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紙の本
図書館の魔女 烏の伝言 上 (講談社文庫)
著者 高田大介 (著)
剛力たちに導かれ、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。しかし、休息の地と頼ったそこは、陰謀渦巻き、売国奴の跋扈する裏切り者の街と化していて…。「図書...
図書館の魔女 烏の伝言 上 (講談社文庫)
図書館の魔女 烏の伝言 (上)
紙の本 |
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- 税込価格:1,716円(15pt)
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商品説明
剛力たちに導かれ、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。しかし、休息の地と頼ったそこは、陰謀渦巻き、売国奴の跋扈する裏切り者の街と化していて…。「図書館の魔女」に続くファンタジー巨編。【「TRC MARC」の商品解説】
道案内の剛力たちに導かれ、山の尾根を行く逃避行の果てに、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。しかし、休息の地と頼ったそこは、陰謀渦巻き、売国奴の跋扈する裏切り者の街と化していた。姫は廓に囚われ、兵士たちの多くは命を落とす……。喝采を浴びた前作に比肩する稀なる続篇。【商品解説】
目次
- 1 烏と馬鹿
- 2 廃虚と唐臼
- 3 姫御前、娼館
- 4 飯場、暗渠
- 5 鼠と鈴
- 6 掟と弁え
- 7 薬師の目覚め
- 8 蛍火
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紙の本
待望の続編文庫化
2017/05/25 18:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塾長 - この投稿者のレビュー一覧を見る
処女作である図書館の魔女もそうだったが、
クライマックスに向けて加速度的に面白くなっていく。
これは冒頭の入念な世界観の描写があるからだろう。
美しい日本語表現で、読者をしっかりと舞台に引きずり込む
筆者の力量は本当にすばらしい。
電子書籍
あれ、続きじゃないのと思いきや。
2022/05/07 04:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もず - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎に謎が積み重なって次を繰る手が止まらない面白さ。そして、やっぱり!と叫びたくなるあの人も登場して、進んでいく物語にどう絡んでいくのか気になって仕方ない。さあすぐに下巻を読もう。
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謀の影響が
2021/09/08 14:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
マツリカの、ニザマ帝が投じた一石がこんなに大きな影響を及ぼすとは。
落ち延びる姫君との逃避行、近衛の面々、杣人、港町の最下層の鼠達、九時に一生を得た少年、そして烏と犬。
彼らの必死さが緊迫状態を彩りのあるものにしていて下巻が楽しみ。
電子書籍
マツリカが主人公ではないのでしょうか
2020/08/27 04:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の方も触れていますが
前作を読んでいたので
マツリカの登場が少なくて
どうお話がつながっていくのか
模索しながら読み進めていく感じでした
後半その辺りを回収してもらえ
よくできているなと思いました
紙の本
陰謀うずまく逃避行
2018/07/14 21:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マツリカの活躍で、ニザマが帝室側と宦官側に分かれ、騒乱が起こる中、とある高級官僚の姫を連れた一行が、混乱を逃れるために、とある港町にある船を斡旋する館を訪ねます。ところがその館はニザマを裏切り、姫を監禁し、近衛兵や荷運びの一行を抹殺しようとたくらみます。陰謀や欲望が渦巻く港町で、姫たち一行は魔の手を逃れることができるのか、読み進めるたびに、手に汗握ります。それぞれの登場人物が個性豊かで、迷いながらも、必死に生き抜こうをする力強さが手に取るようにわかります。この上巻では登場していませんが、マツリカの一の谷がどのように関わっていくのか、期待しています。
紙の本
やはり図書館の魔女の続編だった
2019/11/03 14:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「図書館の魔女」の続編であることを楽しみに読み始めたのに、なぜ逃亡を図るお姫様の物語が展開するのか?ストーリーを追いながらも、ちょっとモヤモヤしたものが・・・。そのモヤモヤは後半で一気に氷解。読み終えて、もうスッキリ!
紙の本
場面転換
2017/09/14 12:49
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても残念なことに、マツリカもキリヒトもいない。前作で悪役のニザマ官僚のお姫様の逃避行にかかるお話で、ちょっとテンション下がります。
大きな物語を展開するには、仕方のないことですが・・
ただ、新たに剛力、とりわけ鳥飼など魅力的な登場人物たちの活躍は興味深いです。偽名で出てくる人物も鍵かも?
紙の本
登場人物が!!
2017/07/12 15:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「図書館の魔女」なのに、マツリカもキリヒトも出てこない?
と思ってると!!!
切り落とされた腕で気付いたのは私にしたら上等じゃない??
・・・にしてもだ。
作者は下水が好きなのかしら!?(笑)
さて、一行は無事に脱出ができるのか??
下巻に続きます。。。
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無関係同士が絆を深める
2017/05/26 15:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館の魔女本編のちょうど続きにあたる物語で、ニザマ帝国での「政変」の影で、ニザマ高官の姫を安全な場所へと移動させる近衛兵達と、荷を運ぶ剛力達、そして、彼らを手引きする「街」の「鼠達」、、、、がどう本編と関わってくるのか。
始め読みますと、なかなか話が見えてこないので、上巻は結構忍耐が必要です。これは本編の方同様、文庫本第一巻(単行本上巻の前半)も、なかなか話が進まないので、読むのをやめるかどうしようか、と思案してしまいますが、どうぞ辛抱して読み続けて下さい。下巻から怒濤のように物語が進み、最後にマツリカ達、本編の登場人物達が一部出てきて大団円。読み終わると詳細がどうなっているのか、どうつじつまが合っているのか、この登場人物はいつ登場してどう関わってきたんだっけな、と気になって再度読み直す、という楽しみが待っています。
身分の違う者たち、身分の高い姫御前や、社会の底辺にいる鼠たちが、身分を超えてさらに図書館の魔女の知謀を得て恐るべき陰謀を解き明かす様は痛快です。マツリカと剛力のワカンのやりとりが丁々発止で非常に面白いです。(二人共口が悪い)人と人とのつながりとはどういうものか、何が人をつなげるのか、人として何が大切なもので、何が「悪」なのか、物語の中で特に鼠たちの活躍で語られていきます。
鳥飼のエゴンとカラスが、非常に重要な役割を担います。彼らこそこの物語の主人公ですね。最後はなるほどな~と、物語のたたみ方は相変わらず前編共々見事なものです。
キリヒトが登場しないのが残念。(本編を読まれた方はその理由が分かります)
次の作品では、彼が中心で、どう「あの困難な任務」を果たすのかが知りたいですね。次の作品でキリヒトが出て来るのかどうかも分かりませんが、楽しみにしています。
星が4つなのは、前半が少し冗長で読み進めるのが少しつらいかな、しかし後半の展開のためには仕方がないか、、、と思いつつ、そう評価しました。あと、登場人物がみんな似たような名前なので、しょっちゅう登場人物表を見ながら読まないと、誰が誰だか分からなくなるのは、アガサ・クリスティの推理小説を読むのと同じ感覚ですね。これも致し方ないか。