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紙の本
闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記 (中公新書)
著者 池内紀 (著)
ナチス台頭から終焉、終戦後までの激動の時代を、どう見つめ、記録したか−。ナチスに国外追放され、アメリカを拠点にヒトラー打倒を訴え続けたドイツ人作家トーマス・マン。遺された...
闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記 (中公新書)
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商品説明
ナチス台頭から終焉、終戦後までの激動の時代を、どう見つめ、記録したか−。ナチスに国外追放され、アメリカを拠点にヒトラー打倒を訴え続けたドイツ人作家トーマス・マン。遺された日記から浮かび上がる闘いの軌跡を追う。【「TRC MARC」の商品解説】
ナチス台頭から終焉、終戦後までの激動を、亡命作家はどう見つめ、記録したか。遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。【本の内容】
ナチス台頭から終焉、終戦後までの激動を、亡命作家はどう見つめ、記録したか。遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。【本の内容】
著者紹介
池内紀
- 略歴
- 〈池内紀〉1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。著書に「海山のあいだ」など。
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精神的にタフな人、トーマス、マン
2017/12/13 14:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る
トーマス、マンはトルストイに似ている。内容の深い長編小説を何冊も書いていること。華麗な表現力と描写の巧みさ。愛国者でありながら在世中は国家に疎まれたこと。家族愛が強いのに家族的には恵まれなかったこと。池内さんは膨大なマンの日記を読み解いて、あの時代の世界とマンの苦悩を目配りよく多方面から描出している。浮かび上がるのはマンの粘り強さと精神的なタフさ(これもトルストイに似ている!)である。ただできれば戦後帰国したマンがドイツ国民に歓迎されなかったこと、家族の不幸が続きスイスに移ったことなどの晩年のマンにも触れて欲しかった。