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紙の本
古典で読み解く現代の認知心理学
著者 マイケル・W.アイゼンク (編),デイヴィッド・グルーム (編),箱田 裕司 (監訳),行場 次朗 (監訳)
認知心理学における古典的研究はその後の研究にどのような影響を与えたのか。注意・知覚・記憶といった認知心理学の基礎から、思考や言語などの高次の認知機能まで、14の古典的研究...
古典で読み解く現代の認知心理学
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商品説明
認知心理学における古典的研究はその後の研究にどのような影響を与えたのか。注意・知覚・記憶といった認知心理学の基礎から、思考や言語などの高次の認知機能まで、14の古典的研究を精選し、その意義と限界を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
注意・知覚・記憶といった認知心理学の基礎から,思考や言語などの高次の認知機能まで,バランスよく14の古典的研究を精選。その意義と限界を,第一線の研究者たちがスリリングに解説する。まさに初学者にとっては,あたかも偉大な巨人の肩に乗って,「現代の認知心理学」をいきいきと学ぶことできる,絶好のテキスト。
◆主なもくじ
まえがき
1章 認知心理学における古典的研究の紹介
2章 注意 Ⅰ―Cherry(1953)によるカクテルパーティ問題を超えて
3章 知覚―Gibson(1950)による直接知覚を超えて
4章 知覚の計算論的アプローチ―Marr(1982)による視覚の計算論的アプローチを超えて
5章 知覚と行為―Goodale & Milner(1992)による2つの視覚経路を超えて
6章 注意 Ⅱ―Stroop(1935)による色名単語干渉現象を超えて
7章 健忘症―Scoville & Milner(1957)によるH. M.に関する研究を超えて
8章 ワーキングメモリ―Baddeley & Hitch(1974)によるワーキングメモリを超えて
9章 記憶システム―Tulving(1972)によるエピソード記憶と意味記憶の区分を超えて
10章 符号化と検索―Tulving & Thomson(1973)による符号化特殊性原理を超えて
11章 人間の問題解決―Newell, Shaw, & Simon(1958)による人間の問題解決の理論を超えて
12章 ヒューリスティックとバイアス―Tversky & Kahneman(1974)による不確実状況下の判断を超えて
13章 リスク下の意思決定―Kahneman & Tversky(1979)によるプロスペクト理論を超えて
14章 言語―Chomsky(1957)による統語構造論を超えて
15章 言語の神経心理学―Marshall & Newcombe(1973)による錯読パターンを超えて
◆訳者一覧(執筆順)
箱田裕司(京都女子大学):まえがき,1章
二瀬由理(東北工業大学):2章
行場次朗(東北大学大学院):3章
乾 敏郎(追手門学院大学):4章
柴田 寛(東北文化学園大学):5章
嶋田博行(神戸大学大学院):6章
岩原昭彦(京都女子大学):7章
齊藤 智(京都大学大学院):8章
太田信夫(東京福祉大学大学院):9章
豊田弘司(奈良教育大学): 10章
山 祐嗣(大阪市立大学大学院):11章
佐伯大輔(大阪市立大学大学院):12 章
中村國則(成城大学):13章
小泉政利(東北大学大学院):14章
広瀬雄彦(京都女子大学):15章【商品解説】
目次
- まえがき
- 1章 認知心理学における古典的研究の紹介
- 1.認知心理学の古典的論文
- 2.14の古典的研究
- 3.古典的研究:一般的レッスン
- (1)若々しい創造性
- (2)独創性:一番手と二番手
- 4.主要なアプローチ
- (1)反証性,一般性,緻密さ
著者紹介
マイケル・W.アイゼンク
- 略歴
- 〈マイケル・W.アイゼンク〉ローハンプトン大学教授職、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ名誉教授・名誉フェロー。
〈デイヴィッド・グルーム〉ウエストミンスター大学心理学部主任講師を務めた。英国心理学会より心理学教育優秀賞を受賞。
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