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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/06/23
- 出版社: みすず書房
- サイズ:22cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-07979-8
- 国内送料無料
紙の本
ジャコメッティ彫刻と絵画
著者 デイヴィッド・シルヴェスター (著),武田 昭彦 (訳)
ジャコメッティの彫刻はなぜかくも細いのか−。矢内原伊作と同様にモデルとなった美術評論家が「全身芸術家」に肉迫した金字塔的エッセイ。1964年9月にBBCラジオで放送された...
ジャコメッティ彫刻と絵画
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商品説明
ジャコメッティの彫刻はなぜかくも細いのか−。矢内原伊作と同様にモデルとなった美術評論家が「全身芸術家」に肉迫した金字塔的エッセイ。1964年9月にBBCラジオで放送されたジャコメッティ・インタビューも全文収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「わたしは風物を見ることにそれほど関心がない。なぜなら、テーブル上のひとつのコップが以前よりもずっとわたしを驚かすからだ。(…)見えるとおりのコップを描こうとすることは、かなり控え目な企てのようにみえる。とはいっても、それは事実上不可能だとわかっているので、それが控え目なのか傲慢なのかさえももはやわからないのだ」(A・G)
「芸術家は、写生で仕事をしながらたがいに変化し矛盾する記憶の集積を構築しようが、あるいは記憶で仕事をしながら自分が見てきた思い出の総合を組み立てようが、けっして目的に達しえない。ジャコメッティの作品は、自分が見ているものをコピーしようとしてきたすべての芸術家が知る絶望を剝き出しにしておく。同時にそれは、いままでに見たいっさいのものとまさに同じ堅い核が存在するということ、そしてそれが固定化され、保存され、不滅のものであるかのように表現されうるということの主張なのである」(D・S)
ジャコメッティの彫刻はなぜかくも細いのか…。1948年に出会って以来親しく交流、矢内原伊作と同様にモデルとしてポーズをとり、ロンドンでの大回顧展をも実現させたイギリス人美術批評家・キュレーターによる金字塔的エッセイ。見ること、見たものを再現すること、そして創造することの意味を「全身芸術家」とともに考えつづけた半世紀の軌跡。1964年9月、著者を聞き手におこなわれたジャコメッティ・BBCインタビューを完全収録。【商品解説】
目次
- まえがき
- I
- 消え去るものの不滅化
- 暗闇のなかの盲目の男
- 時空の円板
- 対立するものの関連性
- ヴィジョンの残余
- II
著者紹介
デイヴィッド・シルヴェスター
- 略歴
- 〈デイヴィッド・シルヴェスター〉1924〜2001年。ロンドン生まれ。美術評論家。ヘンリー・ムーア財団評議員、テート・ギャラリー評議員などを歴任。ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞受賞。
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