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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/08/22
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:19cm/359p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-487-80842-7
読割 50
紙の本
聖地巡礼Continued 対馬へ日本の源流を求めて!
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再生賦活すべく、日本各地の「聖地」を旅するシリーズ第4弾。長崎の対馬の聖地を訪ね...
聖地巡礼Continued 対馬へ日本の源流を求めて!
聖地巡礼 コンティニュード 【電子限定 写真カラー版】
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商品説明
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再生賦活すべく、日本各地の「聖地」を旅するシリーズ第4弾。長崎の対馬の聖地を訪ね歩く。【「TRC MARC」の商品解説】
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見すべく日本各地の「聖地」を旅する聖地巡礼シリーズ第4弾。最新の第4弾は、日本人にすら忘れかけられている長崎県「対馬」。
福岡空港から空路で30分(100キロ)のところに対馬は位置する。人口3万2千人。
この対馬こそ、日本の原点であり、日本人の源流の地といえる。
日本書紀の「国生み」によれば伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の二柱の神は、大八島の国を次のように形成していった。
淡路島→四国→隠岐島→九州→壱岐→「対馬」→佐渡島→秋津島(本州)。
対馬は、その地理的な位置から、朝鮮との国境の島としての運命を担う。魏志倭人伝の最初に出てくる日本の地名が対馬である。今でも晴れた日には、対馬から釜山が見える。対馬と福岡は100キロだが、対馬と朝鮮半島は50キロ未満の近さである。対馬を訪れれば、韓国人のあまりの多さに驚愕するが、この近さを思えば、もっともことである。看板や値段は、日本語とハングル語がほとんど併記されている。ちなみに、携帯電話も場所によっては海外モードになってしまう。
歴史上、いくつかの重要な戦場にもなった。白村江の戦い、元寇、日露戦争(当時は、バトル・オ・ツシマと呼ばれた)。にもかかわらず、朝鮮との友好な関係を築きあげてきた、外交能力。日本人の海民性を物語る。
応神天皇、神功皇后をはじめ、数々の神話・伝説を生み出した古代の信仰。
さまざまな形式の神社やご神木、ご神体が示す、日本人の信仰心の原点。
神仏習合の上をいく、神仏キの習合。
内田樹、釈徹宗の両著者は、まさに、日本人の霊性、心性の原点が、対馬から発せられていることを実感をこめてつづっていく。
【目次】【商品解説】
目次
- Chapter1 1日目
- はじまりの対馬(魏志倭人伝、日本書紀)
- 小茂田浜(元寇 日露戦争:バトル オブ ツシマ)
- 法清寺(胴塚 平安時代の仏像)
- 矢立山古墳(白村江の戦い)
- 厳原(朝鮮通信使接遇の地、通信使の港、漂民屋跡、石垣と鏝(コテ)絵)
- 金石城跡(李王家宗伯爵家御結婚奉祝記念碑)
- 万松院(国書偽造によって朝鮮との国交回復、誠信の交隣、諌鼓鳥かんこどりの由来)
- 厳原八幡宮(応神天皇、神功皇后、小西マリア、安徳天皇、神仏キの習合
著者紹介
内田 樹
- 略歴
- 〈内田樹〉1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。「凱風館」主宰。
〈釈徹宗〉1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。特定非営利活動法人リライフ代表。
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