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商品説明
何も知らず母に連れられて行った幼い日のレッスン、自身の半生、国際コンクールの舞台裏、かけがえのない友人や恩師、そして音楽への想いを卓越したユーモアを交えて綴る。『新潮45』『音楽の友』掲載をまとめて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
忘れられない、あの日の音色――。亡くなるひと月前まで書き継がれた、最後のエッセイ集。何も知らず母に連れられて行った三歳のレッスン。十五歳でソリストを務めたN響世界一周演奏旅行。十八歳でジュリアード音楽院に留学して味わった挫折感――。自身の半生をユーモラスに描き、国際コンクールの舞台裏、かけがえのない友人や師、そして日本の未来への想いを綴る。華やかで大胆な、在りし日の演奏さながらの名エッセイ。【商品解説】
著者紹介
中村 紘子
- 略歴
- 〈中村紘子〉1944〜2016年。ショパン・コンクールで日本人初の入賞と最年少賞を受賞。若手ピアニストの育成や紹介に努めた。「チャイコフスキー・コンクール」で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
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紙の本
興味深い話がてんこもり
2019/11/04 11:48
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少から世界を駆け巡って勉強、仕事をされていた方だけに、音楽以外の国々の情勢にも詳しくて感心した。
音楽を通して一流の方々とお付き合いされ、一流の物に触れて、得ることも多い人生だったのではと思った。
音楽界の裏話など詳細ですごい記憶の持ち主だ。
興味深かった話として、ラン・ランについて、「ギョロ目と大袈裟で京劇的な演奏ぶり」の表現に膝を打った。又ラン・ランを気に入ったバレンボイムが特別レッスンを彼にしたにもかかわらず、後日ランランのリサイタルではバレンボイムの注意や解釈が一切無視されたものだった、とのこと。その自分色を保持するラン・ランの気質にも舌を巻いた。