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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/07/19
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/345p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-220659-4
読割 50
紙の本
絢爛たる奔流
著者 岩井三四二 (著)
世のため人のため、川の流れを変え、新たな川を作る−。慶長年間、私財を投じて富士川や高瀬川の開削に挑んだ京の商人・角倉了以の劇的な人生を描く。『小説現代』電子版連載に加筆・...
絢爛たる奔流
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商品説明
世のため人のため、川の流れを変え、新たな川を作る−。慶長年間、私財を投じて富士川や高瀬川の開削に挑んだ京の商人・角倉了以の劇的な人生を描く。『小説現代』電子版連載に加筆・修正。【「TRC MARC」の商品解説】
戦国から江戸へ時代が移り変わる慶長年間、京都に「水運の父」と呼ばれた男がいた。豪商・角倉了以は金融業や海外貿易で得た莫大な資金を投じ、京の都をさらなる繁栄に導くため、大堰川や高瀬川を開削する大プロジェクトに挑み、江戸幕府の命により、さらに大規模な富士川や天竜川にも手を広げる。偉大な了以を支えながらも、自らは書や文芸に親しむ生活に魅力を感じる息子・与一。角倉親子の挑戦の年月を描く、長編歴史時代小説。
戦国から江戸へ時代が移り変わる慶長年間、京都に「水運の父」と呼ばれた男がいた。豪商・角倉了以。
了以は金融業や海外貿易で得た莫大な資金を投じ、京の都をさらなる繁栄に導くため、大堰川や高瀬川を開削する大プロジェクトに挑む。
江戸幕府の命により、さらに大規模な富士川や天竜川にも手を広げることに。
偉大な了以を支えながらも、自らは書や文芸に親しむ生活に魅力を感じていた息子・与一。
角倉親子の挑戦の年月を描く、長編歴史時代小説。【商品解説】
目次
- 第一章 五十知命
- 第二章 大堰川、春から夏
- 第三章 大堰川、夏から秋
- 第四章 富士川
- 第五章 天竜川
- 第六章 鴨川
- 第七章 高瀬川
- 第八章 六十耳順
著者紹介
岩井三四二
- 略歴
- 〈岩井三四二〉1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。「異国合戦」で本屋が選ぶ時代小説大賞、「清佑、ただいま在庄」で中山義秀賞を受賞。
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創業と守成いずれが難きや
2022/11/07 09:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
貞観政要の「創業と守成いずれが難きや」という有名な格言を思い起こさせるような作品である。強固な意志と高い能力で持って次々と河川改修 運河建設を進める父親に対し、本業を続けもり立てながら資金繰りに苦心する息子、好対照の二人である。現代の道路や鉄道の新設にも共通する苦心をする父親のほうがより一層目立つが、息子の苦労の方もしみじみ感じることができる。
ただ題名がピンとこなかった。