「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
葉隠 新校訂全訳注 上 (講談社学術文庫)
著者 菅野 覚明 (訳・注・校訂),栗原 剛 (訳・注・校訂),木澤 景 (訳・注・校訂),菅原 令子 (訳・注・校訂)
武士にとって死、奉公、覚悟、大高慢とは? 佐賀藩士・山本常朝の談話を、祐筆・田代陣基が筆録した武士道書「葉隠」の翻刻、現代語訳、注を収録。上は、総論にあたる「夜陰の閑談」...
葉隠 新校訂全訳注 上 (講談社学術文庫)
新校訂 全訳注 葉隠 (上)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
武士にとって死、奉公、覚悟、大高慢とは? 佐賀藩士・山本常朝の談話を、祐筆・田代陣基が筆録した武士道書「葉隠」の翻刻、現代語訳、注を収録。上は、総論にあたる「夜陰の閑談」及び「聞書第一」から「聞書第三」まで。【「TRC MARC」の商品解説】
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。
本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。
独特の文体の魅力を堪能してください。
また、読みやすい現代語訳をつけ、詳細な注を付した。
「武士道書中の武士道書」と言われ、「死ぬ事と見付たり」に始まり、「恋の至極は忍恋」「奉公と諌言」など、次々に繰り出される条文は、武士の死生観から、職務、日常生活、教養に至るまで、幅広く、かつ深い人間洞察にあふれた内容になっています。それを、身近に味わえる訳と注です。
『葉隠』は十一の「聞書」から成っており、本書では、三巻に分けて刊行します。【商品解説】
目次
- 夜陰の閑談
- 聞書一
- 聞書二
- 聞書三
- 人物補注
- 山本常朝 年譜
- 系図
- 解説
著者紹介
菅野 覚明
- 略歴
- 1956年生まれ。東京大学文学部卒。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学教授をへて、現在、皇學館大学教授。専攻は、日本倫理思想史。主な著書に『本居宣長』『神道の逆襲』『武士道の逆襲』『吉本隆明――詩人の叡智』など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
江戸時代の中期に書かれた武士道書で、現代語訳で非常に読み易くなっています!
2020/03/17 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代の中頃、佐賀藩士であった山本常朝が語ったものを田代陣基が筆録したと言われている武士道書『葉隠』の現代語訳と注釈を付けて、分かり易く解説した一冊です。講談社学術文庫では、上・中・下と3巻から構成されており、同書はその上巻です。同書は、当時、主流であった山鹿素行などが提唱していた儒学的武士道を「上方風のつけあがりたる武士道」と真っ向から批判しており、忠義は山鹿素行が説くように「これは忠である」と分析できるようなものではなく、行動の中に忠義が含まれているべきで、行動しているときには「死ぐるい(無我夢中)」であるべきだと説いた書でもあります。江戸時代の武士道書をこの機会に読まれては如何でしょうか。