- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/09/23
- 出版社: メイツ出版
- サイズ:26cm/128p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7804-1882-8
紙の本
繕うワザを磨く金継ぎ上達レッスン (コツがわかる本)
著者 持永 かおり (監修)
伝統の漆技法で、大切な器をよみがえらせる−。金継ぎで使う道具と材料から、小さな欠け、ヒビ、割れ、難易度の高い破損の繕い方まで、金継ぎの基本と応用をカラー写真でわかりやすく...
繕うワザを磨く金継ぎ上達レッスン (コツがわかる本)
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商品説明
伝統の漆技法で、大切な器をよみがえらせる−。金継ぎで使う道具と材料から、小さな欠け、ヒビ、割れ、難易度の高い破損の繕い方まで、金継ぎの基本と応用をカラー写真でわかりやすく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
★ 伝統の漆技法をもとに、
大切な器を美しくよみがえらせる
★ 小さな欠けこそ丁寧に。
ポイントをわかりやすく解説
★ 基本と応用を1冊でマスター。
コツをつかんで自在にアレンジ
◆◇◆ 解説者からのメッセージ ◆◇◆
「漆」という素材に魅了され、
私は仕事をしています。
金継ぎとは「ただ割れた器を繕い、
金色に仕上げることではない」
と思っています。
割れてしまった器を愛おしむ気持ち、
器を割ってしまった人をいたわる思い、
その器にまつわる様々なエピソードが
漆で繕われた傷跡に刻まれていると思うと、
傷を知らないまっさらな状態よりも美しく見えます。
それこそが金継ぎの魅力なのだと思います。
古来より私たちの生活に溶け込んでいた漆は、
知れば知るほどその美しさと堅牢さと、
万能な素材であることに驚くことと思います。
その「漆で繕う」ということは、
時間のかかる作業でもありますので、
初めはその扱いに戸惑うこともあるでしょう。
しかし、スピードや手軽さが重視されるこの時代だからこそ、
季節や気温や湿度を感じながら、
ゆったりと器に向き合い、繕うことの
豊かさを実感できると思います。
そして、一度止まってしまった器と人との時間が、
自分の手によって再び動き出す喜びを
感じていただければ幸いです。
「モノ継ぎ」持永 かおり【商品解説】
著者紹介
持永 かおり
- 略歴
- 金継ぎ師。
多摩美術大学にて、ガラス工芸と陶芸を学ぶ。
卒業後、陶の作品を制作・発表しながら、
「いけばな草月流」本部造形陶芸コースの
助手として指導にあたる。
2008年頃より、修理のための漆の勉強を始める。
二十年来、数多くの美術品や花器、陶磁器を
修理修復してきたことを活かし、
2011年世田谷区の自宅にて美術品・器の
お直し「モノ継ぎ」を立ち上げる。
D&DEPARTMENTのデザインリサイクルの
趣旨に共感し、
2014年より同社のリサイクルネットワークに参加。
現在、年間300個を超す器を
国産漆で繕っている。
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