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エトロフ発緊急電 改版(新潮文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2017/04/21
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/741p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-122312-4
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

エトロフ発緊急電 改版 (新潮文庫)新刊

著者 佐々木 譲 (著)

【日本推理作家協会賞(第43回)】【山本周五郎賞(第3回)】【日本冒険小説協会大賞(第8回)】1941年12月8日の真珠湾攻撃の情報を、ルーズベルト大統領は事前に入手して...

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エトロフ発緊急電 改版 (新潮文庫)

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【日本推理作家協会賞(第43回)】【山本周五郎賞(第3回)】【日本冒険小説協会大賞(第8回)】1941年12月8日の真珠湾攻撃の情報を、ルーズベルト大統領は事前に入手していたか? 日本海軍機動部隊が極秘裡に集結する択捉島に潜入したアメリカ合衆国の日系人スパイ・ケニーが、北海の小島に見たものとは…。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー56件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

佐々木譲といえばいまでこそ警察小説の第一人者として知られるが、その初期には第二次大戦を背景にした軍事・冒険・諜報を描いた名作があった。(『ベルリン飛行指令』『エトロフ発緊急電』『ストックホルムの密使』 当時第二次大戦三部作と言われた)手嶋龍一『ウルトラ・ダラー』を読んだ直後だからだろう、これぞ日本を代表する第1級のスパイ小説だと『エトロフ発緊急電』を再読したくなった。

2010/09/03 23:14

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

1994年に読んだ時にまず面食らったのは真珠湾攻撃の部隊がハワイのはるか遠方、エトロフ島から出撃したという事実だった。どうしてそんなところから?と、話にのめりこませる仕掛けはそれだけでも著者の構想の鋭さをうかがわせるものだ。

日本海軍機動部隊(空母6隻基幹)は、飛行機353機をもって1941年12月8日(日本時間。アメリカ時間では7日)朝、ハワイのオアフ島にある真珠湾に在泊中のアメリカ太平洋艦隊主力および同島の航空基地を奇襲し、大損害を与えた。
この作戦は連合艦隊司令長官山本五十六の発案によるもので、日本海軍が永年にわたり練り上げた要撃作戦計画とはまったく方針を異にし、完全な奇襲攻撃であった。飛んで火にいる夏の虫になりかねない、常識では無謀と思える作戦行動である。つまりこの作戦が成功するには、9月まで延々とした帝国内の合意形成プロセス、エトロフ島・単冠湾(ヒトカップ)への大艦隊の集結、6000キロに及ぶ太平洋の南下進攻など攻撃の直前まで機密秘匿が絶対の条件だったのだ。
奇襲は成功した。だが日本海軍が最重要撃破目標とした航空母艦2隻は外洋にあってこの難を逃れることができた。さらに宣戦布告が遅れたこともあり、「真珠湾を忘れるな」とアメリカ国民の戦意を高揚させたのである。

この太平洋戦争勃発前夜の諜報戦については最近では西木正明の『ウェルカムトゥパールハーバー』があって、真珠湾攻撃をイギリスによる謀略説として小説化している。この『エトロフ発緊急電』は西木流ノンフィクションノベルとは趣が違う。歴史的事実に小説家らしい新解釈を加え、常識をくつがえすことの面白さ意図したものではない。面白さのポイントは完璧なサスペンスにある。

物語はこの年(1941年)の1月、山本五十六の発案に対する論議から始まる。アメリカ海軍情報部は在日諜報組織・宣教師スレンセンを通じて、日本軍によるハワイ攻撃の可能性をつかむ。ただし、「可能性」であって虚報かもしれない。そしてアメリカ国籍の日系二世・斉藤賢一郎の素質を買い、訓練し、第一級の諜報員として9月、日本へ潜入させる。

エトロフになにかあるという情報を得るまでの東京における諜報活動。在日諜報員のスレンセンや朝鮮人・金森の必死のバックアップ。畳み込まれる危機また危機ののち侵入不可能の要塞と化したエトロフ島に孤立無縁で立ち向かう賢一郎。そして防諜活動に優れた東京憲兵隊・磯田軍曹の冷静で徹底した追跡。読者は知っているが、賢一郎も磯田ですらもエトロフでなにが起ころうとしているのか、ラストまで知らないのだ。この設定は斬新である。酷寒の海、豪雪の荒地に飢えと寒さで死線をさまよう賢一郎は単冠湾(ヒトカップ)へ潜入できるのだろうか。賢一郎の痕跡をたどり着実に迫る磯田軍曹の存在を賢一郎はしらない。読者は著者が幾重にも用意した不確実性に翻弄される。この特異なマンハントチェイスの緊迫感はまさに第一級のエンタテインメントである。

