読割 50
紙の本
海が見える家 (小学館文庫)
著者 はらだみずき (著)
文哉が入社1ケ月で会社を辞めた直後、父が亡くなったという連絡が。霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。父の足跡をたどりはじめた文哉は、意外な事実を...
海が見える家 (小学館文庫)
海が見える家
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商品説明
文哉が入社1ケ月で会社を辞めた直後、父が亡くなったという連絡が。霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。父の足跡をたどりはじめた文哉は、意外な事実を突きつけられていき…。〔「波に乗る」(2015年刊)の改題,加筆改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
ワケあって、田舎暮らし、はじまる。
苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
【編集担当からのおすすめ情報】
千葉県は南房総、館山を舞台にした小説です。
解説は、丸善津田沼店の沢田史郎さんという千葉つながりです。
もちろん、作家・編集者とも千葉出身です。【商品解説】
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紙の本
人生を楽しむ努力
2020/10/17 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
生前交流の途絶えていた父親が亡くなった後、父親の生活を辿る中で、家族の知らない父親が人と関わりながら趣味を持ち、一人の人間としての満ち足りた生活をしていたことを知る。その中で、その子供たちも自分の人生を見つめ直し立ち直っていく再生の物語。人生とは、幸せとはを立ち止まり考えさせてくれる。
『おまえは人生を楽しむ努力をしているか?』
今はまだ、出来ているとはとても言えないが、何とか楽しむ努力を重ねたいと思う。
それにしても自分は、どうしたら楽しいと思えるのか、エネルギーが湧くのか、その辺りから見直さないといけない。いっそ、環境を変える体験をした方が良いのかもしれない。
紙の本
丁寧な語り
2019/06/04 19:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほとんど会ってなかった父の訃報、そして父の痕跡をたどる…。テーマが1つで、丁寧に語られた作品。面白かった。
紙の本
海が見える家
2019/02/20 17:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと会っていなかった父の突然の他界。人生に挫折しつつあった主人公は生前の父が歩んだ人生を少しずつ見出していくことで父が自分に問いかけていたことに気づいていく・・・
紙の本
家族の紐帯を考えさせられた
2018/08/07 09:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間は自分が一番大事。それが普通。でもそれだけでは寂しい。そこに光を当てた作品。
ある意味親でも子は知らない部分がある。それは当たり前のこと。でもふとしたことから親の生きていた証が分かった時こういうことになるのだよなあということを実感した小説。
生きる場所と意義は、いろいろなところにヒントが隠されているということがよく分かった。
紙の本
甘い
2023/03/12 11:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまっちょろい。
人生舐めてんの?
別荘の管理して生活していける?
全く経験なしで、いきなりサーフィン?
父親のマネばっかじゃん。