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「書籍から得られる情報は、すぐに何らかのアウトプットにつながるわけではない。しかしボディブローのように自らの思考に影響し、それは長期的にはパフォーマンスに影響する」
「リーダーの教科書」という本からです。
ずばり、日米エリートの差は教養の差だとして「知的筋力」を鍛える骨太の130冊を歴史家、経営者、生物学者、数学者など多方面からなる各界の著名人が紹介しています。
人はいろいろな物事に囲まれて生きていて、その中で自分の価値基準に照らして、その人なりの意見や考えが出てきます。その自分自身が関わる事象について、自分が自由に考えるだめの基礎となるものが「教養」だと本書で書かれています(経済学者・楠木健さん)。
その教養を身につけるのに一番手っ取り早いのが、読書というわけですが、本書では各界著名人薦める「これぞ」という骨太の本が満載です。
冒頭の言葉は、元マイクロソフトでWindows、Internet Explorerを開発し、現在はIT企業を経営している中島聡さんの言葉です。
IT分野で読書とは、あまり想像できませんでしたが、プログラムを開発するにしても、深い洞察や思考力が求められ、読書を通じで教養を深めるのは重要だということです。
読書に関する考え方、向き合い方は分野に関わらず共通なものだと、本書を通じてよくわかりました。
読書に対するモチベーションがあがる本とも言えます。
ぜひ読んでみてください。
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いろいろな専門家がそれぞれの視点で選書された
教養書の紹介。何冊かは読んだことがある本。たぶん
紹介されている130冊中ちょうど一割の13冊が既読の
本でした。まだまだ読むべき本の1割りしか読めていない
ということなのかと。。
全部は読む気はないですが、いろんな本を選書して
読んでいって結果的にいろんな古典を読んでいければと
思います。
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リーダーの教養書、専門家の書評あり、色々本を読んで改めて勉強をしたくなった
色々読んで勉強し、経験を通してしっかりと考え、自分の普遍的な価値を作り上げたい
普遍的なものを、自分の中に持つ
要するになんなのか
欲望への反応速度を遅く
ゆっくり急げ
最終的には自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を言うために、一生懸命勉強しているのです。
首尾一貫した人はいない、誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている
人、本、旅
したいことと同時に、しないことも考えろ
一つに絞る
フランス革命の省察、人間はアホだ
想像の共同体
近代世界システムI、II
地中海、長波、中波、短波、天の時、地の利、人の和
第二次世界大戦1939-45
昭和史、半藤
歴史、ヘロドトス
1943 世界を変えた大陸間の交換
サピエンス全史
宇宙からいかにヒトは生まれたか
アンダルシーア風土記
三國志逍遥
ヒトラー
スターリン 赤い皇帝と延臣たち
クアトロラガッツィ
サミングアップ
道徳感情論
アメリカのデモクラシー
日本永代蔵
プロフェッショナルマネージャー、ハロルド
最終戦争論
古事記
予想どおりに不合理
ファスト&スロー
いつも時間がないあなたに
その問題、経済学で解決できます。
経済学者 日本の最貧困地域に挑む
多数決を疑う
経済学私小説 定常の中の豊かさ
意外と会社は合理的
人びとのための資本主義
人材覚醒経済
自分ごと、として読む
企業変革力
リーダーシップの旅
ビジョナリーカンパニー2
徹底のリーダーシップ
結果を残すリーダーはみな非情である
後世への最大遺物
イノベーションオブライフ
ハーバード流 逆転のリーダーシップ
ワークルールズ
ライフシフト
坂の上の雲
城下の人
橋川文三著作集
杉山メモ
話の屑篭と半自叙伝
半生の記
抱擁家族
無思想の思想
明治大正史 世相篇
金閣寺
鏡子の家
進化の教科書
進化は万能である
持続不可能性
外来種は本当に悪者か?
