾らかの知識を持った人でないと、何が書かれてるのかが判らずに、面白くも何ともなく成りそうだ。 言葉のアクセントや、イントネーションとは、限りなく人間の「本能」に近いので、かなりむつかしい話になるからだ。 また、「言葉」とは、喋る時ほど「人との、心の距離」があらわに成る。 しかし、その距離が「有り過ぎる」自閉症児者には、その距離感を測り切れない。 そんな感じも持つし、また自閉症児者が、その「距離」を、どう乗り越えようとしてるかも、ちらっと垣間見える本だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。