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幻のソ連戦艦建造計画 大型戦闘艦への試行錯誤のアプローチ (光人社NF文庫)
著者 瀬名 堯彦 (著)
第二次大戦後、西側諸国を震撼させた巨大戦艦は実在したのか? 帝政ロシア、第一次大戦と革命をへて、独立体制を確立したスターリンの艦隊計画の実体、ソ連大型艦の建造史とその活動...
幻のソ連戦艦建造計画 大型戦闘艦への試行錯誤のアプローチ (光人社NF文庫)
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商品説明
第二次大戦後、西側諸国を震撼させた巨大戦艦は実在したのか? 帝政ロシア、第一次大戦と革命をへて、独立体制を確立したスターリンの艦隊計画の実体、ソ連大型艦の建造史とその活動を追う。雑誌『丸』連載をもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
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実は、幻ではない『ソ連戦艦史』と言うべき本
2017/07/29 10:02
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投稿者:瀬戸内在住の猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年、84歳(当時)にして同文庫から『仏独伊幻の空母建造計画』で単行本デビューした、ベテランミリタリーライターの単行本第2弾。
冷戦時代・以後を通じて情報が余り出てこなかった、ソ連邦建国以降の戦艦計画・建造史をまとめた本です。
ソ連は建国から消滅まで戦艦を建造出来なかった為に、タイトルに「幻」とありますが、本書ではソ連海軍が帝政ロシア時代から引き継いで使用した唯一の国産戦艦・ガングート級や海外から貸与・賠償で取得した戦艦の運用についても言及されている上、冷戦末期に登場した際、海外の専門家から「巡洋戦艦」と言われた原子力ミサイル巡洋艦・キーロフ級まで言及されている為、内容は事実上の「ソ連戦艦史」と言うべきものになっています。
一部から、資料の不足による記述内容の偏りが指摘されているものの、これまで余り情報が無かったソ連戦艦の歴史を知るには手頃な1冊だと思います。