銃、病原菌、鉄
文明崩壊
昨日までの世界
言語を生み出す本能
暴力の人類史
人類がたどってきた道
遺伝子の社会
キャズム
明日を支配するもの
スティーブ・ジョブズ
理科系の作文技術
コーポレートファイナンス
イノベーションのジレンマ
数学とは何か?心が数を創り、操る仕組み
ユークリッド原論とは何か
数学記号の誕生
無限小 世界を変えた数学の危険思想
チューリングの大聖堂
ロジコミックス ラッセルとめぐる論理哲学入門
数の日本史 われわれは数とどう付き合ってきたか
素数の音楽
プリンストン数学大全
岡潔 数学の詩人
人体600万年史
破壊する創造者
免疫の意味論
睡眠の科学
健康第一は間違っている
ワクチンは怖くない
代替医療のトリック
承認をめぐる医療
決められない患者たち
脳にいい本だけを読みなさい
死すべき定め
ソクラテスの弁明
方法序説
パンセ
道徳の系譜学
プラグマティズム
論理哲学論考
啓蒙の弁証法
監獄の誕生
マインド 心の哲学
哲学ってどんなこと?
ウンコな議論
人間の将来とバイオエシック
自分が何を支えにして、何を原動力にして生きていくか
内的に自分を動かすものが何かを突き詰める
宗教ってなんだろう?
日本人はなぜ無宗教なのか
日本宗教史
日本的霊性
日本の思想
1年で聖書を読破する
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
宗教の理論
思いやり
煩悩リセット稽古帖
である、より、する、を考える
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どの推薦者も、自分が勧める本の紹介が卓越だ。それは、内容の要約がうまいとか、その本の価値の表現が巧みなのではない。推薦者の魂が揺さぶられた感動の余韻、著者の経験を追体験したことで、引き込まれてしまって今ある自分が迷い込んだ人生からの眺めが見事に伝わってくる。
各本の紹介文は600文字と短いのに、各推薦者は、見事に各本のもつエネルギーを凝縮した言葉に自分の願いを込めて差し伸べてくる。
そして、この本の構成が良く練られているのも感じる。各選者が予め本を推薦する前に、『読書』が紡いでくれた世界観に礼を言うかのように語る4ページの存在が良い。このたった4ページだが、『読者』という行為がそれぞれの行為者の中で思いもよらぬ輝きを放ち、方向性と力を与えてくれる予感が漂っている。
そして、本の初めに『読書』といえばのおふたりのが、何気なくこの本を手にとった者を奥へ奥へと引き込んでいく怪しい会話を繰り返していく。
ただ単に専門分野の達人達が教養書を紹介するというのではなく、それぞれが自分が読んできた数ある本の中から、『選りすぐった本』を紹介しているのが伝わってくる。
各選者が『ひとりビブリオバトル』をして本棚に並んだ幾冊の本を闘わせている姿が想像される。そしてそこに勝ち残った準々決勝進出本だ。
佐々木紀彦氏が『教養』に着目するに至った環境とそれを与えた経験が結実した本だと思う。
『News Picks』の編集長としての声はTBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ 』金曜日 耳にするだけでしたがこれからも期待したい。
*『ニューズピックアカデミー』も良い発想だと思います。この本の様に関わる人たちのメンタリティを高く維持し続けることが要になると感じています。頑張ってください。
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日米エリートの差は教養の差だ! 進化生物学、医学、数学などの理系科目から、歴史学、日本近現代史、哲学といった文系分野まで、11の分野で活躍する人たちが「知的筋力」を鍛える骨太の130冊を紹介する。
これに紹介された本を読んでみようと思う。
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教養の無さを痛感したので読んでみた。
■教養がなければ「奴隷」になる
楠木氏:人が他者に強制されず、自分自身でつくりあげていく独自の「価値基準」を持っていること
出口氏:自らの選択肢を増やしてくれるもの、あるいはワクワクして楽しいもの
⇨教養と聞くとどれだけ知識を持っているかだと思っていたが、実際には教養は役に立つかどうかは関係なく、インセンティブが効かない世界だと知った。
必要に駆られてやっているものは「勉強」であり、自分がやりたいと思って学ぶことが「教養」
とのこと。
自分が興味を持ってやった分だけ、教養が高まると考えると、好奇心が最大の武器なのかもしれない。
■教養の深さがパターン認識を広げ、判断力を鍛える
様々な因果関係を包括して抽象化すること。
歴史を知ることは、過去に起きた事象のパターンを多く知るということ。
⇨パターンを多く知ることで話を頭の中でまとめて、「要するに〜」と論理的に話せるようになる。
本書の中で紹介された本を順番に読んでみる。
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教養を学ぶ必要性を非常に理解することが出来ました!素晴らしい書籍だと思います。ありがとうございました!
