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経済成長という呪い 欲望と進歩の人類史
著者 ダニエル・コーエン (著),林昌弘 (訳)
私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか。経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか。人類史という壮大なアプローチから、“閉じてゆく”21世紀世界を読み解...
経済成長という呪い 欲望と進歩の人類史
経済成長という呪い
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商品説明
私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか。経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか。人類史という壮大なアプローチから、“閉じてゆく”21世紀世界を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
水野和夫氏推薦!
人類は無限の欲望から逃れられないのか。ピケティ、アタリと並ぶ欧州を代表する知性による、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘と提言。
経済成長は、幸福という目的を達成する手段ではなく、むしろ生活の苦悩から人間を救い出す役割を担う宗教のような存在となった。
しかし、数億人の人々が経済成長という神を崇めたせいで、地球上の生命が危険にさらされている。
経済成長は、持続的ではない。
しかし、人が経済成長を求めるかぎり、成長は私たちの無限の欲望と化す。
歴史を振り返れば、人は、何度も、メンタリティを変化させてきた。
人と社会のメンタリティは、変化する。あるべき方向にメンテリティを変化させるために、進歩とは何かを、考え直さなくてはならない。
経済成長や進歩という概念を見直すためのガイドブックであり、欧州のインテリによる、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘の書。
著者の前著『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』は、欧州でジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』を超えるベストセラーとなった。
【商品解説】
人類は無限の欲望から逃れられないのか。ピケティ、アタリと並ぶ欧州を代表する知性による歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘【本の内容】
目次
- 日本語版序文
- 序論 経済成長なき進歩はありうるのか
- 第一部 経済成長の源泉
- 人類の時代-世界を支配するに至った「文明化」の過程
- 脱出-絶滅の危機
著者紹介
ダニエル・コーエン
- 略歴
- 〈ダニエル・コーエン〉1953年チュニジア生まれ。フランスを代表する経済学者・思想家。パリ高等師範学校の経済学部長。パリ経済学校教授。『ル・モンド』紙の論説委員。著書に「迷走する資本主義」など。
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2017/12/06 10:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ピケティやアタリといったノーベル経済学賞受賞者と肩を並べる欧州の著名エコノミストであるコーエン氏によって書かれた現代資本主義に対する警笛を鳴らす書です。人類の無限な欲望を食い止める手段はあるのか?経済成長は停滞しているが、テクノロジーだけは高度に発達を遂げる社会において、経済社会の進歩は可能なのか?そうした、誰もが抱いている不安や疑問について、歴史的な視点を踏まえて、真正面から取り組み、現代資本主義への警告と将来への提言をしてくれる一読の価値ある一冊です。
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2017/09/08 15:03
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
物質的な豊かさを追い求めてきたことを考えさせられました。これからの時代に、何を残すのか考えさせられました。
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2017/10/31 11:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の誰かが持っているものを欲しがる、不足の心配が人間の心を常に苛む、といった物質的な経済成長による呪縛からの解放を求めている書。