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ナショナリズムの正体 (文春文庫)
ナショナリズムと愛国心を歪めたのは誰か? 「戦争はイヤだ」としか言わない左翼、「あの戦争は正しかった」と美化する右翼。軍エリートの証言を集めてきた昭和史研究の大家ふたりが...
ナショナリズムの正体 (文春文庫)
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商品説明
ナショナリズムと愛国心を歪めたのは誰か? 「戦争はイヤだ」としか言わない左翼、「あの戦争は正しかった」と美化する右翼。軍エリートの証言を集めてきた昭和史研究の大家ふたりが、歴史的事実をもとに左右を徹底批判する。〔「日中韓を振り回すナショナリズムの正体」(東洋経済新報社 2014年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
反日に沸き立つ中韓。日本で炎上するヘイトスピーチ。その根源にあるものは何か? 昭和史を知り尽した両者が歴史を糧に語り尽くす。【本の内容】
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イデオロギーの浸透に使われるマーケティング手法
2017/11/27 12:58
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の軍国主義を擁護している人の主張に、耳新しいことはなく、根拠も継ぎはぎの知識のため論理的な反論は、難しくないと本書では述べられています。やっかいなのは彼らが権力と結びついている点と、マーケティングの手法を用いてメッセージを発している点だと思います。マーケティング的には論理的な正しさより、需要(不安)を喚起しそれを満たす手段を提供して感情を動かせば勝ちとなります。顧客(対象)にとっては歴史的事実かどうかは重要な意味を持ちません。事実を根拠に説得することができなければ、こちらの陣営もマーケティングの手法を用いて対抗するのが有効な手段ですが、事実の基づいたほうがそれを無視して反論するのは、相手の土俵に乗ってしまうために、泥仕合になってしまうリスクがあり有効な対抗手段が思いつかないのが正直なところです。