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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/09/12
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社学術文庫
  • サイズ:15cm/397p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-292466-5

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文庫

紙の本

地中海世界とローマ帝国 (講談社学術文庫 興亡の世界史)

著者 本村凌二 (著)

イタリアの一都市国家が、なぜ大帝国を築きえたのか。熱狂的な共和政ファシズム、宿敵カルタゴを破った「父祖の遺風」など興隆の秘密を解き明かし、多神教から一神教へと転換しながら...

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地中海世界とローマ帝国 (講談社学術文庫 興亡の世界史)

税込 1,496 13pt

興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

税込 1,485 13pt

興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

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商品説明

イタリアの一都市国家が、なぜ大帝国を築きえたのか。熱狂的な共和政ファシズム、宿敵カルタゴを破った「父祖の遺風」など興隆の秘密を解き明かし、多神教から一神教へと転換しながら古代を生き延びたローマ帝国の群像を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

人類の今後を占ううえで、「人類の経験のすべてがつまっている」といわれる古代ローマ史ほど、参考になるものはない。小さな都市国家を強大化に導いた、「共和政ファシズム」の熱狂的エネルギー。猛将・ハンニバルが率いるカルタゴとの死闘。カエサルとアウグストゥスに始まる帝政。地中海はもちろん、ブリテン島から中東にいたる「世界帝国」の現出。そして、ローマ帝国が終焉を迎えた時、古代文明はどのように変貌していたのか。


講談社創業100周年記企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評につき、第3期刊行スタート。
かつて、政治思想史家の丸山真男は「ローマ帝国の歴史には人類の経験のすべてがつまっている」と語ったという。21世紀の今も、人類の今後を占ううえで、古代ローマの興隆と衰退の歴史ほど参考になるものはないのである。
傲慢なエトルリア人の王を追放したイタリアの小さな都市国家ローマを強大化に導いた、元老院と民衆による「共和制」と、「ファシズム」を合体させた熱狂的エネルギー。猛将・ハンニバルが率いる最大のライバル・カルタゴとの死闘。カエサルとアウグストゥスに始まる帝政。地中海はもちろん、ブリテン島から中東にいたる「世界帝国」の現出。軍人皇帝が乱立する危機と不安の時代。そして、帝国の混乱と東西分裂…。本書では、多彩な人物とドラマに満ちた古代ローマの1000年史を、「古代の最終段階」に現れた世界帝国の興亡史ととらえ、アッシリアやアレクサンドロスに始まる「世界帝国の歴史」の中に位置づける。そして、ローマ帝国が終焉を迎えた時、古代文明はどのように変貌していたのか。
多神教世界から一神教世界への転換、新しい時代へ向かう人間の営み――たんに「衰退」「没落」と言い切れない「古代末期」という時代の可能性を見出しつつ、ローマ帝国史の現代人にとっての意味と、それを知る楽しみを考える。
原本:『興亡の世界史04 地中海世界とローマ帝国』講談社 2007年刊【商品解説】

目次

  • まえがき
  • 第一章 前一四六年の地中海世界
  • 第二章 世界帝国の原像を求めて
  • 第三章 イタリアの覇者ローマ S・P・Q・R
  • 第四章 ハンニバルに鍛えられた人々
  • 第五章 地中海の覇者
  • 第六章 帝政ローマの平和
  • 第七章 多神教世界帝国の出現
  • 第八章 混迷と不安の世紀
  • 第九章 一神教世界への大転換

著者紹介

本村凌二

略歴
1947年熊本県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。文学博士(西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授を経て,現在,東京大学名誉教授,早稲田大学国際教養学部特任教授。著書に『薄闇のローマ世界』『古代ポンペイの日常生活』『愛欲のローマ史』『ローマ帝国人物列伝』『教養としての「世界史」の読み方』『競馬の世界史』『裕次郎』ほか多数。

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

古代ローマにおける多彩な人々とそのドラマを生き生きと描いた歴史物語です!

2020/03/02 11:04

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、古代のローマの歴史についてその詳細を余すところなく解説した画期的な歴史書です。多くの歴史学者は、古代ローマ史は、人類のあらゆる経験と知見が詰まっていると表現しています。古代ローマはそれだけ多彩な人々とそのドラマに詰まった歴史をもっていたのでしょう。同書では、「第1章 前146年の地中海世界」、「第2章 世界帝国の原像を求めて」、「第3章 イタリアの覇者ローマ S・P・Q・R」、「第4章 ハンニバルに鍛えられた人々」、「第5章 地中海の覇者」、「第6章 帝政ローマの平和」、「第7章 多神教世界帝国の出現」、「第8章 混迷と不安の世紀」、「第9章 一神教世界への大転換」、「第10章 文明の変貌と帝国の終焉」という構成で、古代ローマの長きにわたる歴史を追っていきます!

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電子書籍

ローマ帝国の通史

2020/07/27 06:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

ローマ帝国の建国から滅亡(西ローマの方)までの通史がわかりやすくまとめられている。紙幅の問題で記述が薄い部分もあるがとても長い時代を扱っているので仕方がない

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紙の本

はじめてローマ史を学ぶ人に最適

2020/06/12 19:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワッフル - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代オリエントのアッシリア、アケメネス、アレクサンドロスなどの巨大帝国から始まり、古代ローマに入る。特にカミッルスなどにも頁が裂かれなかなか興味深かった。

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電子書籍

看板に・・・

2017/11/09 23:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:y - この投稿者のレビュー一覧を見る

ローマ史の要約でしかなく、ローマと地中海世界との関わり、という視点は殆ど感じられなかった。ローマ人の宗教観から、「ローマ精神、ローマ人気質」のようなものがもっと描けるのではないか。
語の選択、使い方にも疑問が多い。

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電子書籍

ローマ

2019/09/05 15:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ローマ帝国時代の話を聞くと、こんな昔なのにもかかわらず、こんなにも発展して政治的にも成熟していたのかと驚きます。

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