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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/05/17
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社新書
  • サイズ:18cm/378p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-03989-9

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紙の本

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

著者 前野ウルド浩太郎 (著)

【毎日出版文化賞特別賞(第71回)】【新書大賞(2018)】人類を救うため、そして「バッタに食べられたい」という自身の夢を叶えるために−。昆虫学者である著者が、バッタ被害...

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バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

税込 1,012 9pt
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バッタを倒しにアフリカへ

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バッタを倒しにアフリカへ

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商品説明

【毎日出版文化賞特別賞(第71回)】【新書大賞(2018)】人類を救うため、そして「バッタに食べられたい」という自身の夢を叶えるために−。昆虫学者である著者が、バッタ被害を食い止めるため単身サハラ砂漠に乗り込み、バッタと大人の事情を相手に繰り広げた死闘の日々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】

「虫本」ブームは、ここから始まった。『孤独なバッタが群れるとき』著者によるその続編がついに!【本の内容】

著者紹介

前野ウルド浩太郎

略歴
〈前野ウルド浩太郎〉1980年秋田県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。国立研究開発法人国際農林水産業研究センター研究員。「孤独なバッタが群れるとき」でいける本大賞を受賞。

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みんなのレビュー594件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

面白かったです

2022/04/20 17:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者のバッタに賭ける情熱もさることながら、無収入に陥りながらも周りの協力のもと、自らの力で状況を打開する人間力にも心を打たれました。本気な人の生き様は読んでいてとても魅力的でした。

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紙の本

バッタが倒れるか己が倒れるか

2017/09/24 00:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバー写真を見て、ナスDが思い浮かんでしまいました。著者はナスDに負けない強烈なキャラクターと、強い意志を持った研究者です。時代の先端を行くiPS細胞研究の山中さんでも研究資金調達に苦労するご時世で、バッタの研究で喰っていこうとはなんたる暴挙。それでももがき、歩みを進める姿に素直に感動しました。また、夢を実てんするためにあらゆる手段を講じるバイタリティーはバッタ以上。

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紙の本

無収入でも、研究対象に中々出会えなくてもなんとかやる精神

2021/02/18 14:46

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さやや - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の頃、この本がやたらめったら色々な所に取り上げられていて、いつかよもうよもうと思っているうちに何年かの歳月が過ぎ、ようやく読むことができた。
何が面白いってこの本、まず表紙からしてなんじゃいこりゃあという雰囲気。しかも作者はバッタを研究しているのに、バッタアレルギー。そんな彼が単身モーリタニアに行き、真面目に研究したりしていく様が収録されている。個人的にはバッタもだけれど、現地の風俗が生き生きと描写されていて興味ぶかかった 。

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電子書籍

滅法楽しい

2020/04/29 04:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:gaudy - この投稿者のレビュー一覧を見る

滅法楽しい本である。バッタのことなんか、なーんにも知らなくても、アフリカのことなんか、なーんにも知らなくても、この本は楽しい。そして楽しく読んでいるうちに、ほほう、ほほうと、いつのまにかサバクトビバッタの生態や、その大発生がアフリカにもたらす甚大な被害、モーリタニアの市井の人々の暮らしや、砂漠の人々の暮らしについて、知るようになる。また、ポスドクの悲哀についても。

電子版で読んだが、葉の余りついていない低木に群生相のバッタが群がっているところ、寄り道研究のゴミムシダマシのカップル、プロモーション用(?)の民族衣装で補注網を構えた著者の雄姿など、豊富に添えられている著者およびスタッフ撮影の写真も興味深い。

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紙の本

バッタに体当たり。

2019/07/13 17:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

サハラで今も大きな被害を人間に与えているサバクトビバッタの研究をする著者。

著者はなぜバッタを扱うことに決めたのか。そして研究をどのようにして進めたのか。出会った人々、生活のさまざまなどをが中心なので、旅行記のように読んだ。研究課題やその内容については、著者の「孤独なバッタが群れるとき」のほうが詳しいと思う。

写真も豊富で現地での様子がよく伝わってくる。特に第六章の、初めて地平線まで続く群れを見た時の話は読んでいるこちらもドキドキした。これでも現地の人からすれば小さいほうの群れらしいが、初めて見る者には十分な衝撃だったろう。

緑の全身タイツを着こんだり、現地の衣装でポーズを取ったりには正直一寸驚いた。仕事を得るための宣伝活動として様々なこともする。古い人間には突飛に思われることもあるが、これが現代の研究者の生き方の一つなのか、と感慨も深い。

最後のほうで「総じてアフリカでの研究は楽しかった」とある。バッタ探しもすぐにはうまくいかなかったり、無給で過ごす覚悟をしたり、サソリにさされてしまったりと、厳しいことも少なくなかったことは読めばわかるが、「楽しかった」と思えるほど没頭していたのだろう。

まさにバッタに「体当たり」。このエネルギーがバッタの被害の問題解決に役立つことを祈るしかない。

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紙の本

夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだ

2019/04/07 08:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

期待通りコメディタッチで筆者の文才が光るものの、ラストに向かうにつれハートフルな、熱いものが感じられ、心にぐっときました。「夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだ」筆者のこの言葉に、胸が熱くなります。

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電子書籍

バッタと不思議

2019/03/09 22:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アップルカモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る