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本 リーダーの教養書 「目から鱗」良いタイミングで教養の本に巡り会いました
21総研での立ち位置について疑念も払拭できました
目先の商売が不得手でも、経営はまた違って良い、むしろ違うべきだという確信
今の北洋銀行にも言えること その方が重要だと思う 戦術より戦略
現代は情報が溢れ、スピードを求め、全てが短期志向に
誰もがそれで良いのかと疑問を持ちつつも、適合を求められる
楠木建&出口治明
「教養」リベラルアーツ
普遍的なビジョンや理念を生むには、教養が不可欠 心の底からワクワク
「欲望への反応速度」は遅くて良い 品格であり教養
抽象度を上げて物事を理解しようとする姿勢 「本質論」
物事を単純化して、確信に基づいて決断する「論理的確信」(楠木建26P)
早わかりの知識は氷山の上辺だけ(せいぜい2割・溶ける)
氷山全体へ理解を深めるべき→本質論、それが「器」
教養の深さが「パターン認識」を拡げ、判断力を鍛える
出口さんは「数字・ファクト・ロジック」というが、過去のもの(楠木建)
バックミラーを見て経営はできない!
「未来への洞察力」が大事
楠木建さんは出口治明氏を圧倒! 真の教養の差と思う 怖い
□ スターリン 赤い皇帝と延臣たち
□ 予想どおりに不合理 いくつか比較しないと判断できない 行動経済学
□ ファスト&スロー 損を嫌うあまり、「リスクある選択」
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今世の中を賑わしているNewsPicksBookの記念すべき1冊目です。まだ箕輪さん色があまり強くない。NewsPicksの佐々木紀彦編集長の色が強い感じです。
日本のビジネスリーダーたちが様々な分野の教養を身につけるために最適な本を紹介してくれるので、ブックガイドとしての位置付けが強い本です。文理問わず、結構難解な本まで紹介しているので、信頼は置けそうです。
いくつか掘っていきたい分野はあるが、まずは自分の専門でやってきた歴史や、興味が湧く哲学あたりから攻められればと思う。
NewsPicksアカデミアのテーマは「最先端と普遍の両立」とのこと。死ぬカスモードになりすぎて箕輪編集長がこの事を忘れていないことを、大変余計なお世話ながら願っております。
了
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NewsPicks Bookの記念すべき第1弾であり、教養を身に付けたい人が読むべき本を多数ピックアップしている。本書を通じて「教養」と「知識」は異なるものである、ということを再認識させられた。ビジネス書を乱読して知識を得たとしても、それは氷山の上に出ている部分であり、その氷山本体である普遍的な教養を身に付けることが重要だということも理解できた。教養を身に付け、過去の様々なパターン認識や多様な人間観を持っていると、新しい出来事に直面しても既視感を持ってブレずに対応できる、という主張が特に印象に残った。
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本書はその分野において参考とするべき本を紹介した「本のガイドブック」だ。
題名には「リーダーの」と書かれているが、その分野を勉強してみようと思う人にとっては、誰にでも参考になる本が紹介されていると思う。
【歴史】【経営】【リーダーシップ】【日本近現代史】【コンピュータサイエンス】【経済学】【進化生物学】【数学】【医学】【哲学】【宗教】の11分野114冊(帯などでは130冊と書いてあるが、上下巻などを1冊とすれば114冊)の本が紹介されているが、自分が読んだことがある本は6冊しかなかった。しかし、その6冊についてはいずれも納得のいく選書であったので、他の選書についても間違いはないのだろう。
この本の良いところは、1人選者が11分野の本を紹介するのではなく、その分野の専門家がそれぞれのおすすめ本を紹介しているところだ。
専門家の本の紹介はそれぞれ説得力がある。やはり、どうしても一人の人間が薦める本というのは偏りができてしまうし、誰にでも不得意な分野があるはずだから、この本のように1人1分野の紹介という形式は非常に良いと思う。
自分としては、全く門外漢の分野である数学、哲学や宗教の分野で読んでみたいなと思った本が結構あった。
以下、分野ごとに選者のプロフィールと紹介された本の一覧を作ってみたので参考まで。
【歴史】
選者―出口治明
(実業家。ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO)
・ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』
・イマニュエル・ウォーラーステイン『近代世界システム(1・2)』
・フェルナン・ブローデル『地中海』
・アントニー・ビーヴァー『第二次世界大戦1939-45(上・中・下)』
