紙の本
黒き覇王の花嫁 (キャラ文庫)
著者 秋山みち花 (著),麻々原絵里依 (イラスト)
シャマール国の王・オーランは隣国の神殿に仕える聖娼・シリンと出会う。娼婦のように奉仕しようとするシリンに同情するが、実は彼は記憶を失っていて、しかも自分が滅ぼした国の王子...
黒き覇王の花嫁 (キャラ文庫)
黒き覇王の花嫁【SS付き電子限定版】
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商品説明
シャマール国の王・オーランは隣国の神殿に仕える聖娼・シリンと出会う。娼婦のように奉仕しようとするシリンに同情するが、実は彼は記憶を失っていて、しかも自分が滅ぼした国の王子だと知り!?【「TRC MARC」の商品解説】
戦に敗れ惨殺された両親を前に、呆然とする幼き王子――国を追われ成長したシリンは、神殿で信者に奉仕する聖娼に身を堕としていた! 残酷な体験で記憶喪失となったシリンの前に現れた黒衣の騎士オーラン。「聖娼なんて辞めて、自由に生きろ」優しい眼差しと抱きしめる温もりは、シリンに失ったはずの記憶を疼かせる――。そんな折、なぜか神殿から召還され、敵国の王に嫁げと命じられて!?【商品解説】
野心家の王子と過去を失った美貌の青年の出会いが、運命の歯車を回す!! BLファンタジーの名手、キャラ文庫初登場!!【本の内容】
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電子書籍
受けの話をちゃんと聞いてあげて(涙)。
2018/07/07 18:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「架空設定のファンタジー世界」もの。あとがきより。
受けの祖国を滅ぼした国の王攻めと、幼い頃に祖国を滅ぼされのちに攻めの妃となる受け。
ネタバレがあります。
帝国の支配下同士である攻めと受けの国。しかし受けの国は帝国からの命令で攻めの国を攻撃することに。これに攻めの国は対抗し、受けの国は返り討ちにあい滅ぼされてしまいます。
その時、12歳だった王子である受けは逃げるために王女の姿をするも捕まり、攻めと出会います。領土を侵略されたとはいえ、受けの祖国を滅ぼしてしまった攻めは両親を殺されて呆然としている受けに指輪を渡し、決まりに従い帝国に受けを送るのですが・・・
その後の受けが悲惨です(涙)。受けの弁明の甲斐なく、そして何の手違いか、受けは神殿の「聖娼」となり神殿に寄進する人々へご奉仕することに。まだ少年だった受けがそれに耐えられるはずもなく、全ての記憶を失くします。
それから2年。神殿の腐敗を耳にした攻めが神殿の様子を見に来た時、担当したのが受けでした。
この時の攻めの対応には、イラッとします。や、この作品に登場する受け以外の、攻めを含めたキャラにイライラしました。
いい歳した大人が受けの話をちゃんと聞かず、自分の価値観や経験だけで自己解釈して、怒りを受けにぶつけるという。オイオイ!ちゃんと話しを聞いてあげてよー!
他にもオイオイ!な展開で、受けに感情移入してしまう私は読むのが大変でした。
攻めが助けた王女は実は王子で、戦さのショックで記憶喪失となり、やがて受けと再会---という王道展開を期待したら、エライ目に遭います。
スケールの大きい展開になるのでご注意ください。私は風呂敷の広げすぎかなぁと思いました(汗)。
一応ハッピーエンドですが、受けの両親の名誉回復がなかったことが心残りです。
電子書籍
おもしろい
2017/11/16 14:24
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白かったです。幼いころに両親を戦争に敗れて、殺された過去を持っていた。信者に身をささげる生活の中で...。