「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/07/22
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:19cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-3695-3
読割 50
紙の本
ゾーンマネジメント 破壊的変化の中で生き残る策と手順
新事業を創出し年商の1割を稼ぐ、敵を中立化し本業の売上を維持する…。破壊的変化の影響を受けているあらゆる規模の企業における組織化と経営管理を、具体的手順を示しながら指南す...
ゾーンマネジメント 破壊的変化の中で生き残る策と手順
ゾーンマネジメント
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
新事業を創出し年商の1割を稼ぐ、敵を中立化し本業の売上を維持する…。破壊的変化の影響を受けているあらゆる規模の企業における組織化と経営管理を、具体的手順を示しながら指南する。【「TRC MARC」の商品解説】
100万部超のベストセラー『キャズム』著者ジェフリー・ムーアの最新作
破壊的変化の時代に生き残るための「ゾーンマネジメント」手法を公開!
変化を受け、劣勢の既存事業を守るにはどうしたらよいか?
変化に乗り、新事業を創出し、攻めるにはどうしたらよいか?
≪ゾーンマネジメントとは?≫
既存事業の維持(パフォーマンス・ゾーン)、生産性の向上(プロダクティビティ・ゾーン)、
新規事業の創出(インキュベーション・ゾーン)、新規事業の拡大(トランスフォーメーション・ゾーン)
の四つにそれぞれ取り組む。創出した新規事業の中から最有望のものを一つ選び、
CEO(最高経営責任者)が陣頭指揮をして、年商の1割を稼ぐまで拡大させる。
複数の新規事業を現場で進めても、既存事業と競合してしまい、規模を拡大できない。
≪ハイテク企業の経営者が絶賛!≫
「ジェフリー・ムーアが示してくれた、勝つための洞察」
――サティア・ナデラ(マイクロソフトCEO)
「業種や規模を問わず、どんな企業にも役立つ指南書だ」
――マーク・ベニオフ(セールスフォース・ドットコムCEO)
≪あなたの会社は大丈夫ですか? ムーアが指摘する間違った取り組み≫
「地位を確立した既存企業がコアのビジネスモデルを無理に変えようとする」
~【第一章】プライオリティの危機
「既存事業の維持に過剰投資する」「破壊的攻撃を受けているのにそれを否定する」
~【第二章】四つのゾーン
「すべての営業にすべての製品を売らせようとする」
~【第三章】パフォーマンス・ゾーン
「生産性を高める標準の仕組みを声が大きい管理職がないがしろにする」
~【第四章】プロダクティビティ・ゾーン
「育成中のビジネスに全社基準の義務を負わせてしまう」
~【第五章】インキュベーション・ゾーン
「複数の改革を同時に実行しようとする」「改革の責任をCEO以外に委譲してしまう」
~【第六章】トランスフォーメーション・ゾーン
「すべての予算を一律でカットする」
~【第七章】ゾーンマネジメントの導入
「既得権、社内政治、皮肉な態度が蔓延し、優秀な社員が離脱する」
~【第八章】セールスフォースとマイクロソフトにおけるゾーンマネジメント
【商品解説】
技術革新の破壊的影響から既存ビジネスを守り、しかも技術を駆使した新規ビジネスを創出する。相反する取り組みを進められる経営手法を提案する。米国で著名な経営・技術コンサルタント、ジェフリー・ムーア氏の最新著作。【本の内容】
目次
- 序文
- はじめに
- 【第一章】 プライオリティの危機
- 次の波を捕まえる
- 次の波に立ち向かう
- 新しい指南書
- 【第二章】 四つのゾーン
著者紹介
ジェフリー・ムーア
- 略歴
- 〈ジェフリー・ムーア〉複数のベンチャーキャピタルを支援するとともに、キャズムインスティチュート、キャズムグループなどの名誉会長を務める。著書に「キャズム」「トルネード」「ゴリラゲーム」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
企業の破壊的変化への対応手段
2019/12/15 08:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
■プライオリティの危機
現代ビジネスの特徴
→スピードと破壊的変化
ハイテク企業であれば、立ち止まっていることは許されない
10年に一度でいいから新たな波を捕まえてそれを最高レベルにすること
■四つのゾーン
投資ホライゾン
1 1年目の事業による投資回収
2 △CFからの投資回収
3 研究開発などによる投資回収
持続的イノベーション
既存ビジネスの拡張と改良にフォーカスする
破壊的イノベーション
新規ビジネスとその運営モデルにフォーカスする
パフォーマンス 既存事業
プロダクティビティ 生産性向上
インキュベーション 新規事業育成
トランスフォーメーション 新規事業拡大
■パフォーマンスゾーン
合い言葉は「進路を保て!」
メインストリートの戦略は、顧客親密性を高める
変化を吸収する余力が小さいため、業績が悪い事業を早めに識別すべき
攻)トランスフォーメーションを先に完了すること
変革の成功は何物にも勝る
防)自社そのものを破壊的に変革してはならない
研究開発を差別化ではなく中立化に向ける
育成中の新規事業を攻撃されたビジネスに適用する
■プロダクティビティゾーン
目的は企業が可能な限り効率的に機能できるようにすること
本社機能(経理、総務等)
市場機能(マーケティング等)
流通機能(生産、物流等)
必要な価値提案
・規制へのコンプライアンス
・効率性の向上(ことを正しくする)
・ビジネス効果の向上(正しいことをする)
これら三要素は中核的要素ではないが成長には不可欠
攻)破壊的変化に対応し、既存システムを維持する
防)レガシー業務から経営資源を発掘し、最適化する
■インキュベーションゾーン
ホライゾン3の投資が実施される
投資選択基準
・破壊的イノベーション
・潜在的ビジネス機会
・新しいビジネスライン
ゾーン内の組織はIOU(独立事業ユニット)として機能
攻)マイルストーンの設定
1新テクノロジー採用に積極的に協力してくれる顧客との協業
2競合を出し抜く先見の目を持つビジネス・リーダーとの協業
3問題の解決策を望むビジネスオーナーとの協業
防)IOUの持つテクノロジーを既存事業向けに活用し、他社攻撃を中立化する
■トランスフォーメーションゾーン
企業の未来を過去の引力から解放するメカニズム
破壊的変化によって生じる長期成長の波に乗ることにフォーカスする
攻)破壊的変化がもたらす爆発的成長を活用する
重要なのはスピード
防)中立化→最適化→差別化
・業績目標達成よりも新規事業を成功させる方が重要
・同時に二つの新規事業はどちらも成功できない
・新規事業を完遂するためには、その成功を最優先としなければならない
■ゾーンマネジメントの導入
組織をゾーンに割り当てる
パフォーマンス・マトリクスを確定する
→商品と販売の予算設定
プロダクティビティZを動かす
→コストセンターのコントロール
全社システムの効率性とビジネス効果向上のリエンジニアリング
インキュベーションZを隔離する
→予算設定はマイルストーン毎に決める
トランスフォーメーションZの進行方向を決める
→非活動 破壊的変化がない状態
攻撃 次の波を捕まえる
防御 次の波に捕まらないようにする