・半藤一利『昭和史』
・ヘロドトス『歴史』
・司馬遷『史記列伝』
・チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』
・ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史(上・下)』
・更科 功『宇宙からいかにヒトは生まれたか: 偶然と必然の138億年史』
・永川玲二『アンダルシーア風土記』
・中村愿、 安野光雅『三國志逍遙』
【経営】
選者―楠木建
(経営学者。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。専攻は競争戦略)
・イアン・カーショー『ヒトラー(上・下)』
・サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ『スターリン―赤い皇帝と廷臣たち(上・下)』
・若桑みどり『クアトロ・ラガッツィ』
・サマセット・モーム『サミング・アップ』
・アダム・スミス『道徳感情論』
・トクヴィル『アメリカのデモクラシー』
・エドマンド・バーク『フランス革命の省察』
・井原西鶴『日本永代蔵』
・ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』
・石原 莞爾『最終戦争論』
・『古事記』
【経済学】
選者―大竹文雄
(経済学者。大阪大学教授、社会経済研究所教授。専門は労働経済学、行動経済学)
・ダン���アリエリー『予想どおりに不合理』
・ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー(上・下)』
・センディル・ムッライナタン、エルダー・シャフィール『いつも「時間がない」あなたに』
・ウリ・ニーズィー、ジョン・A・リスト『その問題、経済学で解決できます。』
・鈴木 亘『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』
・坂井豊貴『多数決を疑う』
・齊藤誠『経済学私小説〈定常〉の中の豊かさ』
・レイ・フィスマン、ティム・サリバン『意外と会社は合理的』
・ルイジ・ジンガレス『人びとのための資本主義』
・鶴光太郎『人材覚醒経済』
【リーダーシップ】
選者―岡島悦子
(経営チーム強化コンサルタント。ヘッドハンター、リーダー育成のプロ)
・ジョン・P・コッター『企業変革力』
・野田智義、金井壽宏『リーダーシップの旅』
・ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー2』
・ラム・チャラン『徹底のリーダーシップ』
・冨山和彦『結果を出すリーダーはみな非情である』
・内村鑑三『後世への最大遺物』
・クレイトン・M・クリステンセン、ジェームズ・アルワース、カレン・ディロン『イノベーション・オブ・ライフ』
・リンダ・A・ヒル『ハーバード流 逆転のリーダーシップ』
・ラズロ・ボック『ワーク・ルールズ!』
・リンダ・グラットン『ライフ・シフト』
【日本近現代史】
選者―猪瀬直樹
(作家、元政治家。地方分権改革推進委員会委員、日本文明研究所所長、元東京都知事)
・司馬遼太郎『坂の上の雲』
・石光真清『城下の人』
・『橋川文三著作集』
・参謀本部編『杉山メモ(上・下)』
・菊池寛『話の屑篭と半自叙伝』
・松本清張『半生の記』
・小島信夫『抱擁家族』
・大宅壮一『無思想の思想』
・柳田國男『明治大正史 世相篇』
・三島由紀夫『金閣寺』
・三島由紀夫『鏡子の家』
【進化生物学】
選者―長谷川眞里子
(人類学者。総合研究大学院大学学長・教授、国家公安委員会委員。専門は行動生態学、自然人類学)
・カール・ジンマー、ダグラス・J・エムレン『進化の教科書』
・マット・リドレー『進化は万能である』
・サイモン・レヴィン『持続不可能性―環境保全のための複雑系理論入門』
・フレッド・ピアス『外来種は本当に悪者か?』
・ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄(上・下)』
・ジャレド・ダイアモンド『文明崩壊(上・下)』
・ジャレド・ダイアモンド『昨日までの世界(上・下)』
・スティーブン・ピンカー『言語を生み出す本能(上・下)』
・スティーブン・ピンカー『暴力の人類史(上・下)』
・海部陽介『人類がたどってきた道』
・イタイ・ヤナイ、マルティン・レルヒャー『遺伝子の社会』
【コンピュータサイエンス】
選者―中島聡
(コンピューター技術者、プログラマー。UIEvolution(スク��ェア・エニックスの子会社)のチーフソフトウェアアーキテクト)
・ジェフリー・ムーア『キャズム』
・ドラッカー『明日を支配するもの 21世紀のマネジメント革命』
・ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ』
・木下是雄『理科系の作文技術』
