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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/09/18
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/194p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05854-4
読割 50
紙の本
闘いを記憶する百姓たち 江戸時代の裁判学習帳 (歴史文化ライブラリー)
著者 八鍬 友広 (著)
江戸時代、実力行使から訴訟へという紛争解決法の転換期に、民衆はいかに先人の記憶を受け継ぎ、学び、権力と闘う力を得たのか。百姓一揆の訴状をもとにした読み書き教材「目安往来物...
闘いを記憶する百姓たち 江戸時代の裁判学習帳 (歴史文化ライブラリー)
闘いを記憶する百姓たち
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商品説明
江戸時代、実力行使から訴訟へという紛争解決法の転換期に、民衆はいかに先人の記憶を受け継ぎ、学び、権力と闘う力を得たのか。百姓一揆の訴状をもとにした読み書き教材「目安往来物」を取り上げ、民衆の知恵と努力を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸時代、領主の圧政に耐えかねた百姓は、かずかずの一揆・訴訟を起こした。その訴状は、民衆の読み書き教材「目安往来物」として広く流布していく。紛争の解決方法が実力行使から訴訟へと変わる転換期に、彼らはいかに先人の苦闘の記憶を受け継ぎ、学び、権力と闘う力を身につけたのか。領主や幕府に訴えをなす民衆自身が主人公となる歴史。【商品解説】
目次
- 実力行使・神・裁判―プロローグ/目安往来物とはなにか(往来物とはなにか/目安往来物)/寛永白岩一揆と「白岩目安」(白岩百姓たちの苦闘/訴の時代/「白岩目安」の流布)/境界争論と目安往来物(銀山をめぐる争論と目安/信越国境争論と目安)/目安往来物の成立と普及(目安往来物の分布/往来物としての「白岩目安」の成立/類書の成立/往来物における一七世紀)/学習教材としての目安往来物(目安往来物による学習/目安往来物の収束)/一揆の力―エピローグ
著者紹介
八鍬 友広
- 略歴
- 〈八鍬友広〉1960年山形県生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。同大学教育学部教授。博士(教育学)。著書に「近世民衆の教育と政治参加」など。
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