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- カテゴリ:研究者
- 取扱開始日:2017/06/02
- 出版社: 翰林書房
- サイズ:22cm/446p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-87737-413-6
- 国内送料無料
紙の本
弱い「内面」の陥穽 芥川龍之介から見た日本近代文学
著者 篠崎 美生子 (著)
登場人物の弱い内面を思いやり、それに共感しようとする読書は、内面を認めない対象を疎外する習慣を生み出した。芥川龍之介の小説及びその流通の状況を主なモデルに、日本近代文学が...
弱い「内面」の陥穽 芥川龍之介から見た日本近代文学
税込
4,180
円
38pt
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商品説明
登場人物の弱い内面を思いやり、それに共感しようとする読書は、内面を認めない対象を疎外する習慣を生み出した。芥川龍之介の小説及びその流通の状況を主なモデルに、日本近代文学が疎外の暴力に荷担してきたことを論証する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序章 「弱い内面の発見」と「鼻」−誰の心を忖度するのか−
- 第一部 「物語」と〈疎外〉
- 第一章 「物語」化がもたらす〈疎外〉
- 第一節 「物語」化とジェンダー−ミソジニーの再生産−
- 第二節 「南京の基督」−「無垢」を「悪女」に読みかえる−
- 第三節 「奉教人の死」−ろおれんぞを奪いあう語り−
- 第二章 「物語」化へのノイズ
- 第一節 「六の宮の姫君」−ずれていく「内面」の「物語」−
- 第二節 「蜃気楼」−小さな「物語」群の意味
- 第三章 二項対立の「物語」
著者紹介
篠崎 美生子
- 略歴
- 〈篠崎美生子〉1966年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。恵泉女学園大学人文学部日本語日本文化学科教授。
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