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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/04/25
- 出版社: ぷねうま舎
- サイズ:22cm/509p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-906791-68-2
- 国内送料無料
紙の本
クザーヌス生きている中世 開かれた世界と閉じた世界
著者 八巻 和彦 (著)
中世末の15世紀、旧ヨーロッパ世界の破局に当面した思想家クザーヌスは、新しい世界のヴィジョンを開くために、どこに突破口を求めたのか。時代に先駆けた思想の苦闘を照らし、壮大...
クザーヌス生きている中世 開かれた世界と閉じた世界
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商品説明
中世末の15世紀、旧ヨーロッパ世界の破局に当面した思想家クザーヌスは、新しい世界のヴィジョンを開くために、どこに突破口を求めたのか。時代に先駆けた思想の苦闘を照らし、壮大な転換の境に立つ現代を捉え直す。【「TRC MARC」の商品解説】
■ 壮大な転換期に違いない現代の世界を、構造的にとらえ、新しい世界のヴィジョンを描くことは可能だろうか。グローバリズムとナショナリズムの台頭、
IT社会と格差社会、大きな物語の崩壊と断片化する知識……。
15世紀中世、旧世界の破局を目の当たりにしたニコラウス・クザーヌスの格闘を鏡として、今日のさまざまな破綻の様相を照らす。古い神学体系に抗い、近代への転回を促したとされるクザーヌスの思想の秘密はどこにあったのか。
■ 老子の道とクザーヌスの覚知的無知、西田の絶対矛盾的自己同一とクザーヌスの反対対立の合致──自己相対化を受け入れ、他者に開かれたあり方こそ、クザーヌスの創造性を保証するものであった。現在の世界規模の自閉と暴力とを超えて、平和と共存への新しい物語を紡ぐために。【商品解説】
目次
- 序章 中世から現代を読む
- 1 個人のアイデンティティの危機と集団のアイデンティティの危機
- 2 「くに」の拡大
- 3 アイデンティティと普遍的正義
- 4 国家と普遍的正義
- 5 普遍的正義とわれわれとの関係
- 6 グローバリズムの跳梁
- Ⅰ 破局の諸相
- 第一章 原発破局「フクシマ」の原因を探る
- 1 日本における原子力産業複合体
著者紹介
八巻 和彦
- 略歴
- 〈八巻和彦〉1947年生まれ。早稲田大学商学学術院教授。国際クザーヌス協会学術顧問。京都大学博士(文学)。著書に「クザーヌスの世界像」など。
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