だがこの作品の真価はもうひとつのところにある。極限状況にあるものたちの愛と連帯の人間ドラマを見逃すことはできない。物語の前半で主要登場人物の人物像を生い立ちにさかのぼって見事に描出する。それぞれが印象的である。
佐藤賢一郎 日系であるがゆえにアメリカ社会から拒否された流浪のニヒリスト
宣教師スレンセン 南京占領で最愛の女性が日本軍人に陵辱されたうえ虐殺された男。在日の米側スパイ。
朝鮮人金森・金東仁 祖国から強制連行された元炭鉱労働者。脱走して日本を憎悪する在日の米側スパイ。
岡谷ゆき エトロフ駅逓の女主。ロシア漁民との混血で差別されてきた美しい女性。本編のヒロイン。
宣造 ゆきの店の下働き。千島列島最北端の占守島から明治政府によって強制移住させられたクリル人の子。

彼らはすべて戦争の被害者である。彼らはこの世界のどこにも自分の居場所がないと絶望を確信した人たちである。にもかかわらず自分の気づかない心の奥ではなにかを求めている切なさ。そして孤立の中にあるからこそうまれる強い絆はむしろ哀感を誘う。それぞれの重たい半生を背景にした彼らそれぞれの深い思いに共鳴しながら、絶望から希望、そして究極の絶望とこの人たちの織りなす悲劇と感動のドラマに私は胸を打たれる。

戦局の帰趨を決定的にする賢一郎のエトロフ発緊急情報は打電できるのか?
磯田はそれを妨害できるのか?
さらに賢一郎とゆきの愛のゆくえは?
賢一郎と宣造が交わした男の約束は?
いくつもの道筋で高まった緊張が凝縮し、一点で炸裂するラストの盛り上がりは圧巻だ。

そして諜報戦としては史実に謎を残し、人間ドラマとしてはおそらく爽やかな余韻を味わうことができる最終幕があるから、この作品は日本の戦時スパイ小説史上屈指の傑作だと思うのである。

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紙の本

いわゆる三部作

2015/12/07 10:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

2作品目です、歴史の中に創作された人物をうまくはめ込んで良い内容となっています。

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紙の本

息がつまるサスペンス

2002/07/31 22:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

開戦前夜に米国はスパイを日本に送りこむ。そこでの協力者たちとの出会い
彼らの悲惨な人生。
そして警察の追跡の末にエトロフ島にたどりつく。そこでは運命に見捨てられた
エリ−ト軍人や美しい混血女性との出会いがあるが、軍人の疑惑に寄って追い詰めらて自決にいたる。

これも数年前ドラマで見たがとても印象深く今でも覚えている。

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紙の本

一気に読ませる

2017/01/08 19:03

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

「警官の血」と同様、一気に読ませてくれます。
スパイ物ですが、ワクワクではなく、悲しいお話。

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紙の本

ミステリーコーナーより

2001/02/06 16:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉野仁 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日米開戦前夜、日本軍が真珠湾を奇襲するらしいとの情報から、アメリカ海軍情報部が日系人をスパイに仕立て東京へ送りこんだ。やがて彼は択捉へと向かう。ケン・フォレットの名作「針の目」を換骨奪胎し、諜報活動のみならず、特高警察との追跡行、択捉に住む女性との関係など、タイムリミットがしかれるなか、サスペンスあふれる人間ドラマと現代史が重層的に絡んだ設定が生きている名作。山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞作。

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2004/11/15 06:23

投稿元:ブクログ

スケールの大きい冒険小説。第二次大戦直前、世界各国で繰り広げられる各国の諜報活動。その思惑が北方領土の択捉島で交錯する。真珠湾攻撃は果たして奇襲だったのかどうか、アメリカはどこまで知っていたのか、択捉島を舞台に諜報活動を描いた快作。