前に書評を読んで記憶に残っていた本。表紙は知ってたけど、反対側の写真は知らなかった(笑)
バッタの生態や農業被害について通り一辺の知識しか持たない身には、書いてあることは驚きの連続だった。モーリタニアという国についても。本書を読んで驚いて欲しいので何も書きません。
柔軟に強引に現地の研究生活に食い込み溶け込み馴染んでいき、時に逆境にへこんでも挫けないバイタリティーに感服。
なんでも面白めかして書いているけど、学者が研究するというのはこんなにもイバラの道を歩むに似ているのだなあ。そして苦労している人は多いのだろうと思うし、日本でもう少しドクター達の活躍の場が増えないものか。

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紙の本

ポスドクの悲喜などが味わえる

2017/07/02 00:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かったが、バッタ研究は進んでいるのだろうか?肝心のところが不明瞭なのが残念。高野秀行テイストが味わいたい人にはおすすめかな。

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紙の本

夢を持ち続けて、昆虫学者になった、そしてアフリカへ

2018/01/25 15:07

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の彼、小学生の頃にファーブル昆虫記に魅せられて、その夢を持ち続け、昆虫学者になったという。

なんともインパクトがある表紙の写真!
思わず手にとってしまいますよね。
これ、なにって?

彼の名前にウルドが入った感動的なエピソード、
アフリカで満を持してのバッタの大群との遭遇、
サソリに刺されても、
無収入生活に突入しようとも、
ただただ夢に向かってひた走る姿は、
胸にぐんぐん迫って感動を届けてくれます。

日本にバッタフィーバーを!
彼の熱い想いに、彼の支援者がどんどん増えていく。
ページをめくりながら、アフリカのモーリタニアの空気をビシバシ感じながら、
私もすっかり彼のファンになりました。

笑いあり、涙あり、大感動あり!
 夢を語ることの素晴らしさを、
前野ウルド浩太郎さんは身をもって教えてくれました。

実は私、東北地方には行ったことがなくて、ずっと行ってみたいなーと思ってます。
前野さんは秋田出身なんですね。
そして青森の弘前大学ご出身。
実家のお母さんから届いた薬に貼られた付箋の文字を見て、じんわりと心が温かくなりました。

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紙の本

ポスドク自虐ネタ満載だが、若者に勇気を与える好著

2017/08/22 07:33

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポスドクだった(博士号は取得したが、正規の研究職または教育職についていない者)著者が、「昆虫学者」の研究職という就職先を探すために悪戦苦闘する自虐ネタだが、すごく読ませる物語だ。
本書の柱は3つぐらいある。それらがすべて感動的なのだ。

一つは研究職を得るために、バッタ被害で干ばつとなるアフリカ で一旗揚げようと単身モーリタニア行く。途中京都大学の研究職に応募するも、その戦略が「白眉」である(奇抜)し、著者の葛藤やお金がない悩みが語られる。どう、世の中に自分をアピールしていくのか・・・結構今の若者へ示唆に富んだものとなっている。この本の優れているところは、自虐的に書かれているし、文体も今風「ネット」風なので、同世代に読みやすいところだと思う。上から目線が一切ない。

二つは乗り込んだモーリタニアの異文化に対する驚きと、日本と全く違う文化の人たちを巻き込んで研究を進めるための工夫が面白い。2人の妻を持つ研究所が雇うドライバーや研究所の所長、所長は著者がサソリに射されてもお祈りで治そうとする!
バッタ情報を得るために山羊1頭の賄賂で事がうまく運んだなどなど・・・

三つ目が、昆虫学者であるところの「虫」情報だ。「虫」愛が語られる。しかし、論文発表が本職であるので、バッタはどうやったら退治できるのかはこの本では明かされていない。

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紙の本

バイタリティに関心しました

2019/01/30 21:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山口太郎丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

研究者のご苦労の実態がよくわかるとともに、バッタ研究にかける熱い情熱を知ることができました。

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紙の本

一発逆転を狙ってモーリタニアに旅立った“バッタ博士"の記録

2018/06/05 15:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。それが、修羅への道とも知らず。日本の常識が通じない国でのフィールドワーク。試行錯誤しながらも前に進んでいきます。展開が気になってどんどん読み進めてしまいます。「高学歴ワーキングプア」から「虫業界の人気者」になった男。『孤独なバッダが群れるとき』の著者が贈る、科学冒険就職ノンフィクション!圧倒的な表紙に打ちのめされた。

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紙の本

一気読み

2017/07/27 12:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもの頃の夢をきちんと叶えた人のお話
軽いタッチで書いているけれど、誰もが真似の出来ることではない。感動した。
バッタの生態もわかって、昆虫への愛も湧いた。
(虫大嫌い)
未来ある中学生に読んでもらいたい。

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電子書籍

愛すべきバッタを倒す!バッタ博士!!

2020/08/31 08:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yu_ki - この投稿者のレビュー一覧を見る

バッタ博士のアフリカどたばた道中。すっごくマニアックそうな内容と、お値段が高めなことがネックになっていました。が、文章も内容もおもしろい!5歳のときから昆虫博士の夢を持ち、31歳、単身、アフリカへ。ことばが通じない、バッタがいない、無収入となる等々の様々な問題に直面しながらも、「バッタを倒す」一心でフィールドワークを続けようとする姿勢には胸を打たれました。サバクトビバッタは単体だと孤独層、群れをなすと群生層に変わり、凶暴になるとのこと。人間と似ています。更に高いもう1冊の著書も気になります。

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電子書籍

研究者万歳

2020/08/09 05:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白かった。アフリカでのカルチャーギャップも面白いし、なにしろ文章に躍動感があってニヤニヤしながら読める。ときどきでてくるアフリカ料理が美味しそうで食べたくなった。

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