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親鸞の還相回向論
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/07/10
  • 出版社: 法藏館
  • サイズ:22cm/220,2p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8318-8763-4
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

親鸞の還相回向論新刊

著者 小谷 信千代 (著)

善鸞事件を経て、親鸞が思索の末に見出したものとは。曾我量深以来の還相回向論理解を、聖教の読解から再考し、親鸞の説いた還相回向論の実態を解明。往生論理解についても新資料をも...

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親鸞の還相回向論

3,024(税込)

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商品説明

善鸞事件を経て、親鸞が思索の末に見出したものとは。曾我量深以来の還相回向論理解を、聖教の読解から再考し、親鸞の説いた還相回向論の実態を解明。往生論理解についても新資料をもとに改めて考察する。【「TRC MARC」の商品解説】

曇鸞が示した「還相回向」という考えを、浄土真宗の祖・親鸞が、その著書『教行信証』の中でどのように展開させ、論じているかを考えることは、浄土真宗の教学を語るうえで欠かせないものとして、これまでも数多くの理解・学説が提示されてきた。

 それら数多くの学説の中でも、特に「回向表現説」と呼ばれる学説は、近代大谷派の教学研究において多大な功績をあげてきた曾我量深によって提示されたということもあり、宗門内においては、今なお最も影響力のある学説のひとつと言える。

 しかし筆者はその「回向表現説」を、親鸞の「回向」という語の用法について新たな解釈を施し、「還相回向」を現世において捉え直した「独自の説」である、と評価する。

以上のような立場から、本書では、真宗学・仏教学で出された研究成果を踏まえつつ、聖教や江戸期の講録等読み解き、曾我量深の「回向表現説」とその影響を受けた後学が論じてきた還相回向論の問題点を指摘し、親鸞自身がその思索の末に展開させた還相回向論の正しい理解を追究する。

 また還相回向論の考察に加え、大谷派近代教学の「回向」理解の前提には、親鸞が往生を現世において得られると説いたとする「現世往生説」があるという理解から、前著『真宗の往生論』で宗門内外に大きな波紋を投げかけた「親鸞の往生論」理解についても、新たな資料を補足しながら、改めて考察。

 通説に再考を迫った、画期的著作!【商品解説】

目次

  • はじめに
  • 序 章
  • 第一章 親鸞の往生論
  •  一 現世往生説とは何か
  •  二 親鸞は「即得往生」の語をどう理解したか
  •  三 親鸞による「即得往生」の読み換え
  •   一 『論註』の読み換え
  •   二 第十八願成就文の読み換え

著者紹介

小谷 信千代

略歴
 小谷信千代(おだに のぶちよ)
1944年兵庫県生まれ。
1967年大谷大学文学部卒業
1975年京都大学大学院修士課程修了
1998年大谷大学教授
1999年大谷大学博士(文学)学位取得
現在 大谷大学名誉教授
〔主要著書〕
『法と行の思想としての仏教』(文栄堂)
『俱舎論の原典解明 賢聖品』(共著、法藏館)
『真宗の往生論――親鸞は「現世往生」を説いたか』(法藏館)
『虚妄分別とは何か――唯識説における言葉と世界』(法藏館)

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