・リチャード・A・ブリーリー『コーポレート・ファイナンス』
・クレイトン・クリステンセン『イノベーションのジレンマ』
【数学】
選者―森田真生
(数学をテーマとした著作・講演活動などを行う日本の独立研究者)
・スタニスラス・ドゥアンヌ『数覚とは何か?心が数を創り、操る仕組み』
・斎藤憲『ユークリッド「原論」とは何か』
・ジョセフ・メイザー『数学記号の誕生』
・アミーア・アレクサンダー『無限小 世界を変えた数学の危険思想』
・ジョージ・ダイソン『チューリングの大聖堂 コンピューターの創造とデジタル世界の到来』
・アポストロス・ドクシアディス、クリストス・パパディミトリウ『ロジ・コミックス:ラッセルとめぐる論理哲学入門』
・伊達宗行『「数」の日本史 われわれは数とどう付き合ってきたか』
・マーカス・デュ・ソートイ『素数の音楽』
・ティモシー・ガワーズ『プリンストン数学大全』
・高瀬正仁『岡潔 数学の詩人』
【医学】
選者―大室正志
(大室産業医事務所代表。産業医科大学医学部医学科卒業。専門は産業医学実務)
・ダニエル・E・リーバーマン『人体600万年史』
・フランク・ライアン『破壊する創造者』
・多田富雄『免疫の意味論』
・櫻井武『睡眠の科学』
・名郷直樹『「健康第一」は間違っている』
・岩田健太郎『ワクチンは怖くない』
・サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』
・斎藤環『承認をめぐる病』
・ジェローム・グループマン『決められない患者たち』
・森健『脳にいい本だけを読みなさい』
・アトゥール・ガワンデ『死すべき定め』
【哲学】
選者―岡本裕一朗
(哲学・倫理学者。玉川大学教授)
・プラトン『ソクラテスの弁明』
・デカルト『方法序説』
・パスカル『パンセ』
・ニーチェ『道徳の系譜学』
・W・ジェイムズ『プラグマティズム』
・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
・ホルクハイマー、アドルノ『啓蒙の弁証法』
・ミシェル・フーコー『監獄の誕生』
・ジョン・R・サール『MiND マインド 心の哲学』
・トマス・ネーゲル『哲学ってどんなこと?』
・ハリー・G・フランクファート『ウンコな議論』
・ユルゲン・ハーバーマス『人間の将来とバイオエシックス』
【宗教】
選者―上田紀行
(文化人類学者。東京工業大学教授)
・島薗 進『宗教ってなんだろう?』
・阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』
・末木文美士『日本宗教史』
・鈴木大拙『日本的霊性』
���丸山真男『日本の思想』
・鈴木崇巨『1年で聖書を読破する。』
・マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
・ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』
・ダライ・ラマ14世『思いやり』
・小池龍之介『煩悩リセット稽古帖』
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本好きな人にとってどんな本を読むのがいいかわからない方には非常に参考になる本である。この本はリーダーシップを養っていくための人間の根幹となる教養を培っていくために必要となる推薦書籍を11名の読書好きの有識者らのお勧めする本の概略を語っているものであり、これからたくさん本を読もうと思っている方にも良いし非常に知的能力を養っていくための参考になる本と言えるでしょう。
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森田真生さんの本を読了後、もっと読みたくなって探しました。11人の方がお勧めする本を片っ端から読みたくなり、現在探してます!あらゆる分野を網羅するのは大変ですが、全て読んだ後はどんな気持ちになってるんでしょうか…。
教養が無ければ奴隷になる など、心にグサッとくる言葉が沢山あって、今も私の心を揺さぶります。
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リーダーに必要な教養を、歴史・経営・数学などにわけ、それぞれに精通した人物がおすすめの本を紹介していく一冊。
本書一文にもある、「日米エリートの差は教養の差だ!」には納得。
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歴史、経済学、進化生物学、医学、哲学など10種類のジャンルから各著名人が推薦書を紹介している。推薦書の数は120冊あり、紹介文も簡潔で楽しく読める。既読の本もいくつかあったが、興味を引かれた本の数はそれ以上。10種類のジャンルの中で読みたい本は歴史と哲学の本が多かったので、自分が読みたくなる本のジャンルが変化していると実感した。気になった27冊の推薦書を少しずつ読んでいきたい。