2006/05/14 17:42

投稿元:ブクログ

昔NHKで「エトロフ遥かなり」日本海軍連合艦隊が次々に終結するシーンに興奮してたのを思い出して読んでみた。
 日系スパイ 男と女の友達
ケニー齋藤の潜入 執拗な憲兵の追ってそしてゆきとの恋 結末 1人の人間の生き様の表現巧いっす

2014/03/13 00:04

投稿元:ブクログ

1940年。 第二次大戦シリーズ。

日米混血の斉藤は、スペイン内乱(よく知らないの)でココロ折れて、アメリカで殺し屋生活。スカウトされ、アメリカのスパイとして、択捉島へ。

一方、択捉島へ帰ってきたゆき。彼女は日露混血。男を追いかけて本土へ行き、囲われ生活を経て、水商売してたが、叔父がなくなったので択捉島へ。
残り1/3くらいで二人は出会い、お決まりの。

日本では、択捉島の緊急伝が届かなかったから、真珠湾奇襲に成功したのだと、思われたが、アメリカは、知ってて見過ごしたみたいね。
てか、真珠湾奇襲は、択捉島からだったんだねー。

エピローグは戦後2年後の昭和22年。
択捉島から、本土へ向かうゆき。男の子といっしょに。 個人的には生んでないから、こういうのは心にしみるファンタジー。 
あと1冊だけど、寄り道。

2010/02/07 18:01

投稿元:ブクログ

スパイもので、ハードボイルドで、歴史が主題、と硬派な仕上がり。賢一郎がかっこよかったです。サツモノとは違う魅力であふれている。

2012/01/18 22:44

投稿元:ブクログ

お客様からの借り本 。
なかなか読めず苦戦。読まずに返そうかとも思ってるが太平洋戦争も絡んでるお話なので興味あり。
でも厚いなあ…(悩)

2012.1

2013/09/04 09:38

投稿元:ブクログ

休みで、昨日は雨模様だったので一気に読んでしまった。
読み終わったのは朝の2時半くらい。
600ページ超の文庫本でこんなペースか。

前回作『ベルリン飛行指令』、今回の『エトロフ発緊急電』
共通するテーマは何か考えてみた。
両作品に登場する、山脇順三海軍省書記官、大貫誠志郎中佐、安藤真理子。
重慶無差別爆撃、南京大虐殺、ゲルニカ。
阿鼻叫喚の地獄絵図。

今回の舞台は、スペイン、ニューヨーク、サンディエゴ、東京、択捉島。
特に択捉島の描写、地理、天候、自然、基地風景、時代、歴史。
これをどうやって整理して物語を作るんだろうね。
何か創作技術みたいなものがあるのだろうか。

この600ページに及ぶ文章の何が15時間くらい連続で。
読んでみたいという衝動を引き起こすことが出来るのか。
一気に読んでみた今、単純にそれを知りたい。

文庫本の最後の解説で気になる文章があった。
この作品が出た直後にはケン・フォレットの『針の眼』との共通点を
指摘する声がしきりに聞こえた。
たしかに『針の眼』と本書とでは、物語の構造に共通する因子が少なくない。

今度ちょっと読んでみるか。
でも次回作は『ストックホルムの密使』か。
また共通の登場人物がいるのか。
何にしても読書好きの中年オヤジに一気読みさせた作品ということ。

2008/06/04 23:25

投稿元:ブクログ

第二次大戦直前のアメリカ・日本が舞台。日本帝国軍の動向を探るために日本に入国する米国人スパイが主人公。登場人物のキャラが際立っている。史実とも矛盾しない。良い小説。

2009/05/11 19:33

投稿元:ブクログ

真珠湾攻撃の裏舞台。

主人公・賢一郎のキャラクター設定が魅力的。

最後少し駆け足で読んでしまったので、そこだけでももう一度読み返したい。

2009/06/26 17:01

投稿元:ブクログ

ハワイ真珠湾攻撃をめぐる諜報活動のお話。やや男性に都合の良い感じもしましたが面白かったです。人のお勧め本を読むと自分では選ばない本が読めて良い。

2010/12/19 16:59

投稿元:ブクログ

山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、受賞作。

佐々木譲は初めて。これまで読んでなかったのが悔やまれるくらいのクオリティの高さ。傑作。ここまで重量感と奥行きのあるストーリーは、男性作家では珍しいかも。

とにかく面白すぎて、やばい。